出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

男3人の伊豆大島・神津島【5終】東海汽船さるびあ丸、横浜港、竹芝客船ターミナル

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神津島の観光を終えて船に乗った我々。あとは帰路のみです。

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【3/19】竹芝客船ターミナル~さるびあ丸乗船

【3/20】大島岡田港~椿花ガーデン~椿まつり~大島公園

【3/21】神津島~天上山~島内観光

◆【3/22】神津島村落~さるびあ丸~竹芝客船ターミナル

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2代目さるびあ丸

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(10:21)

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(10:23)

あいにくの曇天模様ですが、船が出るならそれでいいんだよそれで(初日神津島に来られなかった人々)。

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(10:27)

定刻ギリギリに乗船開始。

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(10:32)

外部甲板に出て出航を見届けます。埠頭では荷下ろしが行われていました。

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(10:32)

そしてこの紙テープ。これを見て3月下旬の週末であることを思い出しました。紙テープの一本一本を島の方が持ち、束になった反対側は、この春で島を離れる人が握っているのでしょう。

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(10:36)

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(10:37)

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(10:37)

船が出港し離岸しはじめると、紙テープがするすると伸びていきます。

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(10:37)

やがて長さが足りなくなった紙テープは海に落ち、見送りの方々は埠頭を歩いたり走ったりして船を追いかけます。

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(10:38)

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(10:38)

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(10:38)

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(10:38)

さらに、一部の青年らは海に飛び込みます

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(10:38)

この一連の見送りが習慣としてあることは知っていたものの、実際にその場を目にしたのは初めての事でした。良いものを見させてもらいました。というかこれ自分が見送られる側だったらボロ泣きだわ。

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(10:51)

この後、束になったカラフルな紙テープの端20cmくらいを握って歩く女の子を船内で見かけました。

 

式根島

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(11:24)

往路に続き、復路の上り便でも笛と太鼓の演奏で出迎えてくれました。

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(11:27)

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(11:28)

荷役フェチなのでしばしばコンテナを吊る光景を撮ってしまう。

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(11:32)

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(11:33)

そして式根島でも紙テープが見られました。

 

新島

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(12:06)

新島でも同様の紙テープが見られました。何度見てもいい光景ですねこれ。

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(12:18)

12時から船内のレストランが開いたので昼を食べに行きました。手前が普通のカレー、奥が明日葉カレー(辛口)です。

 

利島

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(12:53)

利島は紙テープこそありませんでしたが、相変わらずの波の荒れよう。

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(13:22)

友人らと特一等室貸し切りだと、テーブルと椅子は貸し切りラウンジと化し、寝たいときに寝て外を見たいときには窓からも見られます。帰りの昼行便で個室なんて要るのかと思う方もいるかもしれませんが、思い思いの時間を過ごすには好都合です。何より株主優待使って割引が効いていますし。

 

伊豆大島

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(14:35)

伊豆諸島側最後の寄港地は伊豆大島です。また会ったなあの猫。

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(14:39)

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(14:40)

大島でも紙テープが見られましたが、ここは島を離れる島民というよりは主に観光客が紙テープを手にしているようです。椿まつり開催期間中最後の週末だったのが主な理由なようです。

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(14:42)

風が強くてテープが流されていく。

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(14:43)

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(14:43)

伸びた!!?

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(14:44)

岸壁を走って最後まで追いかけてくれました。

 

横浜港

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(17:26)

東京湾内になぜか新日本海フェリーの船が停泊していました。

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(17:42)

横浜港大さん橋が近づいてくると、当時しばしばニュースで取り沙汰されていたダイヤモンドプリンセスを見つけました。結構な人数の乗客がカメラを向けていました。

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(17:42)

ものすごい部屋数です。

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(17:44)

そしてさるびあ丸はベイブリッジをくぐり、

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(17:47)

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(17:51)

横浜に到着しました。横浜でも結構な人数が降りていきます。まあ実は僕もここから帰った方が近いのですが、最後まで乗りたいので降りません。

そして、降りていく人だけではなく乗ってくる人々も多少います。横浜~東京間のクルーズ船代わりの利用というわけです。島帰りの重装備な人々横浜から乗ったカップルが居合わせる船内は不思議な光景です。

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(18:13)

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(18:13)

横浜を出る時、大さん橋の建物の屋上にいる人々にスマホのライトをかざして振ったら、振り返してくれました。何これロマンチック。

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(18:14)

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(18:21)

横浜港を出た頃にはすっかり日没。既に乗客を降ろしきったはずのダイヤモンドプリンセスも煌々とライトアップしていました。

 

竹芝客船ターミナル

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(19:31)

船内放送でレインボーブリッジ通過のお知らせが流れると、竹芝はもうすぐです。

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(19:32)

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(19:36)

とはいえ接岸までは多少時間があるので、しばらくは外の景色を眺めていました。

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(19:41)

ちょっと後ろから他の船がサーチライトを点けて近づいてくるなーと思ったら、

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(19:44)

同じ東海汽船で、さるびあ丸のすぐ隣に接岸する橘丸でした。そりゃぐんぐん近づいてくるわけだ。

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(19:47)

接岸後に船へ接近する乗船タラップの写真が、下船前最後の1枚でした。

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(20:02)

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(20:02)

そして下船後最初に撮った写真は、竹芝客船ターミナル内の島嶼部アンテナショップ「ショップ竹芝」の酒類のラインナップでした。

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(20:33)

解散する前に3人で飯を食おうやと入ったのは、島の料理を扱うお店でした。

 

ということで、男3人で行く伊豆大島神津島の旅でした。

予期せぬ事態が発生し行程の半分が伊豆大島に切り替わるというまさかのスケジュールでしたが、最終的に神津島にも行けているしこれはこれで楽しかったということでまあ良いでしょう。むしろ行き慣れてくると、だんだんこういった出来事も良いアクセントになるといっても間違いではないでしょう。

伊豆諸島には大学生~僕らくらいの世代同士が連れ立って観光に来ている様子をちらほら見かけますが、もっともっとそういった人々が増えてくれるといいなと思う次第です。アラサー野郎だけの旅だって楽しいんだぞ。

 

時節の話題ですが、この旅行記を書いているのはコロナ禍のさなかの5月です。そして、2代目さるびあ丸の引退は6月下旬だったので、彼女に乗って伊豆諸島を旅をするのもこれが最後となりました。なんとなくその可能性を感じながら乗っていましたが、再乗船の機会はまるで与えられないままとなってしまいました。なんとも寂しい幕引きですが、ありがとうさるびあ丸、伊豆諸島の魅力に気付けたきっかけは間違いなく君でした。

 

以上、最後までありがとうございました。

 

旅行期間 2020.3.19~2020.3.22

旅行記完成 2020.5.22