丸2日間かけて伊豆大島をぐるぐるしてきた我々ですが、上陸3日目にして最終日。
昼過ぎの出航まで、まだまだ遊びます。
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【11/1】竹芝客船ターミナル~横浜大さん橋~さるびあ丸
【11/2】岡田港~御神火温泉~三原山~裏砂漠
【11/3】大島公園~ぱれ・らめーる~火山博物館
◆【11/4】砂の浜~ぶらっとハウス~椿花ガーデン~岡田港~さるびあ丸~竹芝客船ターミナル
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椿花ガーデン
(12:28)※帰りに撮影
続いて寄ったのはこちらの施設。初めに言っておきますが、かなりおすすめです。駐車場は道を挟んで入口の向かいにあります。
当初はリス村として開業したようですが、現在では様々なレクリエーションが楽しめる施設になっています。間口が狭めなわりに入園料は830円と伊豆諸島にしては比較的お高めな価格設定。しかし、中の敷地は広く相応に楽しめる場所です。
(11:19)
まずはゴーカート。僕はこれがやりたくて椿花ガーデンを3人に推しました。入園料とは別に500円が必要ですが、コースは700mと長いし利用者も多くなくて順番待ちゼロなのでのびのびと走って遊べます。多摩テック(かつて存在したモータースポーツの遊園地)を思い出させるガチめなエンジンで、バイク乗り&ついさっきまでレンタカーを運転していた僕でも非常に楽しめました。
(11:22)
2人乗りのゴーカートですが1人ずつ運転させてもらいました。
(11:26)
チェッカーフラッグを振る(真似をする)友人I。
ちなみに椿花ガーデンでは入場料にプラス500円でゴーカート(700m)も遊べます。BGMはカメラにデフォルトで入っていたやつです。 pic.twitter.com/6U28g2nSxE
— 奇行太朗 (@kiko_taro) November 4, 2019
(11:27)
続いては芝生広場。なんだこの開放感は。
一面の芝生は斜面になっているので見通しが非常に良く、伊豆半島はもちろんですが条件次第では富士山も見えるそう。
(11:30)
(11:32)
(11:34)
島旅レギュラーの友人I、ここのところ僕より跳ぶの上手くなっている気がするんです。ポーズもどうかしてる(誉め言葉)
(11:35)
合わせ技。
(11:38)
(11:38)
寝たと思えば落ち着きがないのは僕です。
(11:44)
(11:43)
広場の背後の丘の上には展望台もあります。
(11:43)
展望台の上からなら芝生広場も含めた広範囲を見渡せ、さらに手の込んだネタ写真……もとい素敵な風景を目にすることができるでしょう。
(11:48)
そして思わぬ刺客、「うさぎの森」。完全にノーマークだったのですがこれがとんでもなく優良コンテンツ。
ゲートの向こうではうさぎが広いスペースに放し飼いされており、その一部に侵入してうさぎとのゼロ距離のふれあいを楽しめるのです。追加料金なしで入れますが、うさぎのエサ(というか動物用のおやつ的なフード)を1皿100円で購入できます。
(11:58)
えさを持って入ると、こうなります。ズボン越しに爪がくすぐったいです。そして逃げ場がない。
(11:57)
持っていなくても、ある程度こうなります。
(11:57)
(11:58)
(12:02)
(12:02)
(12:03)
面白すぎてエサは2皿買ってしまいました。
(12:04)
セーフゾーンにいてもなおウサギたちのアピールは止まない。
(12:04)
(12:05)
(12:06)
一方で穏健派もいました。
(11:45)
ここまで全力で遊び回ってきましたが、施設名にもあるように椿園もあります。中には早咲きの椿もあり、11月にもかかわらず花を見ることができました。
(12:20)
椿花ガーデンの入口横では牛乳せんべいも売っています。
(12:21)
ここの牛乳せんべいはすぐ裏の工場で焼いているので、ちょうど焼いている時間には1枚単位(50円)で真の焼きたてを買って食べさせて貰うことができます。
(12:15)
(12:16)
工場はガラス張りになっているので製造工程を見ることができます。
牛乳せんべいって普通はパリパリというかバリバリと食べるものだと思いますが、焼きたてで20秒も経っていないようなアツアツの牛乳せんべいは柔らかいんです。それが一口二口と食べているうちに表面からパリパリになり始めて、この過渡期の熱さになるとこの厚みのくせに外はパリパリ中ふわふわという奇跡のような食べ物に仕上がります。
これがもう奇跡的に美味い。お試し程度のつもりで1枚いただいたのに、思わずもう一枚お願いしたくらいには美味い。ちなみに、椿花ガーデンのゲート外にあるので入園しなくても買うことはできます。
(12:23)
牛乳せんべいを食べに行く前に、たまたま椿花ガーデンの職員さんと会話したのですが、「民間の施設だから観光協会の地図等で大々的に紹介してもらうことが難しい」と嘆いていました。そして「是非ネットで宣伝してほしい」とも。実際に足を運んでみて実に楽しい場所だったので、こうして紹介させてもらいます。おすすめです、椿花ガーデン。
泉津の切通し
(12:50)
レンタカーの返却時間まで少し時間があるので、もう一ヶ所寄りましょう。泉津の切通しは岡田港の東、名前の通り泉津という集落に位置します。現在の一周道路からは一本山側に外れた道沿いにありますが、恐らくこちらが旧道でしょう。各種ガイドマップや現地の看板は若干いやだいぶ分かりにくいので、真っ先にGoogleマップなどを見た方が良いかも知れません。
(12:50)
(12:50)
道の脇に突如現れる切通し。
(12:51)
(12:52)
切通しの階段を登った先もちょっとばかり歩いてみましたが、この後はただの山道だったので早々に引き返しました(奥は私有地という話もあるので進みすぎ注意)。
(12:54)
逆方向から道路側を見たところ。
岡田港
そうこうしているうちにレンタカー返却のお時間。3人を先に岡田港へ降ろして、単身で店舗まで運転しました。
(13:17)
港までの送迎車の出発を待つ間、借りていた車が着々と掃除されていく様を眺めていました。
(13:33)
送迎車を運転するスタッフから「今日はヒロミが大島に来ているらしい」という話を聞いたりしつつ、岡田港へ戻りました。
(13:38)
港の待合所で友人らと合流。わりと最近完成した新ターミナル内には土産屋や食事処もあります。昼食はここで済ませようとしていたのですが、食事処は混んでいたので断念。道を挟んですぐ向かいのごはん屋さんへ駆け込みました。
浜のかあちゃんめし
(13:53)
(13:53)
僕が注文したのは「ウツボ丼定食」という未知の領域。山椒をかけていただきます。正直若干のゲテモノ感を想定していましたが、特にそんな事はなく味は普通に美味しかったです。油感少なめのウナギに近いかもしれない。
(13:58)
なおこちらが店でもスタンダードな「べっこう丼」。
さるびあ丸
(14:16)
(14:17)
島内での全行程を終了し、いよいよ帰りのさるびあ丸に乗船です。なんだこの猫(「あんこ猫」というらしい)。
【伊豆大島】あんこ猫 | 伊豆諸島ツアー・伊豆七島ツアー | トラベルロード
(14:18)
(14:19)
(14:19)
前方で行われるコンテナの積み下ろし。旅客の乗降が終わってもすぐに離岸せず、コンテナ作業を待つこともあります。
(14:24)
乗船後に外部甲板に出ると、高速ジェット船の「セブンアイランド愛」が「セブンアイランド大漁」と入れ替わりで入港してきました。
(14:32)
我々を乗せたさるびあ丸は、ほぼ定刻で大島岡田港を出港。
(14:52)
(14:58)
離れていく島影を船尾から見届けました。
(15:04)
出港から約30分後、先ほど遭遇したセブンアイランド愛に追い抜かれました。彼らの売りは抜群のスピードですが、乗客は到着まで基本座席に座りっぱなしで、あまり船旅を楽しむという感じではないところがデメリットです。
(14:20)
一方の我々がチョイスしたのはさるびあ丸の特一等室。2段の寝台×2の4人部屋です。往路は予約時既に満席だったものの、帰りは確保できました。椅子やソファ、窓も部屋に付いているので、グループでわいわいしながら時間を過ごすにはもってこいです。我々もしばらくテーブルで菓子をつまんだり一部は酒を飲んだりしていましたが、中盤以降はほぼ寝ていました。
竹芝客船ターミナル
(19:06)
その後特に写真を撮ることもなく、19時過ぎに竹芝フェリーターミナルへ到着。
(19:13)
その後、浜松町駅へ戻る途中でビルの中のラーメン屋に入って今回の旅は終了です。
スケジュールまとめ
11/1(金)
23:00 横浜大さん橋
23:50 さるびあ丸出航
11/2(土)
06:00 岡田港
06:50 御神火温泉
08:40 野田浜
09:50 三原山頂口
10:40 お鉢巡り
12:10 下山開始、昼食
13:10 三原山頂口
13:45 裏砂漠
15:47 地層断面
16:20 ホテル奥源、夕食
20:15 御神火温泉
11/3(日)
08:50 椿資料館
09:15 大島公園動物園
11:10 パンク発覚
12:45 パンク修理完了、昼食
14:30 貝の博物館 ぱれ・らめーる
16:00 火山博物館
17:10 ホテル奥源
20:00 御神火温泉
11/4(月)
08:20 砂の浜
09:45 ぶらっとハウス
11:00 椿花ガーデン
12:45 泉津の切通し
13:30 岡田港
14:30 さるびあ丸出航
19:00 竹芝客船ターミナル
そんな感じで、伊豆大島4人旅でした。
今回は自分史上最大の催行人数の島旅でした。これまでは単身または2人での突撃がほとんどですが、おおむね既知の場所へ友人らと出向き(あわよくば全員島旅好きになってしまえと画策し)ました。なんか若干修学旅行的な雰囲気もあって楽しかったです。大島は諸島の中でも比較的行きやすい場所。それでも首都圏の日常生活ではお目にかかれない景色を見ることができます。皆さんも是非足を運んでみてください。
以上、最後までありがとうございました。
旅行期間 2019.11.1~2019.11.4
旅行記完成 2020.3.15