出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

北海道ツーリング 2018GW【3】美瑛・上富良野・ばんえい競馬

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(7:05)

おはようございます。旭川を出た本日ですが、今日から名寄に2連泊です。旭川よりも40㎞ほど北にあるこの町を軸足に、今日と明日は道央・道北を攻めていきます。

それにしても、北海道は本当に何気なく直線をスコーンと置いてくるので恐ろしいです。そういうことがままあるので、前に車がいたりした場合にはさっさと追い越していくか、広めに車間を取って前の景色を楽しむのが良いかと思います。

青い池

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(7:22)

美瑛でも今や屈指の有名スポットとなった青い池ですが、ゴールデンウィークの朝一ともなれば、駐車場はこの程度の入りで非常に快適に楽しめます。前回は一般車もバスもじゃんじゃか出入りする中だったので驚きました。

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(7:28)

池は駐車場から歩いて3分程度。

相変わらずの入浴剤感。朝一で来たので今日は僕が入れておきました。嘘です。

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(7:29)

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(7:33)

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(7:33)

駐車場寄りの部分から池を見ると逆光になるので、なるべく奥へ行って池を見ると水面の色がいい感じに見えます。

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(7:38)

なんだか分かりませんがこのタイミングでヘルメットとバイクを撮っていたのでご紹介。ヘルメットについているステッカーは高崎の少林山達磨寺。水曜どうでしょうの原付企画でも立ち寄って貼っていたあのステッカーです。バイクの方にあるのはアマゾンで買った桜の花びらのステッカー。『サクラ大戦』だとか『D.C.』だとか、好きな作品に桜絡みが多いので付けてみました。

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(7:55)

そして、積載面でも新しい試みを。これまで後部座席まわりの積載は、サイドバッグとシートバッグの計3つのバッグを取り付けていました。(コミネのサドルバッグ(18L×2)+タナックスモトフィズのミニシールドバッグ(可変19-27L))
しかし今回からは、大きなシートバッグ一つに切り替えたのです。(MFK-102R2キャンピングシートバッグ2、59L)

当初は車体の重心が高くなるのを嫌ってなるべく低い位置に荷物が来るような積載をしていたのですが、バッグの数が増えれば当然ながら利便性は失われます。出発・到着時の付け外しやホテルから駐車場の持ち運びを考えると、この方が便利だろうと思い今回からこのような形に。結果、重心は高いですが気にする程でもなく。朝ホテルを出て走り出すまでの時間も圧倒的に短くなりました。めでたしめでたし。

 

白ひげの滝・望岳台

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(7:47)

さて、話は戻りまして引き続き美瑛を走ります。

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(7:53)
白ひげの滝。青い池と同じ白樺街道沿いにあります。橋の上からの景色がこちらです。

青い池同様ここも外国人率の非常に高いスポットですが、朝一は日本人が多くそしてそもそもの人手も少なく快適です。

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(8:06)

そしてこちらは望岳台からの風景。

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今回は山側しか撮っていませんでしたが、麓の方も望めて360°見晴らしの良い場所です。

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(8:25)

 

千望峠

そのまま上富良野方面へと抜けます。適度なカーブが続き、気持ちのいいペースで走ることのできる道です。

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(8:50)

東側からアプローチした上富良野をそのまま西方向へ抜けると、千望峠にたどり着きます。広い駐車場があり見晴らしも良いです。

なのですが、個人的にお薦めなのは千望峠まで登りきる500mくらい前のこのあたり。

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(8:55)

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(8:55)

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高さとしては低めですが、手前に駐車場等がないのですっきりした風景が広がっています。

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(9:00)

しかし、ちょっと風が強いですね……。

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(9:02)

…………………………あっ。

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(9:06)

いやあああああああああああああああああああああああああ

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(9:16)

場所上富良野町、千望峠の手前

状況:駐車中、進行方向左(スタンド)側へ横転

原因:強風、倒れた方向への地面の傾き、スタンド接地面がやや硬いとはいえ土だった

被害:ウィンカーレンズ破損、ウィンカー中破、シフトペダル曲がり、カウルステー歪み

復帰:オール自力でどうにか引き起こし

補修:ウィンカーレンズを養生テープで固定

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(9:20)

とりあえずウィンカーレンズを固定したら風がある程度弱い部分まで避難。その後、崩れかけた荷を固定し直したり曲がって操作しづらくなったシフトレバーをスパナで戻したりしました。

 

パノラマロード江花

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(9:20)

必死に心を落ち着かせながらも観光を続けます。こちらはパノラマロード江花

かみふらの八景パノラマロード江花|上富良野Navi


ツーリングマップルの示す道と上のリンクでハイライトされた道は微妙に違いますが、「かみふらの八景」の碑はこの富良野岳へと延びていく北西~南東方向の道の途中にあったので、リンクの方が正しいと思われます。

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(9:33)

美瑛・富良野エリアでアップダウンのある直線道路といえば「ジェットコースターの路」知名度がダントツかと思いますが、こちらは人も少なめ(というか観光目的の人は自分だけでした)でお勧めです。

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(9:50)

線路だってまっすぐなんです。

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(10:03)

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(10:06)

ザ・北海道な景色を拝みつつ次の場所へ。

 

ジェットコースターの路

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(10:10)

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(10:10)

結局こっちにも寄ったんですけどね。

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(10:15)

でもやっぱり交通量が多めなので写真を撮る時は慎重にどうぞ。

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(10:15)

 

狩勝峠

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(10:27)

そんなこんなで美瑛・富良野は離脱します。

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(12:32)

さらに南東、帯広へと向かいます。昼過ぎに国道38号狩勝峠に到達。

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(12:35)

駐車場の向かいにある展望台からの景色。

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(12:35)

広めの駐車場とドライブインがあるのですが、みんな閉まっていたのはオフシーズン扱いだからだろうか、それとも軒並み潰れているんだろうか。

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(12:39)

たまたまカメラを向けた先にすごい近未来なフォルムの車が写りました。

 

六花亭 帯広本店

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(14:02)

帯広に来たらまずはこれですよね。

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(13:54)

マルセイアイスサンドサクサクパイ。イートインコーナーではコーヒーがタダで飲めます

マルセイアイスサンドは今回初挑戦。どうやら2015年に登場したばかりの商品で、帯広本店と札幌本店でしか販売していないらしいです。良い意味でマルセイバターサンドをそのままアイスにしたお菓子。サクサクパイ共々非常においしかったです。比較的食にこだわりのない僕が美味しいと言って昨年に引き続き足を運ぶレベルなので、もはや間違いは無いと思います。

 

帯広競馬場(ばんえい十勝)

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(14:14)

バイク用の駐輪場あるかなーと不安に思いつつも車と同じところから入って行ったところ、無事入口すぐのところにバイク・自転車専用の駐輪場がありました。やったね。

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(14:16)

こんなところに来てしまいましたが、競馬場というところに来るのは人生2度目です。1度目は2年前の有馬記念、3000円をすっ飛ばすという可愛い規模でした。

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(14:18)

そんなわけで競馬場というと年末の中山だけがすべてだった人間からすると、ずいぶんこざっぱりとした競馬場だなというのが第一印象でした。

通常入場には100円掛かりますが、この日は無料日でした。

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(14:20)

配布されている出走表はまるで大学のレジュメのよう。

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しかしパドックに見るお馬さんたちはリアル以外の何物でもない。

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(14:23)

せっかくなので馬券を買いましょうね。

ここ帯広競馬場は普通の競馬とは異なり、世界で唯一ばんえい競馬を行う競馬場です。

ばんえい競馬とは、最大1トンの鉄ソリを馬に曳かせて競うレースです。

banei-keiba.or.jp

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(14:45)

しかも、コースには起伏があります。必死にヤマ場を越えて、下りはするするっと滑り降ります。ヤマ場は2箇所あって、騎手たちがそれぞれの作戦で小休止を挟ませてスタミナを温存したり、スパートをかけたり。

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単に物珍しさでこの場所に来ることを決めたのですが、思っていた以上に熱い戦いが繰り広げられていました。

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(14:47)

ソリの後端がラインを過ぎたらゴールです。

ばんえい競馬の何が良いって、①馬の距離が近い②重いソリを曳いて走る迫力③なのに実際スピードはそこまで早くない=カメラを構えながら歩いて展開を追えるレベルということ。

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レースが終わるとみんな三々五々に散って思い思いに過ごします。ちなみに単勝をちまっと買ってまんまと外れました。

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(14:51)

コースの向こう、台車で鉄ソリが運搬されていきます。おっちゃん数人が座って一緒に移動しているのかわいい。

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(15:14)

次のレース。語感だけで選んで単複ぶち込みました。

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(15:23)

行け!!!! 語感で選んだだけだけど!!!!!!!

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(15:34)

きたあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

ということで、ちんまいながらもまさかの収支プラスで終わりました。増えた分はオリジナルの手ぬぐいを買ってしまいました。

僕のようにてんでビギナーで何も分からくても、間近に馬を見ながらわずかばかりお金を賭けてみるのは楽しいので是非。