出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による旅行記群。VTR-F乗り。分割日本一周計画遂行中。

中国地方一周~山陽・山陰の旅~【4】大久野島(うさぎ島)

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(5:10)

おはようございます、福山の朝です。

 

素泊まりかつ今日はハードスケジュールなので、朝も早くから飛び出します。

国道バイパスを突っ走ってまずやって来たのは尾道。今回はゆっくり観光するのは見送るのですが、それでも通過するからには少しくらい景色を楽しみたい。

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(6:04)

浄土寺山展望台

……に、行ったつもりでいました、これを書いている今の今まで。

しかしGoogleMapとストリートビューを見て検証するに、ここはそれよりも手前の『憩いの森展望台』

どうりで景色イマイチだと思いましたよ……。

当時もちろんここが浄土寺山展望台だと思っていた僕は、その先にある真の浄土寺山展望台には行かずにここで引き返しています。あの時の自分をぶん殴って引きずって行きたい……!

僕が見ていた景色は、浄土寺山展望台から見える有名な尾道の景色……とは山を隔てて隣の湾でした。展望も微妙でした、はい。真の浄土寺山展望台ではなかったようなのでひそかに思っていた感想も気持ちよくのたまえます。

 

尾道を出た後は海沿いを走り、本日第一の目的地へ。尾道は何もなかったんだ……。

 

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(6:43)

途中、今治造船のドックがあってテンションが上がりました。

 

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(7:09)

やって来たのは忠海
呉線の駅と、フェリーの港があります。これから、ここを出るフェリーに乗ります。

 

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(7:05)

港には無料の駐車場があるので、車が停められないデッドスペースに駐輪。

 

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(7:06)

チケット売り場はなんだかメルヘンな雰囲気。この時点で、目的地の知名度が予想以上であることを察する。

そう、これから行こうとしている島は大久野島。野生のうさぎが沢山住む島です。

www.qkamura.or.jp

大三島フェリー株式会社 | 忠海(竹原市)~大久野島~大三島 フェリー

 

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(7:11)

あれこれ撮っていたら次第に形成されていく船待ちの列。この日の始発は7:30。

まあここのフェリーは定員200人以上あるからまだまだ余裕だぜーと思って直前に並んだら、始発の便は小型船というとんでも情報が発覚しました。列に並ばずうろうろ写真を撮っていた自分をぶん殴りたい。

姫路城の時といい、混雑期はこの手の列並びには油断してはならないということを学習しました。

 

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(7:41)

案の定始発には乗れず、桟橋の上のこのアングルで次の便まで約1時間待機する羽目に。

 

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(8:22)

乗船開始。

 

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(8:25)

乗船した頃には、並び始めた頃より列が倍くらいの長さになっていました。上の写真、桟橋から視界の左端あたりまでずらっと人が並んでいます。大久野島はいまやネットでも話題の島なので多少混んでいるかと思いましたが、予想以上に注目を浴びているようです。

 

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(8:34)

並ぶ人が乗り切らないまま定員に達し、船は大久野島に向けて出港。

ちなみに大久野島、基本的にはバイクや自動車等の乗り入れは禁止です。島内にある休暇村の利用者ならどうこうという話は聞きかじりましたが、少なくとも日帰りである以上は忠海に停めてから船に乗りましょう。

 

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(8:50)

到着し下船。この航路は大久野島から先他の島へも向かうので、乗り過ごし注意です。

 

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(8:51)

上陸から30歩、既に視界の端々には小動物がちらほらいます。いますちらほら!

 

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(8:59)

ただ、港の近くはそれ以上にホモサピがいるので、とりあえず島内を歩いてうさぎさんと戯れられるスポットを探します。……なんだこれは

 

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(9:00)

うさ耳型集音器。沖を行く船や遠くの人に向けてみましたが、雑音ばっかりよく聞こえました。あ、でも波の音はなぜかしっかり拾いました。

 

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(9:05)

陶磁器製の毒ガス製造装置の配管。

ここ大久野島はかつて旧日本軍が終戦まで毒ガスを製造していました。それは秘密裏だったため、地図から消されていた過去もあるんだとか。

 

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(10:10)

軍需工場のための発電所の跡。柵がめぐらされておりこれより近くは立ち入り禁止です。

 

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(10:10)

……さて、あとは皆さんお待ちかねの写真を並べまくります。

 

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(9:07)

「呼んだかね」

 

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(9:07)

ということでここから先はうさぎさんワールドです。

こいつは僕が来たらベンチの上にまでお迎えに来ました。

 

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(9:15)

来てくれた奴には褒美を差し上げよう。

昨晩、ホテルにチェックイン後にわざわざスーパーまで買い出しに行ったりんご(青森県産)です。北国からはるばるやってきた2玉の果物は、広島の島に住むうさぎの胃袋に収まっていくのであった。

 

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(9:18)

うさぎに与えるエサは、大久野島では売っていません忠海側のフェリーのきっぷ売場では「うさぎのえさ」と称して一袋300円くらいで売っていましたが、どうやら中身はスティック状にカットしたにんじん(それも価格のわりにみみっちい量)の模様。事前に各自で調達していくのが賢明です。

 

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(9:21)

何を隠そう、ハムスターを過去に2匹飼ったことがありまして。おかげさまで「小動物の食いつきがいい食べ物」というのはそれなりにわきまえております。

まず、この手の小動物は食べ物から水分を摂ることを好みます(水のダイレクト飲みは必要に迫られたときのみです)。

そして、甘いものを食べ慣れていません(だからといってお菓子はNG)。

結論、みずみずしくてシャキシャキしていて甘みのある野菜or果物がおすすめです。個人的には写真の通りりんごあたりがお薦めです。

うさぎ→にんじんというのはいわばテンプレですが、野菜でも水分量が少なめなにんじんは実はそこまで人気がないです。うちのハム共は2匹ともにんじんをよく残しました。野菜ならレタス・キャベツ・かぼちゃあたりがわりかし積極的です。

ちなみにパンなどのパサパサした食べ物は与え方によっては喉に詰まらせる恐れがあるので避けましょう。

 

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(9:22)

ただこの子ら、口の大きさ的にりんごの最初の一口がかじれません。そして、果汁や匂いが出ていない状態では「おいしい食べ物だ」と察知してくれません。切るなりでかじるきっかけを与えてやりましょう。自分はその事実にその場で気付いたので、近くの岩に叩きつけて表面を軽く砕くというワイルドな行動に出ました。

 

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(9:24)

りんごという食べ物はほぼ未知と思われる彼ら。だるそうな態度だったくせに、匂いを嗅いだとたんの目の輝き具合とがっつき方が尋常じゃありません。もはや怖いレベル。

 

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(9:28)
そして言うまでもありませんが、うさぎたちのストレスになることや現地で禁止されている事はしないように注意してください。

うさぎを追いかけまわす・手で触れるなどはNGです。寄って来てくれたうさぎなどにひっそりえさを与えたり写真を撮ったりするまでにしましょう。また、車道や港の付近でのえさやりは禁止されていたかと思います。

 

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(9:29)

そして気になったのは、捨てられてゴミと化したえさの多さ。うさぎが興味を示さなくなったえさは、「そのうち食べるだろう」とその場に置いて行かず持ち帰りましょう。

正直だいぶ汚いことになっていて悲惨でした。ついでに言うとトイレに置き去られたゴミもなかなかの量でした。

 

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(9:30)

キャパギリギリのフェリーや園地に散乱したにんじんの切れ端を見ると、人気沸騰の代償として直面する問題を垣間見るようでした。いや、自分もそれに少なからず加担していることは確かなのですが。でもせめてゴミは持ち帰ろうね。

 

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(9:36)

山道を歩いていたら、正面から爆走してきたうさぎ。すれ違いざまにりんごの匂いを嗅がせたらこの有様でした。

 

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(9:41)

 

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(9:43)

ぱったり人がいなくなりますが、山に登るとそこそこいい景色が広がっているのでおすすめです。なんか熊蜂がそこらじゅうブンブン言ってて怖かったですが。

 

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(9:51)

利き手でカメラを構える以上、構図が似てしまうのは許していただきたい。

 

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(9:53)

 

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(9:59)

港の近くからうさぎはいますが、島の奥や山に行った方が食べ物への食いつきがよく、他の人も少ないので孤独にうさぎさんと向き合えます。

 

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(10:11)

かつて使われていた桟橋です。島の向こう側から山を越えて海に戻って来ました。

 

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(10:12)

暑いな、うん、暑いよなその毛皮。

 

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(10:17)

まありんごでも食いたまえよ。

 

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(10:20)

まだゴールデンウィークなのになー、くそ暑いよなー。

 

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(10:22)
まあとりあえず食いなよ。

 

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(10:37)

帰りの船の時間が近付いたので桟橋へ。ギリギリまで日影待機していました。並んでみたら韓国人の団体客のど真ん中に巻き込まれました。

 

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(10:40)

乗船、出港。

 

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(10:46)

ばいばい大久野島、ばいばいうさぎさんたち。

 

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(10:52)

写真向かって右手端が桟橋。なぜこの構図で撮ったかというと、ちょうどこの写真の左端が船を待つ列の最後尾になっていたからです。200mは並んでいたぞ……この炎天下……。