読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

出かけた時から帰り道

旅行記。一人旅だったりそうじゃなかったりバイク(VTR-F)だったり。

船と原付で行く伊豆大島【5終】裏砂漠の日の出・火山博物館・帰路

 

f:id:unyora-d:20170220230202j:plain

(4:24)
おはようございます。伊豆大島の朝です。
朝ですがまだ陽の出ない時間です。

f:id:unyora-d:20170220230217j:plain

(4:30)
ホテル前に停めていた原付を引っ張り出し、本気で人の気配が感じられない元町を抜けます。

 

今日は日曜なので東京に帰る日……いや、ここも東京都ではあるのですが東京地方に帰る日です。
船は昼過ぎに出るので、それまでの時間はまだまだ自由に過ごせます。昨日(土曜)はとりあえず島を一通り見て回ることにしていたのですが、この日の予定は事前に一切決めていませんでした。とりあえず一通り回ってから目ぼしいところへ再度向かうというつもりでした。
そして、昨日「裏砂漠」の異世界っぷりとスケールに舌を巻いた我々。行きついた思考は、
裏砂漠で日の出見たら凄いんじゃね?

 

f:id:unyora-d:20170220230239j:plain

(4:35)
結果、こうして街灯もまばらな都道を爆走しているのでありました。路面がきれいだから問題ないですが、レッツ4のヘッドランプは己の行く先を照らすにはあまりにも心もとないです。

 

およそ25㎞の道をノンストップ走行約1時間でクリアし、月と砂漠ラインの駐車場へ到達。直線距離ではホテルから5㎞くらいなのに……。

 

f:id:unyora-d:20170220230252j:plain

(5:32)

 

f:id:unyora-d:20170220230259j:plain

(5:48)
なるほど、よくわからん。

 

f:id:unyora-d:20170220230309j:plain

(6:08)
第2展望台にて日の出。昇ってくる方角に雲があったようで、水平線はぼんやりとしていました。

 

f:id:unyora-d:20170220230321j:plain

(6:18)
初のタイムラプス動画撮影に挑戦するアクションカメラさんと朝日。

 

f:id:unyora-d:20170220230329j:plain

(6:22)
ちなみに、めちゃくちゃ風が強くて寒いです。友人Iは膝くらいの高さの岩陰にかがみこんで風を凌いでいました。

 

f:id:unyora-d:20170220230339j:plain

(6:23)

 

f:id:unyora-d:20170220230351j:plain

(6:29)
そんな彼もカメラを向ければサタデーナイトフィーバーのポーズを決める。

 

f:id:unyora-d:20170220230405j:plain

(6:32)
そしてはしゃぐ2人。

 

f:id:unyora-d:20170220230417j:plain

(6:43)
寒さの限界につき撤退。

 

f:id:unyora-d:20170220230426j:plain

(6:47)
すごい景色ではあるのですが、コスト(寒さ)があまりにもでかい早朝のひとっ走りでした。

 

f:id:unyora-d:20170220230442j:plain

(6:50)

 

f:id:unyora-d:20170220230450j:plain

(6:54)
ただいまレッツ4。我々以外は当然のように誰もいない月と砂漠ライン駐車場です。これからまた1時間かけてホテルに戻ると思うとだるいですね!!!

 

f:id:unyora-d:20170220230459j:plain

(7:37)
眠気に耐えかねて、何の変哲もない道の途中で休憩を挟む人々。

 

f:id:unyora-d:20170220230510j:plain

(8:39)
ホテルに着いたら一旦仮眠を挟んで、朝食へ。
右上のただ白い何かは湯豆腐です。伊豆大島産の塩(豆腐用らしい)を振って食べます。ごくシンプルな味なのに非常に美味です。

 

f:id:unyora-d:20170220230520j:plain

(9:01)
そしてそして、朝食の前後あたりで友人Iが不調を訴える。朝食も進まず、風邪をひいた模様。
原因はどう考えても船→原付→早起きで体力を削られたところへの裏砂漠の寒さによるとどめでした。

 

f:id:unyora-d:20170220230533j:plain

(9:29)
とりあえず部屋は出ねばならんのでチェックアウトを済ませる。
復興支援に伴うキャンペーンの割引券に必要事項を記入し、精算時に一緒に出せば一人3000円引きです。(キャンペーン概要・手続き方法等は前章参照)

 

10時にチェックアウトは済ませたものの、友人Iの体調は芳しくなく観光どころではなさそう。とりあえずロビーに腰を据えます。

 

f:id:unyora-d:20170220230555j:plain

(10:55)
ホテルのお土産コーナーに並んでいた謎のヌード耳かき。

 

これからどうしようかと互いに言いつつロビーにしばらく座っていましたが、そのうち友人Iは爆睡を決めこんで一向に起きる気配なし。
やることもない。さすれば観光してしまえ。「起きたら教えてくれ」とLINEに書置きを残し、1人でホテルを出ました。

 

f:id:unyora-d:20170220230616j:plain

(11:05)
ホテル白岩」外観。

 

f:id:unyora-d:20170220230643j:plain

(11:27)

 

f:id:unyora-d:20170220230700j:plain
(11:28)

元町港にて。せっかくなのでターミナルの目の前にあるお店でくさやを焼いてもらおうかと思ったのですが、どのくらいの大きさなのか聞いてみたら一人で食べるにしては大きすぎるので断念。わざわざ冷凍されたくさやを見せてくれたお姉さんありがとう。

 

f:id:unyora-d:20170220230758j:plain

(11:33)
伊豆大島火山博物館。入場料500円。

伊豆大島火山博物館

この後旅行記編集のちょっと前にゴジラの像を建てる云々で話題になりましたが、その設置予定地であった場所です。
撮影禁止だったので記録はありませんが、中身は金額相応にはガチ感のある展示で面白いです。ただしシミュレータカプセルなる展示は故障しており、代わりに薄型テレビが置いてあるだけで恐らく直す気がありません。

 

f:id:unyora-d:20170220230909j:plain

(11:57)
そういや島には来ているものの海岸には近づいてなかったなーと思い、弘法浜海水浴場へ。

 

f:id:unyora-d:20170220230923j:plain

(12:01)
すぐ脇からは岩場。しかもこの溢れんばかりの溶岩感。

 

f:id:unyora-d:20170220230954j:plain

(12:01)
砂浜の砂も今まで見たことないレベルで色が黒く、裏砂漠で見た色がそのまま細かくなっているだけのような感じ。

 

f:id:unyora-d:20170220231004j:plain

(12:02)
異国からの漂流物。

 

ホテルの送迎バスの時間まではまだ余裕がありそうなので、昨日行った御神火スカイラインを再び走りに行きます。

 

f:id:unyora-d:20170220231017j:plain

(12:05)

 

f:id:unyora-d:20170220231049j:plain

(12:09)

 

f:id:unyora-d:20170220231058j:plain

(12:12)
平成25年に土砂災害があったことは前章で述べた通りですが、まさにその大きな被害を受けたのがこの御神火スカイラインの走る一帯だったようです。あたりには地滑りの跡が残り、道路や雨水路の整備や斜面の改良工事が大々的に行われています。御神火スカイラインは舗装が敷き直された部分が多く走りやすいですが、その新しさがかえって痛々しい。
実はホテルのロビーにも、明らかに最近見直されたばかりの災害ロードマップが掲示されていたり、被災した家から預かっているピアノが置いてあったりしました。

 

f:id:unyora-d:20170220231108j:plain

(12:19)
この後は、ひたすら山道を爆走して原付の非力さゆえの味わい深さを堪能しまくりました。

 

f:id:unyora-d:20170220231117j:plain

(13:46)
相変わらずロビーで寝続けていた(いやそれでいいんだ君はこの後船に乗る体力を温存しろ)友人Iから鍵を預かり、2台分の給油と返却を済ませます。
行きに引き続き帰りも港は岡田港。ホテルの送迎バスの出発時刻14時ギリギリに返却を済ませ、戻った足でそのままバスへ乗り込みました。

 

f:id:unyora-d:20170220231136j:plain

(14:12)
バスは10分ほどで港に到着。

 

f:id:unyora-d:20170220231152j:plain

(14:14)
高速船もありますが、僕らは帰りも大型客船です。

 

f:id:unyora-d:20170220231209j:plain

(14:14)

 

f:id:unyora-d:20170221225326j:plain

(14:15)
行きは特1等船室という個室での乗船でしたが、帰りは昼行便だしそこまで奮発する必要ないよねということで特2等をチョイスしていました。

 

f:id:unyora-d:20170221225401j:plain

(14:17)
いわゆるツーリストタイプの寝床だけ独立しているタイプです。病人がいる手前、雑魚寝部屋やリクライニング席とかまでランクを落としていなくてよかった……。
各ベッドにコンセント有。毛布も1枚だけ付いていますが、枕はやや硬めのブロック状なクッションなので、僕は使わずに横になりました。ちなみに乗客の入りは少なくガラガラ。6~7つのベッドあたりに1人しかいない程度にはまばらでした。

 

f:id:unyora-d:20170221225412j:plain

(14:26)
出港5分前になると
『ジョアアアアアアアアアアアアン……ジョアアアアアアアアアアアアアン……』
っていう銅鑼のような鐘の音を放送するのは何の名残なんだろうか……。

 

f:id:unyora-d:20170221225427j:plain

(14:33)
さらば伊豆大島。マリンスポーツも花も特にない時期だったけれど、楽しかったです。

 

f:id:unyora-d:20170221225438j:plain

(14:36)

 

f:id:unyora-d:20170221225456j:plain

(14:37)

 

f:id:unyora-d:20170402235305j:plain

(14:40)
ちなみに、乗船時にもぎられた後の半券は下船時に回収されるのでちゃんと手元に持っておきましょう。

 

f:id:unyora-d:20170221225519j:plain

(14:49)

 

f:id:unyora-d:20170221225529j:plain

(14:50)

 

f:id:unyora-d:20170221225551j:plain

(15:10)
ところでお昼を食べていない。病人は乗船後すぐに再び寝たので、一人でレストランへ。

 

f:id:unyora-d:20170221225602j:plain

(14:59)
15時直前に食券を買って食べていたら、15時からうどんそば類のタイムサービスが始まって悔しい。あと数分待っていれば何十円か安かった模様です。

 

f:id:unyora-d:20170221225611j:plain

(15:12)

 

f:id:unyora-d:20170221225624j:plain

(16:41)

 

f:id:unyora-d:20170221225635j:plain

(16:43)

 

f:id:unyora-d:20170221225643j:plain

(16:53)
なんだかんだ疲れていたので、僕も基本ずっと寝ていました。
竹芝への到着は20時で、明日からはまたお仕事なので今のうちに英気を養っておくのです。

 

f:id:unyora-d:20170221225658j:plain

(18:13)
横浜へ寄港。
ここで驚いたのが、横浜からの乗客がわりと結構いること。なるほど、東京方面へクルーズがてら帰れると考えれば、移動手段としてアリなのかもしれない。

 

f:id:unyora-d:20170221225709j:plain

(19:57)
竹芝ターミナルに帰着。

 

f:id:unyora-d:20170221225716j:plain

(19:56)

チケット売り場の近くに各諸島のお土産を売っているので、そこへ立ち寄って土産を買い足しました。

 

f:id:unyora-d:20170221225733j:plain

ちなみに今回買った土産は以下。

 

【現地購入】
椿油 →美容用。食用も売っています
牛乳煎餅 →かつて大島でも酪農が行われていたらしい。素朴な味で飽きが来なくボリボリ食べられます。

 

【竹芝で購入】
くさや →現地で食べられなかったので。新島産だったけど。そしてまだ食べていない。
明日葉茶 →ごめんなさい僕には無理な味です。どう頑張ってもちょっとハーブっぽい草の汁としか思えなかった……。

 

f:id:unyora-d:20170221225753j:plain

(20:04)
そんなこんなで、我々のよく知る東京に戻って来てしまいました。これだけの非日常を味わいながらも東京都を一歩も出ていないっていうその響きがとても素敵。

 

ちなみに風邪でダウンした友人Iですが。
午前はホテルのロビー、午後は船で寝まくっていた結果、朝よりはだいぶ快復していました。が、その1ヶ月にわたって変な咳が出続けたそうです。それでも彼はこれに懲りず、むしろ体力のなさ故のダウンが悔しかったようで「またどっか行こう」と言っています。もっとつらい行先とスケジュールを考えなければならないようです。

 

伊豆大島の道路環境は、原付初心者に非常に良い気がします。……とはいえ現地のレンタル店はどこもバイク未経験者へのレンタルはお断りなようなので、デビューをあの場所で飾ることは実質厳しいのですが。
ともあれ、土地のサイズ感やどこにでもぱっと停められる具合としては、原付でトロトロ走るにもってこいの土地です。もし大排気量で乗り入れられたとしても持て余すだけかと思われます。
また、東京から出ている長距離定期航路は東京島嶼部の他には徳島・新門司方面だけ。そんな中で伊豆大島は首都圏在住の人にとって格好の船旅先とも言えるでしょう。……あ、今回は一切触れていませんが伊豆大島はじめ島嶼部へは飛行機でも行けます。
都民の大半が知らない東京がきっとそこにある。皆様も伊豆大島へぜひどうぞ。

 

以上、最後までありがとうございました。

 

旅行期間 2016.11.4~2016.11.6
旅行記完成 2017.2.17

 

船と原付で行く伊豆大島【1】竹芝・東海汽船・さるびあ丸

船と原付で行く伊豆大島【2】大島上陸・原付始動

船と原付で行く伊豆大島【3】裏砂漠・筆島・地層大切断面

船と原付で行く伊豆大島【4】三原山登山道路・御神火スカイライン・椿フォンデュ