出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。

船で行く利島【1】東海汽船さるびあ丸、利島館、利島港

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2019年8月23日。

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(20:26)

金曜の仕事を早々に切り上げて一時帰宅し、着替えて荷物を持ち換え再度自宅を出発。今回も行先は伊豆諸島です。東海汽船の東京の発着港、竹芝客船ターミナルへ向かいます。JRの最寄り駅は浜松町です。

伊豆諸島旅は通算9度目。友人Iとの島旅はこれで5度目になります。

 

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⇒【8/23】竹芝客船ターミナル~さるびあ丸

⇒【8/24】利島港~利島館~利島村集落~宮塚山~利島村集落

【8/25】ドルフィンスイム~利島港~さるびあ丸~竹芝客船ターミナル

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(21:16)

浜松町で降りて竹芝桟橋へ向かう道中、ハマサイトという商業施設でDJ KOOがノリノリしていました。夏祭りイベントのようです。

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(21:51)

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(21:47)

竹芝客船ターミナルでネット予約していた乗船券を引き換え、残った時間はすぐ近くのすき家でディナー。乗船表に名前を書いたり旅の計画を立てたりしながら牛丼を食べていました。

 

竹芝客船ターミナル

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(22:48)

今日乗船するさるびあ丸の出航時刻は23時。出航時刻はシーズンや日によって違います。夏場はさるびあ丸が夕方から夜にかけて納涼船に使われているので普段より遅めです。

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(23:04)

乗船後間もなく出航。

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(23:12)

東京を出たさるびあ丸はすぐに東京湾を脱し、翌日朝から伊豆大島、利島、新島、式根島神津島と順に寄港し夜にまた竹芝へ戻ってきます。

ということで今回の行先は利島です。金曜夜に出発し、土・日と現地で遊んで日曜夜に帰ってくるいつものパターンです。島旅シリーズでは限りなくレギュラーに近い友人Iが今回も一緒です。

www.toshimamura.org

ja.wikipedia.org

東京都心から南へ130km。人口は300人ちょっと、面積は4平方km。東京ドーム90個分または東京ディズニーリゾートの倍くらいの面積というと大きく感じますが、東京都で最も面積の小さな市町村です。

我々が利島へチャレンジするのは実はこれで3回目。過去2回の挑戦では上陸できていません。

1回目…海況が悪く、運よく船が接岸できたとしても天気が良くない見込みだったので見送り(中止)。

2回目…乗船後の翌朝、利島の欠航(飛ばして次の島へ)が決定。急遽行先を式根島にシフトし、なんだかんだ十分に楽しんで帰る。

お察しの通り利島は地形上港の波が高く、伊豆諸島の中でも比較的欠航率が高いことで知られています。でもそんな島だからこそ行ってみたくなるよね。今回も利島は条件付き運航(=一応頑張る予定だけど、接岸できないかもしれない。キャンセルするならキャンセル料は取らないから申し出てねの状態)ですが、利島では年間を通して日常茶飯事なので、そんなことを気にしていたら永遠に到達できません。

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(22:56)

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(22:56)

予約した船室は今回も特1等。4人部屋の個室を2人で貸し切り……の想定でいたら、おひとり様と相部屋での利用した。これまで4人部屋を2人で抑えてそのたびに「混雑時は相部屋となる可能性があります」と言われるも結局貸し切りというパターンだったところ、初めての相部屋となりました。まあ普段我々が島旅をするのはオンシーズンをやや外れた時期で、こんなに真夏に乗船するのが初めてだったからということもあるでしょう。外部甲板も人であふれ返っており、出航の時点で遅い時間だったのもあって大人しくすぐ寝ることにしました。本番は翌朝からです。

 

伊豆大島 岡田港

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(4:56)

おはようございます朝です。さるびあ丸は最初の目的地、伊豆大島に到着です。

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(5:42)

伊豆大島到着後も利島は条件付き運航のまま。欠航にはなっていません。前回はこのタイミングで欠航を告げられたので、これは勝利パターンでは。

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(5:43)

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(5:45)

フッジサーン

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(5:50)

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(6:22)

似たシルエットですがこちらが利島。3度目の正直で上陸できます。有人島の中では伊豆諸島最小、人口たった300の島です。東海汽船に乗るたび、なんなんだこの島の形状はと思っていました。思ってしまったからには上陸してみたくなるのが性です。

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(6:33)

ちなみに、東海汽船には二等フリーという券種があります。今回のような夏季をはじめとする繁忙期、二等船室が満席になると販売されます。レジャーシート一枚を渡され、船内ロビーや通路、デッキなどで過ごす、いわゆる席無し乗船券。夏場で毛布1枚100円のレンタルがあるとはいえなかなかのハードモードです。

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(6:39)

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それはさておき利島へ上陸です。ついに上陸です。地面は濡れていますがギリギリ雨に降られていません。

実は今回、ドルフィンスイムなるアクティビティを予約しています。民宿もやっているお店なので宿もまとめてお願いしたところ、部屋に空きが無いためか代わりに利島館さんという宿を抑えて貰えました。

 

利島館

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(9:35)※後で撮影

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(6:47)

港で宿名のパネルを持った方に名前を告げ、車で宿まで送迎していただきチェックイン。

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(6:47)

窓の外に、次の島へと再び出航したさるびあ丸が見えました。

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(7:23)

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(7:23)

年季の入った建物ですが清潔感があります。

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(7:25)

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(07:26)

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(7:26)

玄関前には猫もたくさんいます。

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(7:28)

では早速宿を出て利島村の集落を見て回りましょう。

 

八幡神社

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(07:28)

集落の中にある神社です。

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(7:35)

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友人I謎ポーズ。

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(7:40)

島ではここしか見かけなかったガソリンスタンド。決して広い島ではないので給油頻度はそれほどでもないのかもしれませんが、日常的な島の移動に自動車は必須と思われます。歩いている人をあまり見かけません。

 

はしけと海の歴史広場

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(7:43)

右手の屋根があるところが広場。奥に見えるのが、2つある大きな桟橋のうち古い方です。最近では老朽化により立ち入りを禁止されているようです。

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(7:44)

屋根の正体はこいつ。利島は昭和55年に桟橋が完成するまで大型船が接岸できず、はしけと呼ばれる小型船が唯一の交通・物流手段でした。その頃の苦労を保存・展示する目的の施設です。

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(7:47)

ものすごいシンプルな巻き上げ装置。この第三しらゆり丸が最後のはしけだったようです。

 

利島港

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(7:55)

さらに桟橋の方へやって来ました。

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(7:58)

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(7:59)

車はじめ海辺の機械は過酷な環境を強いられる宿命。

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(8:05)

発電所用の燃料タンクのコンテナ。

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1時間ちょっと前に上陸してきた新しい方の桟橋。今まで紹介している桟橋とは別のものです。陸側から見て右にあるのがこの新しい方です。

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これが港の待合所、と呼ぶには若干狭い客船の窓口です。

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中には防波堤の模型が。あの大きさの防波堤を建てるためには周囲の海底をこんなにゴツく固めるんですね……。

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(8:11)

窓口脇にシニアカーのカタログが置いてあるあたりに島の現状と地形の過酷さを感じる。

 

椿畑

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(8:29)

港を離れ集落を離れていくと、離島おなじみコンクリートの施設を発見。

ところで利島の特産品は椿油です。古くは江戸時代に年貢の代わりとして納めるために発展したんだとか。島の面積の8割がヤブツバキだと言われる利島なだけに、椿油の生産量は日本一。現在でもその生産量は全国の6割を占めるそうです。人口300の村が全国の6割ってものすごくないですか。

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(8:31)

実際に島を歩いてみるとそのシェアにも納得。集落を外れてもぐねぐねと伸びている道は、ほとんど沿道が椿畑です。椿の花期にはさぞ綺麗なことだろうと思いますが、利島は元々就航率が低いうえ、花期である2月あたりって伊豆諸島の就航率が最も悪い時期なんですよね。

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(8:31)

これが椿の実。

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それが乾燥してはじけると、

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(14:13)※あとで郷土資料館で撮影

中のが落ちてくるのでそれを回収します。これから油を搾りだして収穫です。

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離島にありがち五洋建設の事務所。

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離島にありがち地元の自動車工場

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離島にありがちNTTのでっかいアンテナ(向いているのは伊豆大島のある方)。

 

最後に、島内で見つけた交通安全標語をまとめてご紹介です。

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(9:01)

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(9:40)

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(14:38)

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(14:53)

レタリングなどはせず筆で一発書きをしているあたりにワイルドさを感じる。