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出かけた時から帰り道

旅行記。一人旅だったりそうじゃなかったりバイク(VTR-F)だったり。

船と原付で行く伊豆大島【1】竹芝・東海汽船・さるびあ丸

ツーリング 船と原付で行く伊豆大島

 

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2016年11月4日。

 

普段の旅立ちは休日の朝であることがほとんどですが、今日に限っては金曜の夜。
そそくさと退勤すると、まっすぐに帰宅し、着替えと荷造りを完成させて、歩いて再び最寄駅へ。降車客で混み合う下り線のホームを横目に、上り電車へと乗り込みます。

 

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(20:49)

山手線からは、今回の旅の同志と合流。
今回は愛車でなければ一人旅でもないのです。友人I、彼もまた仕事帰りですが、終業時刻と住処の都合により勤務先からそのまま合流となりました。難儀である……。

 

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(21:29)
浜松町にて下車。目的地へ向かう途中、振り返ると東京タワーが。

 

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(21:36)
浜松町という部分でお気付きの方もいるかもしれませんが、最初の目的地は竹芝客船ターミナル夜行便の船に乗り込み、朝になった頃にはあら不思議、伊豆大島に到着という算段です。


予約自体はネットで済ませていたので、プリントアウトした予約表を手に窓口へ行きチケットを発行。
乗船時刻が迫っていたものの、諸々の買い出しをしていなかったので近くのコンビニへ。夕食と翌朝食を買い込み、乗船口へ急ぎます。

 

ちなみに乗船券には、乗客把握のために住所氏名等を書き込む欄があります。これを書かずに乗船口へ向かうとチケットもぎりの手前で慌ただしく書かされることになる(なっている人を見た)ので、発券後受け取ったらすぐに記入しましょう。

 

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(21:50)
ターミナルのろくな写真を残していないあたりに乗船時刻への焦りを感じる。出港まであと10分。

 

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(21:51)

乗船口から船までが意外と距離がある。

 

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(21:52)
飛行機のような通路を通って乗船です。

まずは部屋に荷物を置いて乗船の様子を甲板へ見に行きましょう。

 

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(21:56)
ちなみに友人Iは仕事帰りでそのまま来ているので、この時服装は上下スーツ+革靴のままです。場に対して浮き方が異常でした。

 

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(21:57)

 

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(22:03)
出港の合図か知りませんが陣太鼓みたいな音がどんどこどこどこ船内放送で流れてきた。
そしてゆっくりと船から岸が離れていく。

 

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(22:05)
本日乗船したのは東海汽船の「さるびあ丸」。

www.tokaikisen.co.jp

22時に東京を発ち、翌朝には大島から伊豆諸島をじゅんぐりに回っていきます。1日1往復で、日中は上り便として東京へ向かいます。
ちなみにこの船は自動車やバイクを乗り入れて運搬する機能を持たないので、厳密にはフェリーではありません

 

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(22:06)
黄色い船は「橘丸」。こちらよりも30分遅れで東京を出発し、八丈島などへ向かう船です。

 

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(22:13)
レインボーブリッジを通過せよ。
さるびあ丸が橋をくぐる時、多くの人が船首方向に集まって眺めているのですが、個人的には遠のいていく橋が見られるし圧倒的に人の少ない船尾側でシャッターチャンスを待つのがお薦めです。

 

やや肌寒いですが、まだまだ景色を楽しめるので頑張ってデッキに立ちます。
ちなみにこの時の服装ですが、ヒートテック+シャツ+春秋用ライダージャケットです。加えて荷物内にはパーカーを1枚忍ばせています。

 

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(22:20)
大井ふ頭を望みつつ。
そろそろ見るところも無くなるので一度部屋へ戻りましょう。

さるびあ丸の船室は特等特1等1等特2等2等和室2等椅子の5種類。

www.tokaikisen.co.jp


その中で今晩の我々がチョイスしているのは特1等室です。最大4人収容の2段ベッドに、テレビやテーブルやソファが付いている個室です。
すまない、贅沢なのは承知だが仕事終わりにはプライベート空間でゆっくりさせて貰いたかったんだ……。

 

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(22:26)

 

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(22:26)
写真には写っていませんが、出入り口のドアのそばにはクローゼットと洗面台まで。
正直ここまで必要なのかという豪華さ(フェリー基準)ですが、朝の身支度が誰にも邪魔されないので非常にストレスフリーです。
ただしコンセントはテレビ横と洗面台にしかないので、電子機器類を多く持ち込む人はタコ足必須かと思われます。

 

ということで、特1等は価格相応に居心地良く過ごせました。これ以下の部屋もそれはそれで旅情が出ますが、ちらっと覗いたところでは2等椅子席だけはちょっと耐えられそうにない空間でした……空気の篭った空間は多少の寒い暑いよりも苦手なのです……。
ちなみに帰路では特2等に乗船しましたので乞うご期待。

 

この手の客船は当然ながら船室の等級が高い方が建物上も上部に位置するので、階段を降りて薄暗くなった先の2等ゾーンへ向かう時なんかは映画『タイタニック』を思い出してしまうんですよね。沈没寸前なのに階段にゲートかぶせられて逃げられない人たち……いや、このご時世そんなことは無いと思いつつもつい。

 

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(22:44)
特1等にはテレビも付いていて、館内放送でアナウンスされたチャンネルに合わせると航行状況が表示されます。ものすっごい古めかしい画面表示です。

 

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(23:12)
今回のお伴の阿波踊りキャップ。

 

23時を回ってようやく夕食。出航前のコンビニで買った食料をもそもそと咀嚼。
ちなみに部屋には小型の湯沸かし器が付いています。個室でない客室だとしても共有スペースにお湯の出る蛇口があるので、カップ麺持ち込みは問題なさそうです。この時間に食べる味噌ラーメンおいしいです。

夕飯を済ませたところでちょうど、1ヶ所目の寄港地に到着。

 

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(23:36)
横浜
金曜と土曜のみ寄るようです。ここからもそこそこの人数が乗船します。

 

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(23:35)
横浜といえばの建物たちを一気に視界に収めることができるアングル、それは海上。

 

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(23:53)
当然ながらベイブリッジの下を通って横浜入りするし、ベイブリッジの下を通って横浜を発ちます。

横浜を離れたら今度こそ見るべきものはもう何もありません。時間も時間だし船の上なのもあってそこそこ寒い。船室に退却です。

 

ちなみに個室のドアにはカギが割り当てられていて、乗船後にカウンターで受け取りが可能です。が、横浜に寄港する場合は横浜で乗客が確定するまで(=横浜を出るまでは、定員割れしている個室は相部屋になる可能性が残っている)カギを受け取れません。
……なんだかんだでカギは借りずに最後までノーガードで出歩いていました。どのみち、盗られて本当に困るものは常に身につけましょう。

 

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(23:56)
部屋へ退却前に夜食の調達です。

 

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(0:02)
1等以上の乗客だけが利用できるフロアにある喫煙所とビール自販機。もちろん誰でも利用できる場所にも喫煙所とビール自販機はあります。
友人Iは酒飲みたそうな雰囲気を醸しつつ、まったく応じない僕に「帰りの船では飲むからな!」と声高らかに宣言。
そんなはずがまさか、あんなことになるとは誰も予想だにしなかったのである……。

 

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(0:05)
ニチレイの自販機では、一般的なイメージとは最も乖離していそうなたこ焼きをあえてチョイス。案の定乖離していた。ぱっと見なにも掛かっていませんが、半球状のたこ焼きとトレーの接触面にソースがあります。
友人Iの方はフライドポテトとかそんな感じのものを購入していたと記憶しています。まあ普通でした。

 

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(21:54)
そういえば船室のテーブルにこんな本が置いてあったんですが誰が読むんだろうこれ……。
船は当然ながら揺れているので、僕が活字を読むのは5分が限界と思われます。

テレビを観ながらたこ焼きをつつき、間もなく眠くなったところで2人とも就寝。


……明日は早いです。