出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

船と原付で行く年末年始の小笠原諸島【5】初日の出、海開きイベント、初泳ぎ

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中央山(初日の出)

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あけましておめでとうございます。2019年の幕開けです。実際は昨晩カウントダウンしていましたがそんなことは気にせず本年もよろしくお願いいたします。

さて、朝っぱらから来ているここはどこかといいますと、父島最高峰の中央山です。道路から山道を5分くらい歩くだけで到達できます。

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砲台の跡と思われる遺構。

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こちらが山頂部分。標高は319mです。

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もちろんここにはご来光を拝みに来たのですが……残念ながら水平線から出てくるまさにその部分は雲で見えず。

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その代わりにちょっと良いものを見ることができました。完全に不意打ちな方角に虹が掛かっていました。

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……さて、こんなところにいますが7時から普通に宿の朝食なのでとっとと戻りましょう。

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我々は乗り物が原付だったので登山口のそばに横付けできましたが、駐車場があるわけではないので車で来る場合多少気を遣うことになりそうです。

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(7:11)

時間までにどうにか宿まで帰還。かまぼこと伊達巻が付いていて若干おせち風でした。

 

海開きイベント

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イベントに参加すべく大神山公園に歩いて来ましたが、開始時間まで多少時間があるので先に周辺をうろうろしておきましょう。

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巫女さんが海開きの準備をしていました。

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これが今日開かれる海です。元日に海開きということはつまり1年中入れますぜとそういうことで、日本一早い海開きでもあります。

 

小笠原ビジターセンダー

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(9:18)

公園の脇にあって開いていたので入ってみました。

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入ってみると、ちょっと前にNHKスペシャルで放送された「東京ロストワールド」で取り上げていた南硫黄島の調査に関する展示があってはからずも興奮しました。

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鳥を調査するためのタコノキの果実の疑似餌。卵パック。

 

B-しっぷ(商工観光会館)

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(9:20)

観光協会、ホエールウォッチング協会、商工会の窓口らしいです。まったく利用していないので何もわからないのですが、観光ガイドに書かれている所要時間はここを起点に書かれていることがあるので、場所を覚えておいて損はありません。ビジターセンターの斜向かいです。

ちなみにこの時、スタッフはイベントの準備で出払って中に入れませんでした。

 

小笠原郵便局

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(9:20)

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B-しっぷのさらにまた向かいにあるのが郵便局。当然この日は閉まっていましたが、我々が帰る上り便の出航日には郵便窓口を開けるようです。

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本土なら持っていかれちゃいそうなポストの上。

 

小笠原警察署

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(9:24)

郵便局の近くには警察署。署の前に停まっているパトカーがかわいい。

 

小笠原総合庁舎

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(9:24)

ということでこの一帯は主要施設が林立しておりいわば小笠原の霞が関です。

 

日本一早い海びらき

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(9:37)

ということで9:30からイベント開始。まず受付で貰ったのはプレゼント企画の抽選券です。

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一見昨晩も目にしたドンドコですが、叩いている人が違います。

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(10:05)

そしてちゃんと神事を済ませて、

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フルーツをタダ食いしまくり、

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ステージの催しを見ながらヤシの実っぽい何かをドリブルして遊び、

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プレゼント抽選は結構な当たり数なのに見事はずれ、

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(10:28)

ダンプレンという小笠原の郷土料理をいただきました。いわゆる洋風すいと

です。

japan-word.com

鶏のスープに野菜とか練った小麦粉とかが入ったものです。おいしいです。ちなみにこれもタダ食いです。

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(10:33)

ステージでは出し物が続いていますが、抽選会が終わったところで開かれたばかりの海で初泳ぎをキめてきましょう。

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(10:35)

ということで再び海へ。

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はい初泳ぎ終了!

前日と前々日にも海に浸かっているので体感済みですが、いくら小笠原とはいえこの時期にガッツリ海水浴は寒いと思われます。小笠原的にもウェットスーツ推奨です。なので、こうして足を軽くつけるだけでも、

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(10:43)

初泳ぎとして認められます。というか厳密に海水への接触を判定している訳ではないので、会場に来さえすれば貰えることには貰えます。でもまあせっかくだからちょっとくらいは入りましょう。

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(10:50)

初泳ぎから海開きイベント最後の企画まで時間があったので、今のうちに軽く何か食べておきましょう。ということでメインストリートへ買い出し。写真は食べ物ではなく和装風のわんこです。

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(10:53)

通りで見つけたお弁当屋さん。揚げ物の気分ではないからと気になるワード「変態カツ丼」をスルーしてメカジキづけ丼を購入。以後この店を訪れても変態カツ丼は売り切れてばかりで、今思うとこのタイミングで買って確かめておけばよかった……。

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(10:58)

でもづけ丼だっておいしかったんですよ。イベント会場の公園まで戻って、日向ぼっこしながら食べていました。この午前中、僕の旅にしてはかなり珍しくのびのびした時間の使い方でした。

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(12:22)

この海開きイベントの締めくくりは何かといいますと、ウミガメの放流です。

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(12:24)

昨日行った海洋センターで育てられたであろう子亀たちが、地元の小学生の手で海へ放たれました。

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(12:24)

ウミガメの放流が終わって帰りがけに公園を通過したのですが。ステージ上の横断幕、「日本一早い海びらき」の裏が「COUNT DOWN PARTY」でした。実に効率的でした。

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(12:34)

海岸沿いのメインストリートから一本山側の通り。ですが、飲食店や土産屋さんも若干あります。

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アカガシラカラス鳩サブレー。この看板の背景色に明確な意図というか元ネタを感じます。

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(12:46)

Heart Rock Cafe。ハートロックというのは父島の千尋岩の別称。看板のフォントといいこれまた明確な意図を感じます。