2020年10月31日。
(7:35)
朝早くに家を出て、上越新幹線のホームに立ちました。
新潟駅
(9:57)
はい新潟到着。しかし新潟は経由地にすぎません。観光も、しません。ごめん新潟。
(10:05)
誰だてめえ。
(10:38)
新潟駅前のコンビニで買い出しを済ませたら、万代口バスターミナルで目的のバスを待ちます。バスターミナルの屋根にずいぶん味があります。このスイッチバック式(バスがバック入庫する方式)のバスターミナルは近々廃止されるような話をネットで見かけました。
新潟フェリーターミナル
(11:02)
バスに揺られて到着したのは新潟港フェリーターミナル。そう、我々はこれから北海道へ向かうのだ。
(11:04)
このフェリーでゆっくりとな。とはいえこの船、フェリーの中では速い方なのですが。
(11:09)
受付で予約済みの乗船券発行を済ませ、GoToトラベルの地域共通クーポンもたんまり。
新日本海フェリー「あざれあ」
(11:24)
ボーディングブリッジを渡って乗船です。 このフェリーを利用するときはいつもバイクなので、徒歩乗船は実は初めて。
(16:52)
(12:26)
これが僕の推しフェリー、新日本海フェリーのロビーです。他所のフェリーに比べて圧倒的に空間の使い方が贅沢で、航海中の散歩もボーっとするのにも困りません。
(12:29)
(12:28)
船内マップや各施設の営業時間などは、4F案内所前にあります。
(この時はコロナ禍により営業時間が通常とは異なっていました)
(16:51)
レストランや売店の面積は広く、加えて軽食用のカフェまであるという充実っぷり。
(12:19)
フェリーとコラボしているジンギスカンのジンくんのステッカーがかわいい。
(11:33)
客室に荷物を置いたら外に出て出航を見届けましょう。
(11:35)
出航前に船へ吸い込まれていく車を見るのが好き。
(12:02)
船は予定通り正午に出航。
(12:04)
陸上の作業員さんたちが手を振って見送ってくれます。
(12:14)
(12:11)
西方向の海の向こうに見える陸地は佐渡島です。港を出てしまうとだだっ広い海が広がるだけで大きく景色が変化するわけでもないのので、早々に撤収しました。
さて、いよいよ本日のお宿、我々の客室をご紹介しましょう。
(11:27)
和室です。これは本当に船の中なのか?
GoToトラベルで一部金額が負担されるので、奮発しつつちょっと変わり種にしてみました。テーブルや布団も用意がありますが、すべて自分で準備するスタイルです。
(12:31)
障子を開けるとなじみのある造りの窓が出現します。窓のすぐ右にある出入り口は、専用バルコニーに繋がっています。
(12:35)
出入りのドアは重たいですが、貸し切りバルコニーはとても気分が良いです。
(11:20)
ちなみにこの和室のバルコニーは、船の中で言うとこの2フロア並んだバルコニーのうち下の階と思われます。バルコニーだけで言えば洋室より広いっぽいです。
(12:37)
滅茶苦茶風が強いので気を付けてください。
(12:33)
部屋の中にはバス・トイレ付です。が、この船の大浴場にはなんと露天風呂があります。海の上を進みながら浸かる露天風呂は是非体験してみてください。船の揺れに合わせて湯が移動するので、まっすぐ座っているのが難しいです。
(12:50)
その後は部屋で昼寝したり動画(事前ダウンロード済)を観たりして過ごしました。
(16:23)
部屋のバルコニーから夕陽を見届け、
(17:09)
反対側から昇る月を共有スペースのバルコニーから眺め、
(18:34)
夕飯にラーメンとザンギを食べてあとは寝ました。電波もろくに通じないことですし、明日は朝早いのでとっとと寝ておきましょう。
小樽フェリーターミナル
(4:08)
午前4時の小樽沖からおはようございます。
(4:34)
予定通り4:30に小樽へ到着。
(4:40)
徒歩下船組が軒並みタクシーを捕まえたりバスの時刻表を眺めたりしているのを横目に、我々だけは淡々と歩いてターミナルを離れました。いつもはバイクをかっ飛ばしていた場所をゆっくり歩くのもそれはそれで乙です。
(5:08)
てくてく歩き続けて小樽運河に差し掛かります。こんな早朝だと手持ちで写真を撮るのはしんどいですが、肉眼で見る分には存外いけます。
(5:12)
(5:17)
運河を離れて小樽駅の方へ向かうと、道路と直交するように線路が現れました。旧国鉄手宮線だそうです。たぶんここ、モヤさまで見た覚えがあります。
(5:22)
(5:24)
小樽運河を歩きつつ、45分程度で小樽駅に到着。コンコース正面上部に並ぶランプがかっこいい。地元企業が駅舎建設の際に寄贈したそうです。
(5:43)
4番線は通称「裕次郎ホーム」となっていて、石原裕次郎氏が小樽の街を好きだったことにちなんでいるようです。奥の方にたたずんでいるのが裕次郎さんです。
(6:00)
快速エアポートに乗り、終点の新千歳空港駅まで乗車。小樽築港~朝里~銭函の区間は海沿いを走るので、その様子を見届けてから寝ました。
今回の旅の主な移動手段はレンタカーですが、帰りは空港から飛行機に乗るので、ならば車も空港まで行って借りてしまえという発想です。ぶっちゃけこのまま小樽で車を借りて空港にワンウェイ(乗り捨て)する方が効率的ですが、レンタカー屋が開くまでの早朝の3時間をフェリーターミナルで潰すよりは暖かい電車に揺られて寝た方がマシです。
(8:12)
空港駅に着いたら、空港のレンタカー受付へ行きシャトルバスに乗って店舗へ。ここからようやく北海道観光がスタートです。