2020年7月23日。
普段のツーリングよりもちょっと遅めの8:30頃に神奈川の自宅を出発。
というのも、初っ端から小雨がちだったからです。雨は首都高に差し掛かるや痛いほどの大粒に。今日は一日中こんな感じの天気のままで、観光どころじゃなくホテル直行となる可能性も大いにありえると半ば覚悟していました。が、首都高を抜けて常磐道に入ると、雨はほとんど降っていないような状態でした。
今回の行先は、福島⇒新潟⇒群馬⇒栃木⇒埼玉と、普段すっ飛ばして行きがちなエリアの山間を中心としたコースです。初日に福島まですっ飛び、あとは下道で観光しつつ徐々に家へ近づいていくスタイル。
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◆【7/23】あぶくま洞~磐梯吾妻スカイライン、レークライン、恋人坂
【7/24】大内宿~飯盛山(さざえ堂)~会津若松城~国道352号
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ちなみに昨今のコロナ禍の中、まだまだ予断を許さぬ状況ではありますが、バイクを降りたら人のいるスポットではマスクを着用し、常に消毒用エタノールを携帯して小まめに手指の消毒を行い、観光スポットについても極力人混みを避けられる場所と時間帯をチョイス……は普段からそんな傾向ですね。ということで改めてスタートです。
あぶくま洞
(12:33)
ようやくカメラを取り出したのは出発から4時間後、最初の観光スポットに到着してからでした。福島県は田村市のあぶくま洞です。いわきと郡山の間くらいにあります。
(12:36)
(12:35)
(12:35)
あぶくま洞の前にいたやべー奴三銃士。あぶくま洞の入口付近にはこの他にも食事処や土産屋もあります。
(12:38)
チケット売り場の手前で検温とアルコール消毒を済ませて入場。大人おひとり1,200円です。
(12:42)
ちょっと歩いたら鍾乳洞の入口です。
(12:44)
(12:46)
あぶくま洞は1969年、石灰岩の採掘中に発見された鍾乳洞です。見学ルートは600mですが、一般には公開されていない経路を含めた総延長は3,300mにも及ぶそうです。
(12:50)
(12:54)
滝根御殿。あぶくま洞最大のホールです。高さ29m。
(12:56)
(12:56)
高低差あり、広い空間ありで見ごたえのある鍾乳洞でした。写真にすると肉眼よりもやたら緑が強く出る鍾乳洞でもありました。
【バイク駐車場情報 あぶくま洞】
(12:33)
駐車場は無料。第1駐車場の奥に2輪専用のスペースもあります。
磐梯吾妻スカイライン
あぶくま洞を後にしたら、高速道路(田村スマート~福島西)を使いつつ2時間弱で次の目的地に差し掛かります。といってもスポットというよりは道が目的です。
(14:53)
不動沢橋。つばくろ谷に掛かる長さ170m、高さ84mの橋です。展望ポイントになっているこちら側は、旧不動沢橋の掛かっていた側の旧道です。
(14:54)
(15:17)
磐梯吾妻スカイラインのハイライトは浄土平。ビジターセンターの駐車場に環境協力金(バイク200円)を払ってバイクを停め、向かいにある吾妻小富士を登ります。
(15:21)
ぐいぐいさくさく登ります。吾妻小富士のお鉢から見る浄土平が良い景色なんです。
(15:25)
もうすぐで……
(15:31)
いい景色が……?
(15:37)
サイレントヒルかこれは。
ちょうどお鉢へ登りきったところで雲が流れてきて視界が真っ白になりました。しばらく雲待ちをしていたのですが、そのうち雨がぽつぽつ降りだしたので、そそくさと下山しました。ということで、ここでの取れ高はマジでありません。
ここはどこでしょう(自問) pic.twitter.com/AUoRULhkR5
— 奇行太朗 (@kiko_taro) July 23, 2020
今回のツーリング随一の絶景スポットの予定があまりにも締まらないので、2016年7月に同じ場所を訪れた時の写真を一部ご紹介します。
これが初めて行った時なのですが、これ以降何度行っても天候に恵まれません。
磐梯吾妻レークライン
磐梯吾妻スカイラインを抜けた後は、そのままレークラインへ。
(16:59)
なんかいっぱいいるーーーーーーーーーーー
(17:00)
すごいいっぱいいるーーーーーーーーーーー
(16:59)
子ザルもいるーーーーーーーーーーーーーー
(17:00)
走っていたら正面はるか向こうに群れが見えたので、停まって写真を撮っているうちにすれ違っていきました。近いサルは3mくらいの距離にまで来ましたが、極端に恐れられることもなく平然としていました。
会津一望の丘
レークラインを通った後は西吾妻スカイバレーや磐梯山ゴールドラインなどを適当に走って遊ぶ計画だったのですが、高度を上げても雲の中に突入して視界が真っ白になるだけな気配がプンプンな空模様だったので、潔く山道は切り上げることにしました。代わりに国道459号を西進し喜多方市街方面へ。高度を下げれば雲の中に突っ込むこともなく比較的楽しんで走れます。
(17:56)
途中、会津一望の丘というスポットを見つけたので立ち寄ることに。冬場の路面凍結を避けるため、道路に陰を落としていた杉の木を切ったところ、眺めのいい丘だったという成り立ちなんだそうです。
(17:56)
とはいえめちゃくちゃ展望が開けているかというとそれほどでもなく、遠くに平地が見える感じです。
恋人坂
(18:06)
会津一望の丘からは南へ直線2㎞くらい。喜多方市街と磐梯山の間にあるのがこの恋人坂です。なんだろう、北海道感がすごい。
(18:06)
(18:12)
市街地から外れた場所ではあるものの通り道としては使われているようで、車通りはそこそこあるので写真を撮る時にはご注意ください。
(18:39)
(18:56)
夕焼けチャレンジすべく30分以上滞在しましたが、残念ながら焼けはしませんでした。
中町フジグランドホテル
(6:47)※翌朝撮影
日も暮れたところで本日の行程は終了。会津若松駅からちょっと離れたところにあるホテルにチェックインです。バイクを停める場所は特に指定されませんでしたが入口脇に並べました。
(19:41)
ごく普通のビジホです。ロビーがやたら広いです。
くいしん坊
(20:18)
ホテルの近くにいい感じの(飲み屋ではない)レストランがあったので、そこで夕飯にしました。ソースカツ丼、にしんの山椒漬け、馬刺しの3点セットをチョイス。んまい。実はこの日は夕飯まで水しか摂取しておらず、はじめて口にした固形物でした。
(21:11)
食べ終わったらアーケードを通ってホテルへ帰投。
(21:33)
コンビニに酪王カフェオレのアイスがあったので買いました。かき氷部分とアイス部分の2重構造になっていて美味しかったです。
ということでまずは初日のリザルト。 pic.twitter.com/PzYrsASTcS
— 奇行太朗 (@kiko_taro) July 23, 2020