ミサイル試射場
(11:50)
石山展望台を離れ、さらに新島を反時計回りで進んで行きます。島の南東部に位置する自衛隊のミサイル試射場(新島試験場)を見下ろす場所に到着しました。現在は防衛装備庁航空装備研究所新島支所として機能しているそう。
(11:53)
警告板の手前でUターン。道なりに進んでいるとここに出てしまうのですが、島を周回するルートはここよりも300mくらい手前で、左(石山展望台側から来た場合)に曲がらなければなりません。車であれば通り抜けできるのか不安になるようなギリギリの道を進みます。原付は車幅という概念がほぼ無ですが、その代わりに路上の枯れ枝などが多くかなりおっかなびっくりで走りました。
(12:06)
沿道にシカ罠の警告文がたくさん。
ぐるっと回ったとしても道はいったん親水公園の方へと戻ってしまいますが、反時計回りをするため次は東側の海岸沿いを目指します。
(12:13)
公園的な広場的なスペースに、コーガ石を使った恐竜さんが。
シークレットポイント
ここ新島には、シークレットポイント(シークレットとだけ呼ぶ場合もある)なるスポットがあります。シークレットと言うわりにはそこまで隠されていません。が、最近では公式のガイドにあまり載らなくなっている模様です。でも行き方をご紹介します。
新島空港の南側、地図上のこの場所から海側へ延びる道がシークレットへの入り口です。
(13:09)
農園地帯にぽつりとさりげない案内標示(※帰りに撮影)。かつてはハンドメイド感溢れる案内板だったようですが、現在では石材のそれに置き換わっていました。
手前にも似たような案内の標示がいくつかありますが、それもそこまで丁寧ではなく、それだけを頼りに行くと迷う恐れがあります。行き方自体はそれ程難しくもないですが、この一帯は見通しがあまり良くない上に似たような景色が延々と広がっているので、土地勘が無ければマップアプリ等に頼るか事前に十分なルート確認が必要かと思います。
この入り口からは舗装はされておらず、道幅も車一台ギリギリ程度。100m程進むと、乗用車が2~3台停められそうなスペースが現れます。この先は徒歩で進みます。
(12:28)
一人分の幅の通路を進むと、急に視界が開けます。
(12:30)
このあたり、足元は時々岩場なのでご注意ください。また、本来の通路が崩壊している部分もあります。
(12:31)
傾斜がきつめの階段を下りていくと、目の前に海と砂浜が。
(12:35)
(12:36)
(12:36)
(12:39)
――なんじゃこりゃ。
(12:41)
伊豆諸島の小さな島とは思えないスケール感の光景。
(12:50)
南側奥に見えるのが白ママ断層と言われる部分で、崖と海が限りなく近づいています。
その白ママ断層ですが、崩落の危険があり立ち入りが制限されているので注意してください。シークレット周辺は波打ち際と崖にまだ距離があるため、このあたりまではまだ制限されていないようです。
(12:43)
で、まあ、目の前にこんな景色があったらとりあえず跳んでみますよね。
(12:49)
で、その後2人して跳んでみますよね。
(12:54)
(12:55)
(12:58)
砂は近くで見ると透明です。石山展望台などでも見た石が粉々になるとまさにこんな感じになりそうです。
(13:05)
思っていたより長居して遊びましたが次へ行きましょう。
羽伏浦海岸
(13:14)
新島の観光スポットとして度々取り沙汰されるアングルからお届けします。階段を上ると展望台にもなっています。
シークレットと白ママ断層と羽伏浦の位置関係はこんな感じ。ずどんと白いのが名前通りの白ママ断層。先ほどのシークレットと羽伏浦は地続きに砂浜で、いずれもサーフィンの場所として有名なようです。
(13:15)
地続きなので、展望台から眺めるのもそこそこに次へ。
(13:20)
通行止めやら道路工事やらで迂回した先には空港が。サーファーがいる。
羽伏浦公園(石の動物園)
(13:22)
(13:23)
(13:23)
(13:24)
(13:24)
ななななななんじゃこりゃあ……。
ちなみにこれらの奥には普通の公園としての遊具もあって、ターザンロープや滑り台でひとしきり遊んでいました。26歳、会社員です。
(13:30)
道を挟んで反対の海側にも公園が広がっているようなのですが、そちらは工事中で一切立ち入りができませんでした。
羽伏浦展望台
白ママ断層→羽伏浦海岸→の延長線上に位置するのがこの展望台。
(13:35)
島の山を越えて北側にある若郷とよばれるエリアには現在「平成新島トンネル」を使ってアクセスできるのですが、旧道はどうやらこちら側にあったようです。山や海岸沿いを走るとしばしば出てくるこの手の旧道って見ているだけでワクワクしますよね。しませんか?
(13:37)
お目当ての展望台は旧道への入り口を左に見つつさらに100mほど進んだ先にあります。この先には小さな港があるくらいなので、ただでさえ控えめな交通量はほぼ皆無になります。
(13:38)
(13:38)
見上げれば旧道の洞門。すごい気になる。
若郷・若郷渡浮根展望台
(13:53)
平成新島トンネルを使って若郷へ抜けた先にあります。都道から逸れた場所にありますが、曲がるポイントの看板は唐突かつさりげないので見逃し注意です。
(13:54)
若郷の海岸を一望できます。海の向こうに見えるキスチョコみたいな島は利島です。
(14:08)
その後若郷の一番奥まで行ってみるものの、海が広がっている以外は特に何もなく。
(14:12)
(14:12)
ここから本村(島の中心地で宿のあるあたり)まで7.5kmもあるとは意外。歩いたら2時間はかかるのか……。(平成新島トンネルは徒歩・自転車での通行は禁止です)
富士見峠展望台
若郷から平成新島トンネルを戻り、本村方面へ。そして今回の展望台巡りの最後となる富士見峠展望台へ。かつては本村と若郷方面を結ぶ峠道だったようです。
(14:51)
最高に眺めが良いです。新島の見晴らしツートップは石山展望台とここ富士見峠展望台で間違いありません。南部と北部に山があって、その間の平地に村落が形成されているのがよく分かります。
(14:31)
面白そうなピラミッド状の階段があります。
(14:34)
遊びます。
(14:35)
遊びます。
(14:37)
遊びました。
(14:39)
(14:42)
(14:47)
人力で行くのはなかなか骨な場所ですが(道中自転車も通行止めの標示がありました)、エンジン付きの乗り物があるなら行かない手はありません。
(14:51)
これにて新島原付一周はおおむね終了。それでは麓へ戻りましょう。