(6:54)
おはようございます、神津島の朝です。
雨です。まごうことなく雨です。
(7:03)
廊下です。ただの廊下です。
(7:37)
朝ごはんです。ふだんトースト1枚とスープだけで事足りる僕からすると、とんでもない量の朝ごはんです。
(7:37)
相変わらずのぼっち飯具合。ごちそうさまでした。
(8:12)
8時を過ぎて、いきなり大音量で今日の船の運航状況などをアナウンスする放送が外や民宿の中から聞こえてきました。なんで家の中からも聞こえるんだろうと思ったら、玄関に防災無線が。
島内各所の店舗などで軒並み同じ機種のラジオを設置しているなーと思ったら、ただのラジオではなくこの防災無線でした。
(8:33)
たとえ離島だろうと日曜の朝はプリキュアから始まる。
プリキュアアラモードを見終えたら宿を出ます。雨ですが出ます。
するとご主人から港まで車で送ろうかという非常にありがたい申し出が。
あんなにたくさんご飯が出てしかも都合がつけばバンバン送迎してくれる民宿「よねき」さんは非常に良い宿です。ダイレクトマーケティングしておきます。ちなみに、「よねき」さんのご親切はまだまだ続きます。
(9:18)
ということで場面は一気に『まっちゃーれセンター』へ。
東海汽船(高速船・大型客船)のチケット売り場と待合室、そして神津島観光協会などを兼ねた施設です。ちなみに地元の方々は『まっちゃーれ』だけで通じる模様。
この日の『まっちゃーれ』では、あいにくの雨により足止めを食らう登山客などが休憩していました。ベンチや畳の広間まであるので、とりあえず腰を落ち着けたい時に便利です。
(9:18)
観光協会のカウンター横にはコインロッカーも備えています。ロッカーに収まらない荷物は観光協会のカウンターで有料で預かってもらえるようです。
(9:21)
まっちゃーれセンターを出て、村落の散策を開始。乗り物で行くべき場所は昨日のうちに回っているので、これから昼の帰りの飛行機までは徒歩圏内を散策します。
(9:22)
まっちゃーれセンターのすぐ隣には『よっちゃーれセンター』があります。まっちゃーれよっちゃーれ。
(9:23)
中では海産物を売っていました。売場からガラス1枚を挟んだ向こうでは、島のお母さんたちが数人がかりで大きな魚を次々とさばいていました。この産地直送を超えた「ここが産地」感すごい。産地ダイレクトアタック。
ちなみに2Fはレストランになっています。入っていないのでどれほどの規模かは分かりません。
(9:25)
(9:26)
よっちゃーれを出て、折り畳み傘を片手に徒歩で雨の中へ繰り出す。
(9:27)
港と村落は隣接していて、そのちょうど間には信号つきの交差点があります。
これが神津島唯一の信号です。よって信号に名前はない。
島にひとつだけとなるとお情けで付いてるっぽい感じがしますが、この交差点は実際のところそこそこ交通量があります。というか島の人はだいたいが車か原付で移動するので、通行人という概念がほぼ無いです。
(9:28)
火山島ゆえに火山灰だらけなため、伊豆諸島として見ると土砂災害は結構な頻度で起きています。神津島もそれに漏れず、伊豆大島同様河川の整備は上流側までかなりしっかり行われています。
(9:28)
ただのスナックでした。
(9:29)
車はぎゅんぎゅん走るのに、歩いている人が本当にいない。
ちょっと内陸側に行けばすぐ坂道なので、天候にかかわらず車社会なようです。というかだからこそ僕もレンタサイクルでなく原付だった訳ですが。
(9:33)
神津島村郷土資料館。入口側を増築しているらしく真新しいです。
(9:36)
一般300円。
(9:39)
かつての漁などに使われていた用具の展示や、地形・地図の展示が主です。ちっちゃいシアタールームもあります。
見学の所要時間としては…………瞬殺です。
いや、そうなることはだいたい分かっていたうえで入ったんですよ。分かっていましたとも。
(9:53)
神津島の人口1900という数字は島の総面積に対しては全然多くないのですが、いかんせん地形が険しく人が住める面積はかなり限られています。泊まった民宿「よねき」さんは集落の端にあたりますが、それはそれは急な坂を登った先にありました。
狭い土地にぎゅっと民家が集まっているので当然道も狭く、村落のちょっと小道に入るとすぐ車両進入禁止(反対からの一方通行)の看板が。でもほとんどの場合2輪は通行可なので昨日はずいずい進ませていただきました。
(9:57)
港を見下ろす高台の上にある物忌奈命神社(ものいみなのみことじんじゃ)。物忌奈命は神津島の開祖です。
(9:58)
村落に近い脇の方から入ってしまったので、正面の参道と思われる方から出て行きます。
(9:59)
階段を下りきると海沿いの道に出ます。まっちゃーれの近くです。
(10:00)
新しくなったと思いきや消火栓から消火器へと地味にランクダウンしている。そうだよなー消火栓だと維持大変だよなー。
(10:02)
信号のすぐ近くに、天皇皇后両陛下の行幸啓記念の碑がありました。
(10:04)
24時間前に乗ってきた船がちょうど港に入る時間。船は折り返しすぐ出港して東京(竹芝)へと向かいますが、今回帰りに使うのは船ではありません。ので、ここは見送ります。
(10:04)
港から砂浜沿いを歩いて行くとすぐに、水配り神話の像があります(水配り神話については前々章にて)。配られるのを待つ人(神)。
(10:06)
配る人(神)。
(10:04)
寝坊して貰える水がちょっとしかなくて後々ぶち切れる利島さん。
この壁にあるスイッチを押すと、枕がわりの壺から水がばしゃばしゃ出てきます。
(10:06)
トップシーズンはとても賑わうであろう砂浜直結のウッドデッキ。
(10:09)
海を離れるとすぐに上り坂。
ここからは神津の村落の生活をちまちまと垣間見します。
(10:11)
駐在所。隣というかもはや一緒になっている免許更新事務所。すごい、機能だけは警察署ばりだ。
(10:12)
ただしパトロール中です。
(10:14)
(10:16)
村落のメインストリート。このアーケードの両脇は商店です。島でも屈指の賑やかなエリアです。神津の竹下通りと名付けよう。
(10:16)
(10:18)
神津のマンホールたち。
(10:19)
神津村立神津小学校。村落の中でも山寄りの高いところにあります。案外でかい。校庭ひろい。裏手には明日葉がその辺にいっぱい生えています。
(10:21)
神津の小道。神津の竹下通りと道幅の差が分からないって奴は表出ろ。
(10:22)
神津のにゃんこたちから熱い視線を浴びる。
(10:22)
神津の小道2。角にいる薬局のカエルが気になる。野ざらしになってるけどあれってコレクター価格つくんじゃなかったっけか……。
小道をねりねり歩いて次に向かったのは「藤屋ベーカリー」。島唯一のパン屋さんだとかなんだとか。
(10:26)
手作り感たっぷりのパンがわりと多くの種類揃っています。離島舐めてましたすいません。
ここでいくらか今日の昼食を調達していきます。
(10:27)
ちなみに、パン屋でもありますが他の商店同様に普通の食品や日用品なども置いていました。