出かけた時から帰り道

バイク・車・フェリー・列車・飛行機・自転車による全国(時々海外)の旅行記群

レンタルキャンピングカーで北海道9日間の旅2020【3】納沙布岬、多和平、摩周湖、硫黄山

 

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帯広市内の幸福駅をスタートした北海道2日目。豊頃、釧路と経て午後に突入しました。

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(12:34)

釧路湿原をあとにし、厚岸大橋を通過中。まだまだ東へ向かいます。というか最東端まで行きます。

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【9/19】羽田~新千歳~札幌~富良野~美瑛~帯広
◆【9/20】豊頃~釧路~納沙布岬~別海
◆【9/21】弟子屈~網走~阿寒
【9/22】斜里~知床~標津~中標津
【9/23】上士幌~三国峠~天塩
【9/24】天塩~稚内宗谷岬~猿払~浜頓別~豊富
【9/25】稚内~利尻~礼文稚内
【9/26】宗谷岬幌延旭川~登別
【9/27】ウポポイ~新千歳~羽田
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琵琶瀬展望台(霧多布湿原)

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(13:12)

湿原to湿原。浜中町霧多布湿原を見下ろす琵琶瀬展望台にやって来ました。

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(13:13)

根室~釧路の途中に寄ることができる展望ポイントです。

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(13:09)

湿原と海と市街地が隣接というか混在しているこの風景、すげーって思いながらいつも見ています。

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(13:10)

ここから引き続き海沿いを突っ走ります。

 

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(13:47)

北太平洋シーサイドライン。アップダウンを繰り返しながら海沿いを走る、この辺りでは随一にお気に入りの道です。何より交通量も少ない。

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(14:03)

別当賀駅のあたりの踏切で珍しく遮断機が下りたので、慌ててカメラを取り出し撮影。ブレているのは許せ。

 

納沙布岬

全日程を通してひたすら走りまくることは承知の上(承知も何も計画はすべて僕の一存である)だったので、2日目以降の車内には食べ物飲み物を常時それなりに蓄えてあります。そして2人とも車は運転できるので、適宜運転を交代しつつ助手席にいる方は観光地や宿泊場所の調べ物をしたり飲み食いしたりしていました。

そうやって琵琶瀬展望台から2時間後。釧路から数えれば距離180kmを4時間かけて、本土最東端の納沙布岬に到着しました。

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(15:04)

日本最東端の食堂こと鈴木食堂サンマ丼を食べるぞーと思っていたら、時間のせいか時期のせいか閉まっていました。

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(15:13)

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(15:13)

無念の中、店先にいた猫を撮る。

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(15:07)

その先にある納沙布岬灯台。ここが本土最東端。そう、本土の最東端であって日本の最東端ではない納沙布岬一帯にはその思いがそこらじゅうに溢れています。

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 (15:24)

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 (15:24)

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(15:26)

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(15:25)

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(15:30)

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(15:41)

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(15:38)

岬には北方館・望郷の家という施設(無料)があるので是非寄ってみてください。北方四島の方を向いた双眼鏡・望遠鏡がタダで使えます。そして帰りがけには署名するんだ。

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(15:42)

北方館の脇で催し的なものをやっていました。奥に見えるアーチは「四島(しま)のかけ橋」というモニュメントです。この催しのためか、沖には海上保安庁の巡視船がいました。

 

本日の宿泊は標茶町を予定しているので、納沙布岬を離れたら西へ向かいます。まあ納沙布岬からはどう考えても西にしか行きようがないのですが。この時点で時刻は16時。今日の観光はほぼ終いともいえる時間帯ですが、ダメ押しで詰め込んでいきます。

 

新酪農村展望台

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(17:19)

納沙布岬から日没前に行けてかつその時間からでも楽しめる場所を考えた結果、ここになりました。別海町の牧場のど真ん中にある無骨な展望台。何度も訪れていますが他の観光客と居合わせたことが一切なく、それでいて良い景色なので道東でも指折りのお気に入りスポットです。ここで日没を見届けることにします。厳密にはちょうど日が落ちてしまったので夕焼けを楽しむことにします。

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(17:23)

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(17:29)

いい夕焼けが見られました。視界に他人が全くいないの最高。

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(17:33)

暗くなると展望台の上り下りのスリリングさが増すのでお気をつけて。

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(17:33)

もともとシンプルな造りだからか、45年経っているにしては綺麗な展望台です。

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(17:34)

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(17:36)

人気になりすぎると困るなーと思いつつ、おすすめの展望台です。これにて2日目の観光終了。

 

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(18:43)

観光を終えたら、寝る前に済ませなければいけないのが風呂と飯営業時間的に風呂の方がシビアだったので、狙いをつけた標津川温泉の宿に行ったら、某ウイルスの対策として日帰り入浴を中止していました。

 

公衆浴場くすのき

慌てて探して駆け込んだのが、標津で日帰り入浴を行っているもう一つの温泉です。

標津│温泉・料理自慢の宿│ホテル楠【公式】

こちらもホテルの温泉。ホテルのすぐ左側を抜けていくと日帰り入浴用の入り口と駐車場があります。

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(19:34)

ひとつ気を付けたいのが、ここの温泉はシャワーまでも水道水ではなく源泉を使用していること。よって、身体を洗っている最中でも源泉の調子次第でシャワーの勢いが激流からほぼゼロまでランダムに変動します。口コミを見ると調子の悪い日というのもあるようです。

そんなランダム湯量ゆえか、シャワーの水栓(蛇口)は基本的にはどの台もデフォルトでフルオープンになっていて、シャワー・カランの切り替え部分を中間にすることでお湯の出を止めています。なので、吐出量の方の水栓をいじらずとも切り替えをシャワー側に捻るだけでお湯が出ます。それでもうんともすんとも言わない時はおそらく源泉の出が悪いタイミングなので、洗い場を見回すとみんなシャワーの出を待っているはずです。僕が入ったときはチョロチョロになっても1分そこら待てば湯量が激流に復活しました。しばらくするとまたチョロチョロになりますが。

ちなみに源泉ゆえか、シャワーで髪を濡らした瞬間驚くほどキシキシになりましたが上がってから触ると存外普通の髪質のままでした。

総じて前情報無しにはなかなかハードな浴場ですが、分かっていればこれはこれで楽しい感じです。

 

回転寿司根室花まる 中標津

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(20:05)

風呂上がりの寿司。

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(20:50)

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(20:42)

寿司が旨いのはまあ期待通りとして、とうきび(とうもろこし)のすり流しがめちゃめちゃ美味しかったんです。サンマとかカニとかホタテとか食べました。

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(21:21)

人の腹を膨らませたら車のごはん。セイコーマートで買い出しを済ませたら、本日の宿泊地へ向かいます。

ツーリングやドライブ旅、特にキャンプや車中泊の場合には、観光を終えた後の夜のToDoとしては主に

①風呂(温泉)

②飯

③給油

④買い出し(セコマ)

がありますが、営業時間の都合からだいたいこの番号順にの優先度になることが多かった印象です。2人いると片方が運転している間にもう片方が助手席でこのあたりの調べものをして計画を立てることができるのは便利でした。

ちなみに、食事(特に朝と昼)に関しては特筆しない限りセイコーマートで買ったものを車内で食べています。基本的には観光優先です。それに美味しいんだぞセイコーマート

 

 

多和平

日没とともに観光を終えてから風呂・飯・車中泊のために別海⇒標津⇒中標津標茶と軽く100km以上移動しているの、我ながらどうかしている。でも北海道の夜にそれをできるのもひとえに車移動だからで、バイクだったらとてもやる気にはなれない。走る寝床強い。翌日観光を始めたい場所の至近で寝られる。

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(23:53)

そんなわけで本日のお宿は多和平の駐車場です。ここは芝生サイトのキャンプ場も併設されていますが、駐車場は無料で利用できるので、車中泊をする分には料金は発生しません。

 

【多和平 車中泊事情】

弟子屈の中心から20kmくらい(住所は標茶だが弟子屈の中心の方が近い)。

・無料。他の車中泊もそこそこいるが十分な距離あり。無音とはいかないが十分静か。

・キャンプ場のトイレが利用可能。深夜は暗い。

・駐車場は全体的に水平。

 

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(5:38)

一夜明けた3日目の朝がこちら。おはようございます。

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(5:41)

就寝時まで熱かったからかテントの外に焚き火台を置いているテントがいくつかあって、それが賽銭箱とお社に見えて面白かったです。

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(5:42)

多和平展望台に上りましょう。

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(5:44)

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(5:47)

360度見渡せる素敵な展望台です。起き抜けから超楽しい。

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(5:50)

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(5:51)

雄阿寒岳摩周湖の外輪まで視界に入ります。そっちの方まで今日は回っていきますよ。

 

摩周湖第一展望台

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(6:49)

 多和平から弟子屈市街を経由し、朝一で摩周湖の展望台にやって来ました。

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 (6:43)

霧の摩周湖と言われますが、過去5度以上訪れても一度も霧があるところを見たことが無いのですが。

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(6:44)

ちなみに摩周湖第一展望台の駐車場はこの後訪れる硫黄山の駐車場と共通料金ですが、(たしか)朝8時より前だと係員がいないので無料で利用することができます。

 

黄山

 

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(7:15)

続いて黄山にやって来ました。いつ来てもあり余る駐車場の キャパシティが印象的。まだ朝早いので駐車料金は取られません。

摩周湖よりも明らかに観光客が少ないのですが、個人的にはこの摩周界隈でかなりおすすめできるスポットです。

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(7:18)

風下になるとふんわり香る硫黄臭。立ち入り禁止の柵があるものの、その柵より手前にあるまっ黄色な地面とコポコポ音を立てて沸いているお湯。そこから派手に昇る湯気。

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(7:19)

うわあああああああああああああ!!!

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こんなことができる場所へ立ち入ることが許されているのです。関東あたりにあったら間違いなく規制線はもう十数m手前にあるはず。だって湯気の出所に手を突っ込んだら普通にやけどしそうです。ちなみにこの湯気は全然臭くありません。眼鏡はガッツリ曇ります。

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(7:21)

この看板だけで許されているのはこの立地と程々な客足ゆえかもしれない。

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(7:31)
楽しい。 

 

神の子池

水がきれいな池へ行きます。黄山からの直線距離は5kmちょっとですが、そこへ行くまでの道のりは35kmも掛かるという超遠回り。自然の険しさを感じる。

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 (8:13)

 道道1115号を逸れてから神の子池の駐車場までの2kmは砂利ダートになります。バイクの方はご注意を。

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(8:18)

駐車場に着きました。神の子池まではここから5分もかかりません。

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(8:18)

遊歩道の木道を歩き、

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(8:20)

ちょっと歩いたら池が現れます。

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摩周湖の外輪山への降水が神の子池から湧き出ており、その量は1日12,000t水温は年間通して8℃と低いため、このように倒木が腐らず沈んでいるんだそうです。

摩周界隈の観光はこれでいったん終了。次は北上しオホーツク側へと進みます。