出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

能登半島2泊3日の旅【4】輪島・千枚田・禄剛崎

 

ゾウゾウ鼻から直線3㎞ほどで輪島の市街地へ突入。

 

輪島といえば朝市が有名ですが、名前の通り開かれているのは正午まで

来た頃には終わった直後で、店をたたんでリアカーを引いて帰るおばあちゃん達をたくさん見かけました。

輪島には朝市駐車場という市営の駐車場があり(場所はホテルルートイン輪島の隣)、朝市開催時間中は駐車料金300円が掛かります。

が、それ以外の時間帯は無料になります。つまり行った時には無料だったのですが、喜んでいいのやら残念なのやら。

 

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(12:33)

駐車場から歩いて少し、店先で露骨に干されるおさかな。

 

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(12:36)

朝市が開かれてい(たと思われ)る通り。この時間になると普通に車で通過できます。

 

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(12:37)

朝市の通りに輪島塗の店が何軒かあります。

安いものなら数百円の箸から、高いものはそれこそキリがない世界です。

僕は2000円の箸を買いました。それでも100回塗りだもの。丁寧に扱えば2~30年は持つと言われました。

 

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(13:44)

ちょうど昼食の時間でしたが朝市が終わってしまえば呆気ないもので、ご飯を食べられそうな所はそこまで多くない印象です。営業していて海鮮を食べられそうな店をチョイス。

 

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(12:49)

海鮮どーん。

 

昼食後は能登一周を再開。東に向かってすぐ、白米千枚田(しろよねせんまいだ)に差し掛かります。

そうです、あの滅茶苦茶有名な日本の千枚田オブ千枚田です。

道の駅が併設されており、そこに駐車できます。もちろん無料です。

 

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(14:00)

なかなかに壮観。冬だから色合いがあれですが、水を張っている時期はそりゃもう絶景でしょうなあ……。

ここももし手を入れる人がいなくなれば、さっき見た崩れかけの棚田のようになりうるんだと思うとなんだかせつない気持ちに。

 

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(14:01)

海辺まで歩いて降りることもできますが、バイクで日本一周した人の何人かが動画の中で「下まで降りても別にどうということはない」と口を揃えて言っていたので降りませんでした。見た目にも結構な距離があります。

 

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(14:03)

かかし。定番らしい。どことなく卑猥だ。

 

さて、戻りの時間を考えるとあまり時間に余裕がなくなって来ました。

車の返却時間やレンタカー屋の営業時間というのもありますが、そもそも日没後に車を走らせたところでこの手の場所はまったく観光にならないというのは百も承知の事実。

それでもとりあえず行かなきゃいけない、能登半島の先っぽ

次に立ち寄ったのは禄剛崎(ろっこうさき)」です。

 

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(14:50)

「道の駅狼煙」に車を置き、ここからは徒歩です。

 

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(14:54)

灯台登口」の看板を頼りに坂道を上ります。

 

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(14:54)

道の駅から徒歩5分くらいで禄剛崎灯台に到着です。

 

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(14:59)

 

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(15:01)

どうした何があった説明板よ。

 

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(15:02)

東京から300㎞(名古屋とだいたい一緒)しか離れていないのにこんなに遠いとは。
ちなみに裏面は、

 

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(15:02)

えっ意外と近くないですかロシア。

 

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(15:03)
最先端の碑をおっ立てるためにコンクリを練るおっちゃん達。

 

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(15:05)

「日本列島ここが中心」

というなんとも勝負に出た碑を発見しました。

 

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(15:04)

埋め込まれた列島の地図から言わんとしていることは理解できますが、やはり色々無理がある気がするんです。いやでもそのスピリットは面白くて好きです。

 

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(15:08)

帰りはもうひとつのルートから。

雰囲気からして恐らくこっちの方がメインルートです(行きは半ば迷っていました)。

 

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(15:11)

「見えないアートミュージアム」という、内容の見当が全くつかない施設が沿道に。

古民家アートらしいというのは分かりましたが、それ以上の情報がネットで検索しても出てこない謎。

 

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(15:12)

「さいはての地 狼煙」

おいお前さっきここが日本の中心って言ってたよなどっちでもいいからせめてキャラの振り方統一したまえよ。

 

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(15:14)

道の駅へ帰還。トンビは来る前提。

 

そうこうしているうちに時間はすっかりギリギリに。残りは途中で車を停めている余裕もなく、真っ直ぐ和倉温泉へ戻る運びとなりました。

道も海岸線をずっと走るのではなく、最短となる県道バイパス→能越自動車道と最短で戻っていくルート。

ただ、見たいものはおおむねこれまでの間にあったのでだいたい満足です。

 

……時間があれば千里浜にも行けたらーなんてろくに計算もせず幻想を抱いていたのはここだけの秘密だ(和倉温泉のさらに向こう直線20㎞くらいの場所にあるので到底無理)。

 

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(16:01)

沿道に雪があってぎょっとするの巻。路上はあらかた除雪されていましたが、たまに雪が転がっていました。

 

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(16:49)

能登を左に見ながら和倉へ急ぐ。

 

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(16:58)

ツインブリッジのとを渡り能登島へ。

 

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(17:06)

 

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(17:11)

能登島大橋を渡り、再び本土側へ。

 

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(17:12)

わずかばかり時間に余裕があったので、駐車場に停めて能登島大橋を眺めるなど。

 

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(17:34)

給油を済ませ、和倉温泉に帰投し車を返却。本日の総走行距離は230kmでした。

 

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(17:51)

連泊なので再び『のと楽』へと戻ると、昨日同様にふわっふわの座布団が待ち構えていました。

これどうやって膨らましているんだろう……。

 

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(19:08)

さて夕飯ですよ。

今日はビュッフェではなく半個室の食事処でコースです。

 

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(19:07)

 

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(19:12)

 

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(19:33)

 

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(20:05)

ずわい蟹やらぶり大根やらぶりしゃぶやら、次から次へと出てきて至福。

中でもずば抜けて鰤がうまい。もともと鰤が好きなのもあって、なんというかもう鰤の最強具合を改めて噛みしめました。

 

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(20:27)

温泉に入りお腹を満たしたら、あとはゆるっと夜を過ごして本日もターンエンド。

 

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(20:45)

余談ですが買って帰ったお土産の一部を紹介します。

 

五郎島金時チーズスティックケーキ】

  さつまいものチーズケーキ。前にお土産で貰って美味しかったので購入。

【城山の月】

  「萩の月のバッタもんだろう?」という意図でのネタ枠だったはずが、意外にもとても美味しかった。本家萩の月よりも生地の焼きました感が強く、そんなに重たくないです。
【のどぐろせんべい】

  よくある海産物せんべい。安定のおいしさ。