出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

スペイン10日間の旅【13】バルセロナ編~カサ・ビセンス、カサ・ミラ

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バルセロナエル・プラット空港(Aeropuerto de Barcelona-El Prat)

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(14:06)

スペインでは空港とアルハンブラの休憩所くらいでしか目にしない自販機。

バゲージクレイムで荷物を回収したら、到着ロビーで現地スタッフと落ち合います。

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(14:29)

運転手付きのお車でホテルまで送迎。家族連れ3人と相乗りし、別々のホテルに送ってもらいました。

 

ホテルアバガーデン(hotel abba Garden)

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(15:09)

地下鉄の終点駅から徒歩15~20分くらいのホテルです。

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(14:55)

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(14:55)

部屋も申し分なく綺麗ですが、やはり大都市になると客室面積が狭くなります。それでも日本のビジホと比べたらだいぶ広めですが。

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(15:13)

間にある公園を突っ切れば駅までショートカットできるよと旅行会社のスタッフに教えてもらったものの、以降ホテルを行き来する時は朝早くか夜遅くで公園の開場時間外だったのでほぼ使えませんでした。

 

バルセロナ地下鉄

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(15:24)

駅に着いて券売機に触ったら、言語選択欄に見慣れない国旗のマークが……と思ったら、カタルーニャ州でした。カタルーニャ語スペイン語とはまた違うのです。そしてこの旅行前後は、カタルーニャ州スペインから独立する気運が高まっていた時期でもあります。

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(15:26)

明後日の朝に迎えが来て空港へ戻るので、2日間(48h)のフリーパスを購入。

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(15:28)

Zona Universitària駅から乗車。

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(15:50)

ホームには次の列車が来るまで秒刻みでカウントダウンされています。0になっても列車が来ないと、「もうすぐ来るよ」の標示のまま固まります。そこまでして秒刻みにする意味とは……。

 

カサ・ビセンス(Casa Vicens)

バルセロナ観光といったら外せないのがガウディ建築の数々。我々もそれらを見て回ります。

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(16:12)

まずは1883~85年の間に建設されたカサ・ビセンスFontana駅が最寄りです。ちなみにカサ(casa)は家という意味です。

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(16:14)

料金は16ユーロ。日本円にして2000円ちょっとといったところ。正直かなり高い。びっくりするほど高い。

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(16:20)

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(16:22)

へー変なおうちーと思いながら見て回っていますが、色や装飾が派手なので実際に住みたいかと訊かれるとだいぶ厳しいです。

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(16:22)

男性の間。天井のこの装飾は似たような形状をアルハンブラでも見たような気がします。でも正直アルハンブラの方が比べるまでもなくハイクオリティな気がします。すごいなイスラム

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バルコニーから見える生活感。

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(16:28)

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(16:28)

明らかにアルハンブラのパク……オマージュな柄です。

ちなみにこのカサ・ビセンスは、2017年より一般公開が始まっています。当然ながら当初は個人宅だった訳で、落ち着かなそう……。

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(16:32)

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(16:33)

カサ・ミラカサ・バトリョと違って静かな住宅地にスコンとあって、中も観光客が少なめで静かな場所でした。

 

カサ・ミラ(Casa Milà)

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(16:52)

Diagonal駅から歩いて行きます。カサ・ビセンスのFontanaとは1駅なので歩けないこともないですが、どうせフリーパスなので惜しまず乗車。

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僕の中でバルセロナといえばこの車道の街灯の支柱です。

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奥に見えるのがカサ・ミラさんです。

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バルセロナ近郊にある山、モンセラートをモチーフにしたという外観です。

別名というか市民からの愛称はラ・ペドレラ(La Pedrera)石切り場という意味です。

気になる入場料は、おひとり様25ユーロ(3,500円くらい)志摩スペイン村の2DAYパスポートオフィシャルホテル宿泊者割引価格(3300円)より高い……本物のスペイン恐ろしい……。

しかしそのおかげか、知名度のわりに待ち時間は短く10分程度です。というか、料金を見たその場で引き返す人が一定数います

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(17:13)

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(17:24)

耳に直接触れない系ヘッドホンで解説を聞きながら進みます。最初の吹き抜けでだいぶ長いこと聞かされます。オーディオガイドには日本語もありますが、やたら詩的でずっと味の濃いものを食べさせられている気分になります。要するにくどいです。

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(17:27)

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(17:29)

1階の吹き抜けを通ったらエレベーターで最上階へ上り、階段でまずは屋上へ通されます。ポイントごとに音声ガイドが勝手に始まるのでびっくりします。

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(17:33)

サグラダファミリアも見えるよ。

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(17:35)

さっき見上げた吹き抜けを今度は見下ろす。

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(17:35)

屋上はアップダウンが激しく、第一印象は「鬼ごっこかかくれんぼしたい」でした。バルセロナ市街を見渡せるので、屋上そのものでなく景色も見回してみて下さいな。

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(17:39)

ひとつ下のフロアはガウディ建築についての博物館になっています。クジラの肋骨みたいだなーと思ったら、音声ガイドでも似たようなことを言っていました。

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(17:42)

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開かない窓の向こうにミラーがあって、バルコニー部分の様子を見ることができる謎の計らい。

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ガウディデザインの椅子たち。

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ガウディデザインの取っ手たち。

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さらに下のフロア。今でも大半は住居スペースのようですが、一部はこうして見て回れます。

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(17:55)

取っ手。握ってみましたが、ぶっちゃけ特段握りやすいかというとそうでもない……。

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もちろん最後にはショップがありますが、このマグカップはしんどい気がします。

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最後は階段で地上へ。

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(18:06)

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(18:05)

最初とはまた別の中庭に到着です。

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最初にカサ・ビセンスのキツめな色彩を目にしていたからか、カサ・ミラの住居スペースはいくぶん現実的というか暮らしやすそうに見えました。

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(18:16)

以上、カサ・ミラでした。