神崎鼻(こうざきばな) 本土最西端
平尾台を出た後は容赦なく高速を使い、長崎県は佐世保まで移動です。
佐賀? 知りませんねえ……。
(14:39)
佐世保市役所小佐々支所にやって来ました。なぜならここでは「日本本土最西端到達証明書」を発行してもらえるからです。
支所の受付日かつ時間内だったので、カウンターに行き発行してもらいました。ご覧の通りまだ最西端のスポットには行っていないのですが、下さいと行けば貰えます。まあ関東から来ればほぼ来たようなものだしこれから向かうので許していただきたい。佐世保中心部から向かうと、どうしても支所の方へ先に着いてしまうのです。
(14:38)
ここで貰える証明書は他の3極の到達証明書とタイアップしていて、4枚を集めれば1枚の大きな四極到達証明書になるというアツい企画になっています。ちなみに僕は今回で四極すべてには行ってはいるのですが、宗谷岬と佐多岬で証明書を貰いそびれている(当時存在を知らなかった)ので、残念ながらコンプリートには至っていません。
(14:57)
そんなこんなで、最西端の碑がある神崎鼻公園へ。
駐車場では戻ってた時にシートが熱いのが嫌なので、かろうじての日陰を見つけて停めました。それくらいに暑いです。
(14:59)
びっくりするくらいに夏らしい海していますね。いや夏なんですけど。
(15:00)
階段を降りたところに最西端の碑があります。この碑の前にはカメラ台があるので、ぼっち旅の自撮りにも優しい仕様です。
(15:03)
碑の先の景色。海の向こうに見えるのは平戸島です。島なので本土ではありませんが、橋で続いているので後で行きます。
(15:07)
斜面の上の方へ行くと、四極交流広場なるものがあります。
(15:07)
(15:08)
タイル張りで何気にお金掛かっていそうです。正直なところ四極の中では一番キャラが薄いので、そのあたりに対する頑張りなのかもしれません。
(15:08)
天気が良かった(良すぎて気温的にはしんどかった)のもあって行って良かったなと思うポイントなのですが、いかんせん他の四極と比べてその存在感の薄さは否めません。またその地点へ至る道も住宅の脇を抜けていくので、ツーリング感がさほど無いのが難点でしょうか。
【バイク駐車場情報 神崎鼻公園】
入口部分が無料の駐車場になっています。人もそれほど多くはないので駐車場所に苦労することはあまり無いかと思います。
カトリック紐差教会
以前九州一周をした時には時間の都合で来られなかった平戸島に上陸しました。紐差教会は島のほぼ中央に位置する教会です。潜伏キリシタンの教会ではなく、維新後に洗礼を受けた信者が多いんだとか。
(16:38)
それでも建物は1929(昭和4)年という古さです。
気になる建物ではあったのですが、残念ながら中には入れず。僕以外にも家族連れなどがちらほらと訪れていましたが、物足りなさげに教会の外を一周して帰って行きました。
(17:13)
次の場所へ向けて平戸島の西岸を北上しているところ。こういう何気ない良い景色景色の快走路を淡々と走るのが大好物です。
【バイク駐車場情報 カトリック紐差教会】
教会の目の前、一段低い場所に駐車場があります。広さは十二分で好きに停められます。
生月島(いきつきしま)
平戸島の北西に位置する島です。島ですがこちらも橋伝いで行けます。
(17:32)
島の西岸、東シナ海に面した道ですが、何ですかこの良い道は。天気の良さも相まっています。こんなに走りやすく景色の良い道なのに完全にノーマークだったのは嬉しい想定外でした。
大バエ灯台
(17:47)
駐車場からは少しだけ歩きますが、何分も掛かるような距離ではありません。
(17:50)
灯台へ到着。上にも登れるので登っておきましょう。
(17:52)
(17:53)
(17:53)
さすが、来るまでの景色が良かっただけに、高いところからの眺めも期待を裏切りません。
生月島大バエ灯台。端っこまで来ました。 pic.twitter.com/8tiACsiHgR
— 奇行太朗 (@kiko_taro) August 13, 2018
(18:17)
(18:23)
帰りも行きと同じ、島の西岸を走ってきました。生月島がこんなに景色が良い道だとは知りませんでした。路面状況も良く交通量も少ないので、是非走りに寄ってみて下さい。
【バイク駐車場情報 大バエ灯台】
灯台の100m手前くらいに駐車場があります。広さはとても広いという程ではありませんが、バイクなら停める場所に苦労しないかと思います。
川内峠(かわちとうげ)
ぼちぼち日の入りの時間になりました。夕陽を綺麗に見られる手近な場所を検討した結果、平戸島の川内峠で迎えることに。
(18:51)
駐車スペースを気にすることが馬鹿らしくなるくらいに広大な駐車場から、丘の上を目指して登ります。道はきれいな獣道程度ですが距離も大してないので苦労はしません。
(18:54)
あっさり登頂。ジャストタイミングでこれから日の入りというところでした。
(18:58)
なのでとりあえず跳んでおきましょういぇーい!!!
(19:06)
日が落ちていくポイントが手前の山に掛かってしまっているのはご愛嬌。
(19:12)
さて、日が落ちたということは間もなく辺りは真っ暗になるということ。本格的に暗くなる前に峠道を抜けたかったので、日没を見届けたら早々に引き上げました。あとは淡々と佐世保市街まで戻るのみです。
【バイク駐車場情報 川内峠】
先述の通り広大な駐車場があるのでじゃんじゃか停めてしまいましょう。
(20:44)
本日の宿は佐世保の中心部にも近い「ホテル ビブロス」。料金と場所でチョイスしていたら、たまたま2年前のGWの九州ツーリングと同じ宿になりました。
(20:47)
同じ価格帯の宿が他に無いわけでもないのですが、バイクが屋根の下に置けることが分かっているという点は決定打として非常に大きいです。
(23:30)
南アルプスの天然水の勢力圏に住む関東勢としては珍しい阿蘇の天然水。多くの旅人がコスト面からお薦めしていることですが、2Lの水を購入し、500mLのボトルに移しつつ飲むスタイルを取っています。
3日目(8/13)走行距離…533km
諫早湾干拓堤防道路・雲仙多良シーライン(ギロチンロード)
そして翌日ですおはようございます。
本日は宿でいえば佐世保~熊本間の移動となりますが、その間で雲仙や島原を見て回ります。
まずやって来たのは諫早湾干拓堤防道路です。干拓事業のために構築した堤防上に道路を設置したもので、水門の形がギロチンのように見えることから通称ギロチンロードと呼ばれています。というかもっぱらそう呼ばれています。ちなみに「雲仙多良シーライン」という名称もあるようですが、そんな名前今調べて初めて知りました。
(8:24)
水門の横あたりに謎の広場があるのですが、この手前の駐車スペース含め道の途中に唐突に現れるので立ち寄るのはそれなりの難度です。
(8:24)
ギロチンロードには実は歩道もあるんだよ。
(8:26)
(8:27)
ド直線ロードは走っていて楽しいですが、そこそこの交通量なのと直線のわりには景色がそこまで開けません。それでも直線はバイク乗りを狂わせるのです。