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出かけた時から帰り道

旅行記。一人旅だったりそうじゃなかったりバイク(VTR-F)だったり。

秩父三十四箇所札所巡り【はじめに】巡礼の手引き

秩父札所巡り ツーリング

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2015年末にバイク(VTR-F)で巡礼を行った際の体験に基づき、秩父札所巡り全般や巡礼を行う際の情報をまとめてみました。

これを読まなくても旅行記はお楽しみ頂けるようになっているので、興味のある方だけどうぞ。

 




秩父札所巡りとは?】

秩父札所は、秩父三十四箇所(観音霊場)」とも呼ばれます。
いずれも秩父にある観音様の納められた34のお寺を指し、それらを回ることを札所巡りと呼びます。
かつては巡礼者が札を授かったり納めたりしたことからこう呼ぶそうです。
誤解を恐れずにキャッチーな表現をしてしまえば、秩父の観音様ラリーです。

誰がどんな風にしてこの34箇所をひとくくりに定義づけたのか。
……それはネットのどこを調べても書いていませんが、どうやら室町期には既に存在していた模様。
江戸時代頃に庶民の信仰によって隆盛を見るようになったんだとか。

お寺をめぐりながら、御朱印を集めながら、自然や街の景色や人々、そして札所巡りという文化を担い続ける秩父そのものに触れてみてください。

札所の様子やドタバタっぷりは本編をご覧くださいませ。

u-travel.hateblo.jp


○Wikipedia 「秩父三十四箇所」

○秩父札所連合会 公式サイト



【巡礼の手段は?】

札所めぐりの手段は、バスツアーから自家用車から公共交通機関からチャリンコから全行程徒歩まで様々なスタイルが可能。

巡っている最中、色々な手段で巡礼している人を見ました。
言わずもがな、僕自身は買って4ヶ月のバイクで行っています。

各札所には駐車場が完備されているので、混んでいなければ自家用車でも基本不自由しません。
一部は林道のようになっている場所があるので注意が必要。

公共交通機関で巡る場合、バスのアクセスや本数は見た感じ大半の札所が絶望的なので要注意。
バス停から徒歩60分などという鬼畜な設定もあります。



【巡礼ってつまり何をするのか】

ど素人のまま巡礼に臨んだので下手なことを書けませんが、それぞれの札所と呼ばれる場所の観音様にお参りして回ることが巡礼となります。

また、後述の御朱印を貰うこと(≒納経)で旅の記念にも。
一応言っておくと、「御朱印を貰わない=巡礼ではない」ではありません。

つまり基本的にはお寺の観音堂や本堂をめぐるのですが、寺によっては奥の院と呼ばれる、名前の通り奥にあるお堂にまでオプショナルに足を運ぶことも可能です。
そこまで極めている人は少なくとも僕は見かけていませんが。



【巡礼に必要なもの】

マナーとかその辺は当然としてそれ以外の話をしますと、

・地図
・資金(御朱印料・食費・宿泊費)
・歩きやすい服装(自家用車での移動だとしても)
・移動手段とそれに見合った体力
・多少の計画性

地図は、秩父界隈で売っている『秩父札所道案内』という地図帖が便利です。
僕は道の駅あしがくぼで購入しましたが、巡礼品販売所等でも販売していると思います。
移動にあたっての距離の目安や目印が記載され、あらゆる移動手段に対応しています。
が、あくまで略図であって方位や縮尺はかなりデフォルメされているので、別途地図を持つといいでしょう。
スマホの地図アプリでも「秩父 ○○番」と検索するだけで見つけてくれます。

旅行記を見てもらえれば分かるように、車やバイクの移動がメインでも境内をそこそこの距離歩くことがあるため、歩きやすい服装と靴で臨みましょう。



御朱印をいただくにあたって】

参拝後は納経所(御朱印所)納経帳(御朱印帳)御朱印をいただくことができます。

本来は自分で書いたお経を寺に納めた証として貰うものだそうですが、今では純粋な記念として御朱印を貰うだけ貰うことも可能。
でも、お参りくらいは先に済ませてから納経所へ寄りましょう。

御朱印(はんこ)のみ→200円
・書き入れ朱印(手書きの文言がつく)→300円

と公式サイトには書かれていますが、書き入れ朱印一般的というかほぼ全てです。
御朱印だけ貰っている人は見かけませんでした。
納経所で「お願いします」と納経帳を差し出すと、何も言わなくても書き入れ朱印になります。

そして、御朱印料は各札所で釣りの出ないようにすることを強く勧めます

定価があるにせよ、代金というよりは気持ちに近いものを納めるにあたって、お釣りを求めるのはきっと気が引けます。なにより一日にいくつも回ると自分自身も釣りが煩わしいでしょう。
僕は出発前に両替で100円玉を102枚(3枚×34箇所)つくって、財布とは別の小銭入れで管理していました。

また、巡礼用品全般は札所1番・13番・18番で販売しています。白装束なんかまで売っています。
納経帳程度ならどの札所でも販売しているみたいです。



【納経所について】

納経所とは本来巡礼者がお経を納める所ですが、平たく言えば御朱印が貰える場所です。

札所めぐりにあたって、本来の言葉通りの納経(お経を書いて納める)をしない人にとっては、「納経≒御朱印を貰う」と解釈すると看板や案内が分かりやすいです。

御朱印がもらえる納経所の受付時間は、

基本的には8:00~17:00

ただし、
・札所11番 16:00まで
・札所31番 15:00まで
(※オフシーズンは上記以外にも16:30までな札所がかなりあるので注意)

となります。
人が少ない時期は、「今日はもう来ないだろう」と思うと早めに受付を切り上げてしまう札所もあるので、時間にゆとりをもった巡礼をおすすめします。

また、ネット情報では「12:00~13:00は昼休みで納経受け付けていない場合がある」と記載されています。
ですが、年末に巡った時にはその時間帯でも御朱印を貰うことができました。
ひょっとしたら、巡礼者の多いシーズンだけ昼休みを設けて受付をストップさせているのかも知れません。



【お寺の拝観料はかかるの?】

まずは、秩父札所連合会公式サイトの案内文をそのまま引用。

秩父札所の拝観料は、原則的に無料です。
ただし、札所八番西善寺が「コミネモミジ」(埼玉県特別天然記念物)の新緑・紅葉時に、納経をされない方は200円を、札所三十二番法性寺が、納経をされない方から300円の拝観料をお受けしております。

巡礼で納経をされる方の拝観料がございません。
また、札所によっては、有料の施設もございます。

 

以上引用。
同公式サイトで「納経料(御朱印料)」という表現をしている以上、札所巡りで御朱印を貰う(≒そこで300円を支払う)人は、文字通り実際にお経を納めずとも拝観料が不要と解釈できます。

札所の境内に別料金で入場する施設はどこかにあった気もしますが、お参りして御朱印を貰って回る分には御朱印料以外は掛かりません
つまり、札所巡りで御朱印を集める場合に必要な百円玉は102枚です。

(300円×34箇所、交通費や食費を除く)



【巡礼におすすめなコースを教えて】

秩父札所連合会公式サイトの巡拝モデルコースをご覧ください。

 

秩父三十四観音霊場|秩父札所連合会公式サイト

 

同じ移動手段でも、参拝所要時間などの条件で所要日数は大きく変わります。

それぞれの移動方法やペースに合わせて、日帰りを重ねるなり宿を取るなり計画を立てておくことが必要です。

巡礼は、必ずしも札所の番号順に行く必要はないようです。
むしろ場所によっては番号順だと移動距離がかさむ場合もあります。
……ですが、進度が分かりやすいし気分的に気持ちいいので、よほど急いでいない限り僕は番号順を推奨します。

ちなみに、どこで紹介されている巡礼コースも30番台がやたらローペースな巡拝になっています。
実際のところ、30番台の札所はひとつひとつ非常に距離があるので、それが相応のスケジュールです。

そして予定組みで何よりネックとなるのが、31番の納経受付が15:00までであること(受付終了時間は諸説あって未確認)。
「時間危なそうだし31番だけ先に寄っておくかー」が簡単にできるような立地ではなく、駐車場から納経所までは296段の石段が待ち受けています。
やはり時間には余裕を持って巡礼してください。

そもそも、札所は短期間でまとめて巡らなければいけないなんて事は決してありません。
年単位でちまちまと回ったって構わないのです。



【注意:現地に納経所のない札所について】

2番 大棚山真福寺
→札所現地は通年無人光明寺で納経を受け付けています。
 真福寺から光明寺まではバイクで10分弱。

5番 小川山語歌堂
→札所現地は通年無人。約300m離れた長興寺で納経を受け付けています。

19番 飛渕山龍石寺
→納経所が閉鎖されている時期・時間帯あり(条件等は不明)。
 閉鎖時は宗福寺にて納経受け付け。龍石寺からバイクで5分弱。

28番 石龍山橋立堂
→冬季は納経所が閉鎖。
 閉鎖時は27番大渕寺にて28番納経も受け付けています。


上記については各札所ごとに納経所までの案内図や看板があったりします。
が、頼りすぎると迷いかねません。
事前に調べておくとスムーズに動けて吉。

ちなみに、お手洗い有人の札所であれば境内か駐車場に完備されています。
逆に言うと無人の札所にはたいていありません。



【最後に一応おことわり】

実際に巡礼を行う場合には、当旅行記はあくまで参考程度とお考えください。
巡礼に関する情報は別途ご自身でご確認いただくようお願いします。
当ブログの情報が実際と異なる場合も筆者は責任を負いかねます。

 

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