出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

男3人の伊豆大島・神津島【4】神津島温泉保養センター、赤崎遊歩道、トロッコ跡

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神津島上陸を果たし、すぐに天上山に登頂した我々。

非日常的なハードワークを経て約3時間ぶりに下界へ戻った我々は、温泉へ行くことにしました。

 

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【3/19】竹芝客船ターミナル~さるびあ丸乗船
【3/20】大島岡田港~椿花ガーデン~椿まつり~大島公園
◆【3/21】神津島~天上山~島内観光
◆【3/22】神津島村~さるびあ丸~竹芝客船ターミナル

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神津島の観光スポットについては3年前の旅行記も併せてご覧ください。

神津島温泉保養センター

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(14:31)

村営の温泉施設です。

通常の内湯もそこそこ広くて快適ですが、ここの目玉とも言うべきは露天温泉です。

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(14:42)

海が見える露天温泉です。男女共用で水着着用が必須です。アラサー野郎3人で入っていたら妙齢の女性が来て申し訳ない気持ちになりました。

ちなみに内湯までは通常通り全裸で入れるので、水着が無くても内湯までなら利用できます。

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(14:33)

休憩所の横にはレストランがあります。ここが空いていれば遅めの昼にしようと考えていたのですが、クリティカルな昼・夜の食事時だけの営業なようです。

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(14:30)

ちなみにここですが、先程の露天温泉の他に夏季にだけ開放されるものすごく大きい露天温泉があります。夏に来たことがないので入ったことがありません。

 

ロッコ

神津島は山全体が抗火石というガラス質の岩でできています。天上山の白い地面もこの岩によるもの。かつては建材としてこの岩を採掘していました(新島では今も採掘しています)。

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(15:54)

島の北部、赤崎遊歩道の手前には名組湾という湾がありますが、ここには1942(昭和17)年頃に建設された採掘運搬の施設が残っています。島外への積み出しは昭和30年代に閉鎖されたそうですが、2000年まで島内の資材用として採石は行われていたんだとか。

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(15:55)

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(15:55)

上は渡っちゃいけません。

 

踊り岩

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(15:57)

ロッコ跡から道路を挟んで斜向かいあたりにあります。

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(15:57)

要するに褶曲した地層です。目の前に看板はありますが、特段案内もありません。というかパンフレットにも記載がありません。

 

赤崎遊歩道

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(16:16)

道沿いにあるここが遊歩道の入口です。脇には10台くらいの駐車場があります。

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(16:06)

ポスターにもなっている代表的なアングル。

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(16:14)

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(16:04)

休憩スペースと思われる飛び込み台まである入り江です。

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(16:10)

さらに奥の方まで遊歩道は続いていますが、わりと手前で通行止めになっていて向こうまでは行けません。

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(16:04)

飛び込み台でタイタニックごっこ

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(16:14)

奥の方でアピールしている人はこの後置いて帰りました。

 

ありま展望台

村落の南西部にある展望台です。

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(16:40)

村落方面を一望できます。

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(16:40)

村落と、その背後には天上山の断崖、そして頂上までもまとめて眺めることができます。上部中央につんとしているのが頂上です。

展望台の一角には、神津島へ流されたキリシタンの「おたあジュリア」を顕彰する十字架が立てられています。展望台にあるということは、村落からも十字架を見ることができます。是非探してみてください。でも十字架の写真は撮り忘れました。

 

神津島灯台

島の南端近く、空港の西に灯台があります。灯台には東西の2方向からアプローチでき、いずれも近くに駐車場があり、最後は遊歩道を歩く形になります。

東側の道路は道が太く、比較的アクセスしやすいです。駐車場は灯台への遊歩道の入口の斜向かいにあります。

一方、西側の道はラスト300mくらいがすれ違いのできないギリギリ1車線です。しかしこちらは千両池というスポットへ続く道にも出られるのと、

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(16:50)

「天気の子」で主人公(帆高)がチャリンコを漕いでいた道がまさにこのギリギリ1車線だったりします。今更ですが「天気の子」の主人公、帆高の地元はここ神津島です。

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(17:04)

これが灯台。特段眺めが良いスポットでもないので写真は本当にこれだけです。

 

丈栄丸

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(17:37)

本日の宿は丈栄丸さん。レンタカーは宿の並びに停められないので、駐車場所は到着時に宿の方の指示を受けましょう。

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(17:39)

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(17:38)

部屋がすごく綺麗。そしてこたつ。

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(17:46)

根が生える前に商店へ買い出しへ行きました。

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(17:51)

夕陽と原付。

 

18時にはお夕飯です。

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(18:00)

食堂に入るなり我々3人に襲い掛かる船盛り

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(18:04)

汁物とごはんを追加してこの絶景よ。

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(20:30)

ひととおりおいしく平らげた後は、部屋でカードゲームをしつつゆっくり過ごしました。島の専用チャンネルがいい味出してます。明日葉の出荷額とかエビの入札結果とか港の様子が淡々と放送されています。そしてゴールデンタイムには新橋で開催された神津島のフェアの様子などをリポートしていました。

 

多幸湾

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(5:55)

神津島の東側、前日にさるびあ丸の到着港だった多幸湾からおはようございます。ちなみに帰りもこの港なのでまた後で来ます。

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(5:59)

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(6:23)

宿でまだ寝ている二人を置いて、一人で車を走らせて朝日を見に来ました。日の出その瞬間にはギリギリ間に合っていないけれど。

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(5:55)

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(6:02)

夜明け直後の天上山を眺め、

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(6:28)

ちょっとだけ遊んでからしれっと部屋に戻りました。

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(7:03)

朝でもキンメダイがいる。朝ごはんとは思えないチートっぷりでした。

 

朝ごはんを食べたら観光スタートです。原付だと帰るまでの荷物の置き場を考えなきゃいけませんが、車だとその心配がないのが楽ですね。

 

水配り像

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(8:12)

前浜の手前にある水配り伝説を再現した像です。

水配り像|神津島観光ガイド公式WEB|神津島観光協会運営

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(8:11)

伊豆諸島各島の神様が早く来た順に水の配分を受け(実際に水が豊かな順)、寝坊した利島がやって来た頃にはほとんど残っていなかったという話。手前には寝ている利島の神様がいますが、壁のボタンを押すと枕にしている壺から水が出てきます。

 

村落

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(8:15)

水配り像のある前浜を始点に、村落を歩いて回ります。

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(9:15)

これが神津島の砂浜の砂。抗火石というガラス質の岩が波で砕かれた砂です。つまり天上山の上にあった岩や白い地面と同じです。ちなみに、

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(8:33)

神津島にはなんとアニメイトがあります。ただしアニメショップではありません。

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(8:41)

村役場。

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(8:39)

の裏手から見える前浜。

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(8:46)

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(9:07)

神津島高校。令和2年度の生徒数は50名超らしいです。

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(9:23)

物忌奈命(ものいみなのみこと)神社。伊豆諸島の中ではかなり大きい方のお社です。

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(9:23)

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(9:21)

めっちゃ良いこと言うじゃん……。

 

藤屋ベーカリー

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(8:56)

パン屋さんです。島にもパン屋はあるんです。

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(8:51)

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(8:55)

手作りのパンが並びます。種類はなかなかに豊富ですがあまり数は多くないので、買うなら早めに行くことをお勧めします。前日に買い逃したっぽいおb……お姉さま軍団が、我々とほぼ同時にやって来て先にどんどこ買っていきました。ちなみにパン以外の食品も売ってます。

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(11:13)

買ったパンは船内で昼食のプラスアルファやおやつ代わりに食べました。

 

多幸湾三浦港

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(9:29)

帰りの船は10:30の出港。残り1時間になったのでぼちぼち帰りを意識しましょう。

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(9:41)

まずは土産屋を物色。

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(9:54)

そしてレンタカーに給油。軽油は軽と言っても軽自動車用の燃料じゃありません。

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(10:19)

本日の発着港も三浦港(多幸湾)。待合所前の駐車場に鍵を刺したまま停めておくことで

返却です。

 

多幸湧水

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(10:13)

港に着いたもののまだ船が到着していなかったので、それまで近くの湧水を見に行きました。

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(10:12)

神津島は水が豊かで、村の水道水も地下水を利用しているほど。島内には湧水ポイントがいくつもありますが、その中でも一番有名と言えるのがこの多幸湧水です。飲みました。おなか壊しませんでした。

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(10:09)

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(10:10)

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(10:12)

そうこうしているうちにさるびあ丸が入港接岸モードに突入しはじめたので、ぼちぼち港へ戻りましょう。

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(10:14)

さらば神津島