出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。

御蔵島旅行記【4終】美々庵、タンテイロの森、東京愛らんどシャトル(ヘリコプター)

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御蔵島2日目にしてようやく本格的な観光(ハイキングツアー)をすることができました。しかし今日が御蔵島最終日でもあります。夕方前には島を離れますが、ギリギリまで楽しみましょう。

美々庵

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(11:58)

その前にお昼ごはんです。お店の名前、漢字だけ見た時は「ビビアン」かと思いましたが、「みんみんあん」が正解です。

お弁当の受け取りには朝までに電話予約が必須だったので、朝のツアーが始まるタイミングで電話を入れて予約しておきました。

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(12:09)

一番目玉の日替わりメニュー「美々庵弁当」を宿のロビーでいただきます。部屋は朝一でチェックアウト済みですが、荷物なんかもロビーに置かせて貰っています。

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(10:15)※前日に撮影

ボリュームもあって大変満足なお弁当でしたが、こちらの美々庵さんはなんと2020年12月で引退なさるそうです。我々が訪れたのはラスト2週間に差し掛かろうというタイミングでした。

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(12:40)

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(12:41)

ちょうど昼食を食べ終えたタイミングで、東海汽船(橘丸)の東京行き上り便が島を離れていくところを見つけました。我々の帰りの手段は空路なので、まだ少し島を見て回る時間があります。

 

タンテイロコース・巨樹の森

 御蔵島のハイキングコースはほぼすべてがガイド同行必須ですが、ひとつだけガイド同行なしで入れるコースがあります。

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(12:58)

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(12:58)

それがタンテイロコース。村役場の前から都道沿いに東へ50m進んだ右手に入口があります。

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(13:01)

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(13:03)

畑の横を抜ける階段(オフロード)が続いたと思えば、突然足場の悪い山道に差し掛かります。

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(13:05)

中盤からは斜度も比較的落ち着きます。すっかり森の中。

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(13:04)

コースから森の中を見回すと、大胆な枝ぶりのスダジイがちらほら見つかります。なるほどこれが巨樹の森か。

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(13:07)

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(13:10)

着きました。タンテイロの森。ところでタンテイロってなんだろう。

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(13:17)

ここにも巨樹がちらほら。どこまでがルートなのかよく分からずあたりを見て回りましたが、タンテイロの森の看板から数十mのところで道らしい道が消滅していたので、潔く引き返しました。

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(13:35)

長さは往復で1時間もかからないコースですが、自分たちだけ・自分たちのペースで歩ける御蔵島唯一の山道。ルールを守ってありがたく利用しましょう。

 

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(13:48)

集落まで戻ってきたら少し時間があったので、農協・漁協の前あたりで集落を見下ろしながらぼーっと過ごしました。

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(13:58)

農協・漁協の売店では御蔵島産のお土産が買えます、が、土日祝は営業していないので今回は入ることができませんでした。開いていれば御蔵産のツゲを使った印鑑をオーダーしたかった……。

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(14:04)

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(14:05)

そんな感じで最後に集落をふらっと回ったところで、そろそろ帰りのお時間です。

 

御蔵島ヘリポート

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(14:34)

宿のロビーに置いておいた荷物を回収し、役場の向かいにあるヘリポートにやって来ました。

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(14:35)

建物内のカウンターで受付を済ませ、搭乗待機。

ヘリに持ち込む荷物は5kg以内。それを超えると1kg単位で超過料金を支払う必要があります。このため極力荷物は厳選していたのですが、僕は2kg超過しました。

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(15:28)

やってきました、あれが僕らの乗るヘリです。

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(15:29)

ヘリの側面に対して垂直方向に歩いてアプローチするように案内されます。ヘリのローターは回転したままですが、こうするとあまり風を感じません。

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(15:36)

御蔵島から八丈島まで、30分弱の空の旅です。人生2度目のヘリコプター。1度目も同じ東京愛らんどシャトルなんですけどね。というかそもそもこれが日本唯一のヘリコミューター路線です。

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(15:31)

ヘリコプターって怖そう(と言われることが多い)ですが、想像以上に安定しています。離陸時にはふわっと持ち上がっていく感じで、不安になるような揺れはありません。そのまま滑らかに加速し巡行します。友人Iは初ヘリコプターにも中盤から爆睡していました。

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(15:48)

ただ、高さはそこそこの低さで飛ぶので、海の上を進む漁船がわりと生々しい距離感で見えます。

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(15:52)

八丈島が近づいてくる頃、さらに向こうにある青ヶ島のシルエットが見えました。

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(15:52)

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(15:53)

八丈島です。円錐形の綺麗な山は八丈富士です。御蔵島の御山と合わせて、今日だけで伊豆諸島の高い山ツートップを見たことになります。

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(15:54)

八丈富士と三原山の間の平地に横たわる八丈空港に着陸です。

 

八丈島空港

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(15:58)

こうして御蔵島を無事脱出

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(16:02)

ようこそ八丈島へ。滞在時間は約90分、空港からは一歩も出ません

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(16:26)

八丈島らしいカメの剥製。12月だからかトナカイの角をつけさせられています。浦島太郎なりサンタクロースなり、誰かしらを運ぶ運命からは逃れられないらしい。

八丈島からはANAで帰ります。行きは海だけ、帰りは空だけ。

 

羽田空港

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(18:24)

約1時間のフライトを経て、本土へ着陸。明日からも無事出社ができそうなサラリーマンの鑑です。

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(18:47)

島旅の終わりは大半が港なのに、山登りの土で汚れた靴で空港にいるとなんだか不思議な気持ち。

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(19:08)

空港で夕食を済ませてから帰路に就きましたとさ。

 

ということで、オフシーズンの御蔵島でした。

2016年11月にはじめて伊豆大島へ上陸し原付旅を敢行してから4年。今回の御蔵島にて、伊豆諸島の有人島9島すべてに上陸を果たしました。ちなみに、小笠原諸島大東諸島にも行っているので、民間人が到達可能な日本の島という点ではフィリピン海プレートを制覇した形になります。

島旅を始めた頃には「いつかできたらいいな」と思っていた事がついに叶いました。島を旅するその日だけでなく、仕事の日々の合間に下調べをして、計画を練って、予定を押さえて、行ってみて、楽しんで、新しいことを知り、帰って旅行記を書くという繰り返しのがとても充実していて幸せでした。これらの記録を見てくださった方が少しでも島旅に興味を持ち、あわよくば実際に足を運ぶきっ周目かけや足がかりになれば幸いです。半分くらいは既に複数回訪れている状態ですが、2周目にも挑戦してみたいところ。

 以上、最後までありがとうございました。

 

旅行期間 2020.12.4~2020.12.6
旅行記完成 2021.5.22