出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

北海道ツーリング 2018GW【データ編】走行ルート・装備・予算

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9日間にわたる北海道ゴールデンウィークツーリングの装備・ルート・持ち物・出費について、自らの備忘録を兼ねて記しておきます。

基本情報

26才会社員、バイク歴2年8ヶ月

VTR-F(249cc)

バイクでの北海道上陸は3度目。GWの上陸は初。

 

そもそもGW(ゴールデンウィーク)の北海道はツーリングできるのか?

端的に言えば可能です。

ただし、気温は関東の真冬並みなので相応の装備が必要です。雨が降ってしまえばだいぶ寒いです。

直前の気温や天気次第では、雪・凍結等で山寄りが走れなくなる可能性があります。
そのあたりの覚悟と装備・計画面でのリスク管理さえできていれば、決して難しいことではありません

三国峠ほか、道内各峠の路面状況をライブカメラで確認しながら計画を立てましょう。

www.hbc.co.jp

ちなみに今回は天候には比較的恵まれていたため、あまり困ったことはありませんでした。一日だけ雨に降られ続けて宿から一歩も出なかった以外には。

 

行程・出費まとめ

4/28(土)

最高気温:18.6℃ 最低気温:10.5℃

最大風速:5.7m/s 日照時間:12.2h

天気:晴れ(新潟)

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05:00 横浜発

10:00 新潟港フェリーターミナル

11:20 乗船

      走行距離:350km

 

ガソリン 2,541円

飲食 1,775円

フェリー 15,230円

高速 5,620円

      合計 25,166円


4/29(日)

最高気温:23.1℃ 最低気温:4.8℃

最大風速:4.1m/s 日照時間:11.9h

天気:晴れ(小樽)

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05:00 下船

07:00 望羊の丘(羊蹄山麓)

08:00 ニセコパノラマライン

10:00 神威岬

14:45 旧増毛駅

16:00 三毛別羆事件復元現場

20:00 旭川

      走行距離:623km

 

ガソリン 2,435円

飲食 1,070円

宿泊 4,400円

      合計 7,905円

 

 

4/30(月)

最高気温:28.3℃ 最低気温:6.2℃

最大風速:5.4m/s 日照時間:9.7h

天気:晴のち曇(帯広)

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06:30 旭川

07:30 美瑛(青い池)

12:30 狩勝峠

13:45 六花亭帯広本店

14:15 帯広競馬場

17:30 三国峠

19:45 名寄泊

      走行距離:496km

 

ガソリン 1,962円

飲食 1,742円

薬局 882円

土産 420円

馬券 500円

払戻金(馬券勝ち分による収入) +830円

宿泊 4,000円

      合計 8,676円

 

5/1(火)

最高気温:13.0℃ 最低気温:7.5℃

最大風速:14.3m/s 日照時間:5.7h

天気:曇のち雨(稚内)

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05:00 名寄発

07:00 苫前

08:45 天塩

10:30 ノシャップ岬

11:30 宗谷岬

14:30 エサヌカ線

15:45 浜頓別(クローバーの丘)

17:00 音威子府

18:00 名寄泊

      走行距離:490km

 

ガソリン 2,103円

飲食 1,912円

土産 162円

洗濯 900円

宿泊 4,000円

      合計 9,077円

 

5/2(水)

最高気温:15.8℃ 最低気温:4.4℃

最大風速:4.2m/s 日照時間:2.3h

天気:曇のち雨(足寄)

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05:00 名寄発

07:00 層雲峡

07:40 三国峠

08:30 タウシュベツ川橋梁、林道入口

09:15 タウシュベツ川橋梁

10:00 タウシュベツ川橋梁、林道入口

11:30 ナイタイ高原牧場

12:40 足寄

14:00 オンネトー

15:30 阿寒湖

17:15 美幌峠

18:30 屈斜路湖畔泊

※チェックイン後アイヌコタンまで往復

      走行距離:558km

 

ガソリン 1,799円

飲食 2,486円

土産 3,100円

アイヌシアター 980円

宿泊 5,000円

      合計 13,365円

 

 

5/3(木)

最高気温:7.7℃ 最低気温:1.2℃

最大風速:11.2m/s 日照時間:0.0h

天気:雨(弟子屈)

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終日 屈斜路湖畔滞在(連泊)

※大雨のため

走行距離:0km

宿泊 5,000円

     合計 5,000円

 

5/4(金)

最高気温:10.7℃ 最低気温:3.5℃

最大風速:12.2m/s 日照時間:1.5h

天気:曇のち雨(根室)

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06:00 屈斜路湖畔発

06:45 斜里の直線道路

08:15 オシンコシンの滝

09:00 越川橋梁

10:00 開陽台

12:30 別海町(新酪農村展望台)

14:30 納沙布岬

17:00 霧多布湿原

19:00 釧路泊

      走行距離:529km

 

ガソリン 2,523円

飲食 2,992円

宿泊 6,900円

      合計 12,415円

 

 

5/5(土)

最高気温:7.4℃ 最低気温:4.2℃

最大風速:14.0m/s 日照時間:7.3h

天気:曇(襟裳岬)

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06:00 釧路発

08:00 浦幌神社

10:15 襟裳岬

14:00 鵡川

15:00 新千歳空港

17:00 苫小牧フェリーターミナル着、乗船

      走行距離:417km

 

ガソリン 1,723円

飲食 1,105円

土産 8,291円

駐車料金(空港) 100円

フェリー 26,420円

      合計 37,639円

 

5/6(日)

最高気温:26.7℃ 最低気温:10.8℃

最大風速:5.7m/s 日照時間:10.9h

天気:曇のち雨(水戸)

 

14:30 大洗港下船

17:30 帰宅

      走行距離:170km

 

ガソリン 690円

土産 753円

      合計 1,443円

 

総計 

走行距離:3,541km (393km/日)

出費合計:120,686円 (13,410円/日)

 

積載

RSタイチ RSB259 ヒップバッグ.6 グレー

タナックス モトフィズ タンクバッグGT MFK-001

タナックス モトフィズ キャンピングシートバッグ2

ツーリングネット(M)

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バイクへの積載容量は計69L(拡張機能未使用時)フェリー乗船時は必要なものだけ手持ちのバッグに入れて持ち込み、タンクバッグとシートバッグはバイクから降ろさずにおきました。

これまでロングツーリングでは後部座席にサドルバッグと中くらいのシートバッグを組み合わせていたのですが、出発準備やホテル到着後の荷解きにいちいち掛かる時間と手間は馬鹿にならないため、大きいひとつのバッグにして極力手間を省こうという発想のもと今回のような積載になりました。思惑通り準備・荷解きは圧倒的に時間短縮となりました。

GWの北海道は関東基準では真冬装備のため、荷物もかさばり容量ギリギリ。結果、とどめに買ったお土産の分だけはみ出しツーリングネットで固定する羽目になりました。

 

服装

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上半身

ヒートテック等長袖インナー+パーカー+冬用ジャケット付属インナー+冬用ジャケ

ット

わりと毎日お腹に貼るカイロを一枚忍ばせていました。ツーリングにおいては、中を沢山着込むというよりは、中はそこそこで済ませて外側でしっかり冷気と風をシャットアウトすることが大切です。ネックウォーマーは必需品。そして壊しやすいお腹には貼るカイロ。

 

下半身

⇒スパッツ+トレッキングパンツ+冬用ライダーパンツ

外側の冬用ライダーパンツは、中綿があるオーバーパンツ用の製品です。普段はスパッ

ツの上から履いてしまうこともありますが。

 

持ち物

ツーリングマップルR

着替え4日分(途中一度コインランドリー使用)

帽子

折り畳み傘

折りたたみ椅子

サンダル

ゴム手袋

予備バッグ

各種カメラおよび充電機器類

延長コード

三脚

カロリーメイト

ウェットティッシュティッシュ

歯ブラシ

タオル(各種)

ゴミ袋

養生テープ

レジャーシート

 

持っていて良かったもの

レジャーシート

バイクを停めている間に一雨降りそう……という時にハンドルやヘルメットに被せておくと濡れずに済みます。

 

養生テープ

バイクが風で倒れた時に、外れてしまったウィンカーレンズを固定しました。地味に幅を取るのですが持っているだけで安心感があります。

 

速乾タオル

Amazonで適当に買ったマイクロファイバータオルなのですが、軽くて薄いのによく吸うし乾くのが早いしでいい感じです。フェリー船内へ持ち込み重宝しました。肌触りは普通のタオルに敵いませんが風呂上がりの身体を拭くには十分です。

 

ボストンバッグ(船内持ち込み・買い出し用)

バイクの積載用とは別に折り畳めるバッグをひとつ余分に持っておくと便利です。フェリー乗船時には船内に荷物すべてを持って行く訳にはいかないので、船内で必要になる(持ち込む)ものをそのバッグにまとめておきます。するとバイクで乗船後、そのバッグひとつを積載から抜き取るだけでスムーズに車両甲板から離れることができます。下船時もそのバッグを戻すだけで良いので下船準備がとても楽です。ホテル泊の日も、ホテル到着後の買い出し用に使えます。


持って行く必要のなかったもの

折りたたみ椅子

必要ないというか、サイズを見誤りました。30秒くらいで組み立てられる背もたれ付きのイスを持って行ったのですが、全く使わずに終わりました。フェリーやコンビニ前などでさっと座りたい時には、2秒が限度です。僕の旅のスタイルの場合は、背もたれなんて無くてもいいので取り出して一瞬で使えるイスの方が圧倒的に出番が多いです。

それこそ今までは取り出して開くだけのコンパクト&単純なイスを重宝していました。だったらもうちょっと良いものをと思って今回新たにチョイスしたところ、かさばるわ組み立てが面倒で結局出さないわでとんだお荷物でした。もっとゆったりとした行程なら出番はあるでしょう。

 

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