出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

船と原付で行く八丈島2019【3】登龍峠展望台、唐滝・硫黄沼、護神山公園

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おはようございます八丈島3日目です。終日使えるのは今日が最後、ゆるゆる回っていきましょう。

 

登龍峠展望台(3/5回目)

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(8:42)

ということで、通りがかるたびについ立ち止まって見たくなる八丈島の展望台(個人的)ナンバーワンの登龍峠展望台から。眺めが良いだけでなく駐車場と展望台とトイレがすぐ道路脇にあって停めやすいというのもあります。

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(8:51)

……おや?

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橘丸が底土港に入港してきました。峠に着いてから「あれ、もうすぐ来るんじゃね?」と気付いたのでしばらく待っていました。

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じわじわとターンを決める橘丸。

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接岸した橘丸。こうして見るとダイヤに滅茶苦茶ぴったりです。

 

名古の展望台(2/2回目)

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(9:24)

登龍峠が良い感じだったので名古にも寄ってみましたが、なんだかガスっていますね……。

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(9:25)

碑に嵌まり込んだカタツムリを発見。

 

唐滝・硫黄沼コース(遊歩道)

八丈島の観光ガイドなどで取り上げられることの多い散策路や登山道は「八丈富士」「三原山」「ポットホール散策路」そして「唐滝・硫黄沼コース」あたりです。うち2つはすでに踏破しており三原山はもう幾分本格的なので、もうひとつの「唐滝・硫黄沼コース」を攻略することにしました。

カタログ | 八丈島観光協会

緑豊かな神秘の森で癒しの沢歩き | 八丈島観光協会

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(9:51)

一周道路から硫黄沼への標示に従って進むと、舗装路の終わりごろに駐車スペースが現れます。ここからは徒歩です。しばらくは砂利道ですが、途中から石段的な道になります。

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(10:15)

ワイルド石段を上る途中、硫黄沼に逸れる道があります。分岐後はそんなに長くないので行ってみましょう。

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(10:17)

硫黄分が含まれているために日によって色が違うという硫黄沼ですが、ただの沼でした、はい。

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(10:29)

唐滝への道に復帰し、沢を渡ったり、

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(10:30)

そこそこのギャップを不安定な階段でクリアしたり、

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砂防ダムの堰堤の上を歩かされたりと、コースの難度の割にはかなり変化に富んだ散策路を歩きました。

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歩き始めて40分程度で唐滝に到着観光協会のマップでは1時間弱の記載なので、やや早めのペースになります。

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(10:36)

落差36mの滝は見ごたえがあるものの、水量が少なめなので写真は結構難しいです。そして、風向きによっては頭上に水が降りかかってきます。写真を撮ってしばらくぼーっとしたら、来た道を戻りました。

 

宇喜多秀家の墓・居宅跡

宇喜多秀家関ヶ原の戦いで西軍として出陣したのち、改易(所領の没収)のうえ八丈島に流されました。それから84歳で死去するまでをこの八丈島で過ごしたそうですが、居宅跡と墓が大賀郷集落に残っています。

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(11:49)

岡山城の石。秀家が築城を手掛けたつながりで、修復作業時に出た石垣の石の寄贈を受けたんだとか。

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(11:49)

八丈に配流の後、手ずから植えたというソテツ。

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住居跡。

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そしてお墓。これらは民家の脇を抜けた先にあるので気分的にやや入りづらいですが、入っていい場所です。そして諸々がとても綺麗に保たれているので、今も八丈島に住むという子孫の方がきっと丁重に管理されているのでしょう。

 

八丈島歴史民俗資料館

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(12:02)

東京都八丈支庁と同じ建物にあります。

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(12:17)

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(12:29)

入館料は100円。展示スペースも中くらいの部屋1つ分と広い訳ではないので、天気が悪く時間を持て余した時などに行くといいかもしれません。

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(12:19)

職員さんの勧めで八丈島の歴史を紹介するムービーを見ました。字幕のフォントからもお察しいただける通り、このVTR自体がなんかもう歴史的展示物状態。

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(12:27)

菊池、奥山、浅沼などの苗字は渡島した代官の名前だそうです、というとこで次に訪れた場所はスーパーあさぬまです。

 

スーパーあさぬまのパン(2/3回目)

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(13:12)

昨日も食べておいしかったので今日も購入。どうせ近いので、宿の自室へ戻って食べました。

 

八丈植物公園

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(15:33)

今にも雨が降りそう(というか小雨がちらほら降ったり止んだりを繰り返している)な天気なので、雨が本降りになった時にはすぐにでも宿に逃げ帰れるような観光をしようということでチョイス。駐車場そばにあるこの岩のゴツゴツ、今回初めて八丈島の形を模している」ことに気付きました。ということで上の写真は八丈富士を望む登龍峠展望台アングルです。

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八丈富士のてっぺんの石にはこんな絵が彫られています。

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(14:43)

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(14:44)

暖かいからということで飼育されているキョン

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(14:49)

通路なはずなのに苔びっしりだーとか言っていたらまた雨が降り始めたので、

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(15:26)

公園内にある八丈ビジターセンターに退避していました。

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ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)ことストレリチア八丈町の花に指定されています。この植物公園くらいでしか見たことがありませんが、花期は通年で島内では年中花を見ることができるんだとか。

 

護神山公園(天照皇大神宮)

続いて近場で気になっていたスポットを攻めます。

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(15:42)

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(15:42)

大き目の交差点にあるのでよく前を通る場所なのですが、玉石の階段と石垣がなかなかのボリュームなのです。

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登りきった先にあるのはコンクリート造りの小さな社殿だけでしたが、手前の玉石垣は壮観でした。

 

みはらしの湯(2/2回目)

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(17:10)

雨がどうにか持ちこたえそうだったので、今日もみはらしの湯にやって来ました。男湯と女湯が奇数日と偶数日で入れ替えなので、連日来るともう一方の露天風呂が味わえます。

末吉温泉「みはらしの湯」 | 八丈島観光協会

ちなみに、建物に入って右手側の風呂の方が露天風呂の大きい風呂です。大きい露天風呂は八丈島の形を模しています。島のシルエットが特徴的だと、植物公園といい温泉といい色々使い倒します。

 

登龍峠展望台(4/5回目)

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(17:31)

どんよりどよどよ登龍峠。

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(17:32)

西側の雲が明らかに雨を降らしているので、降られる前に急いで宿へ戻りましょう。

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(18:03)

手遅れでした。ずぶ濡れになりました。服越しに痛いくらいの大きな雨粒の襲撃を受けました。

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(18:12)

しかし宿のごはんが美味しいので回復しました。

こんな感じで最後の終日滞在でした。