出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

道南ドライブ旅2020【3】笹流ダム、有珠山ロープウェイ、昭和新山熊牧場

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(6:26)

函館からおはようございます。雨が降ったり止んだりの状態ですが、今日もいっぱい走るのでさっそく出発しましょう。ちなみに1日で色々観光しながら登別まで行きますよ。

 

 ハセガワストア

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(6:40)

昨日の夕飯がラッキーピエロなら、次の朝食はハセガワストア。函館に展開するこのコンビニ(?)ですが、セイコーマートの系列なんですね。函館にセコマ少ないなーと思っていたらそういうことだった。いっぱいあった。

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(6:46)

店内で!調理をしています!!!!!

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(7:33)※後で撮影

これが名物のやきとり弁当やきとりだけど豚串です。買ったのは通常バージョンですが、サイズも中身も味付けも思ったよりバリエーションがありました。言うまでもなくうめえ。

函館名物やきとり弁当~ハセガワストア

 

笹流ダム

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(7:22)

つづいてはこちら、笹流ダム奥に見えている建物っぽいのがダムです。

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(7:24)

ダムらしからぬ見た目をしていますがそれもそのはず、バットレスダムという国内にも6例しかない珍しい形式のダムなのです。(日本のダムの総数は3,000超と言われる)

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(7:24)

重力式コンクリートダムなどは堤体がみっちりコンクリで満たされていますが、バットレスダムは扶壁で堤体に中空を多く作り出す構造です。セメントが貴重だった大正~昭和初期という比較的短い期間にだけ造られた形式でした。この笹流ダムはそんなバットレスダムでも国内最初の例です。とはいえ昭和の終わりごろの改修工事で外観は変わってしまっているようですが。

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バットレスダムは強度面やメンテナンスコストに難があるので、セメントがそこそこ手頃になった現代ではもう作られないと思われる形式。ありがたく拝見しました。願わくば国内のバットレスダム全制覇したい。
 

新中野ダム

笹流ダムと合わせて、同じ水系でさらに山側に位置するダムにも立ち寄りました。

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(7:53)

靄がかかっていてボスの拠点感がすごい。1960年に完成したダムをかさ上げする形で1984年に完成したそうです。

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下流側にあるダム公園には、北海道を代表する4つのダムのミニチュア模型があります。こちらは先ほど本物を見たばかりの笹流ダム

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ミニチュアといってもそこそこのスケールです。

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これも目と鼻の先に本物がある新中野ダム

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札幌市にある豊平峡ダム

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そして上川町にある大雪ダム

4つを並べると、「バットレスダム」「重力式コンクリートダム」「アーチ式コンクリートダム」「ロックフィルダム」というそれぞれ別の型式から選出しているあたりにこだわりを感じます。

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(7:50)

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ダム公園は紅葉もいい感じでした。

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ダム2つを訪れた後は、噴火湾沿いをひたすら北上しました。

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かわいい。

 

道の駅とようら

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(10:58)

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休憩がてら偶然立ち寄った道の駅ですが、

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内藤大助選手の出身地でした。

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小腹が減ったので軽く食べていきます。

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横断幕に描かれていておそらく目玉商品であろういちごソフトホタテフライ級をオーダー。名前にだけしれっと入れる内藤大助(ボクシング)要素。いちごソフトは思ったよりも小さかったですがソフトの中にもしっかりいちごが感じられました。ホタテも期待通りの美味しさ。

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(11:07)

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ホタテ貝のパペットがあったのでちょっとお高かったですが思い切って購入しました。ありがとうGoToトラベル地域共通クーポン。後ろから手を突っ込んでパクパクさせることができます。ぬいぐるみながら身がそこそこリアルなのがお気に入り。

 

真狩村細川たかし

羊蹄山の麓に位置する真狩村(まっかりむら)。現在の人口は2000人ですが、この村出身の著名人が歌手の細川たかし。村落の中には彼の銅像があるのです。

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羊蹄山(曇って見えない)をバックに歌うたかし。

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(12:02)

土台部分の側面には、触れると彼の代表曲を流すことができるパネル(手形)があるのですが、コロナを理由にまさかの操作盤ごと撤去されていました。そこそこの頻度で訪れているのですが、稼働時間外だったり修理中だったりで今のところ一度もその歌声を聞けたことがありません。

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(12:03)

たかしとの因縁は続く。

 

真狩フラワーセンター

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(12:14)
そのまま真狩村をすごすごと去るのも癪だったので、近くで立ち寄れそうな施設を探して行ってみました。

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大学の先輩後輩同士の2人が大使を務めていました。左の方はメジャーに行ってしまいましたが。

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(12:16)

建物内は農産物の直売や土産がメインですが、もちろんたかしの展示スペースもあります。あの像の模造もありますが、比べてみると本物の佇まいはいいバランスしてますね。

 

昭和新山

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(13:41)

1943~1945年の2年間で17回の火山活動を見せた溶岩ドームさんです。駐車場は有料です。

赤い土の色は、もともとの土壌が火山の熱でレンガのように焼かれた結果の色だそうです。

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(13:46)

いつ来ても印象が「リアル版ディズニーシー」なんだよなあ。

 

有珠山ロープウェイ

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(13:54)

昭和新山の駐車場の奥の方にロープウェーの乗り場があります。有珠山へ登れます。

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結構長い、そしてカゴがでかい。

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ぐいぐいと登っていきます。

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洞爺湖ビューの高低差抜群な展望台(有珠山洞爺湖展望台)がお出迎え。

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ロープウェーの麓駅よりも一段寒いです。乗る時には覚悟して準備しましょう。

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有珠山の山頂方面を望む。

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(14:29)

岩のごつごつしたシルエットが格好いいです。

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(14:17)

有珠山洞爺湖展望台からさらに坂道と階段を登ると、火口展望台へ行けます。行ってみましょう。↑の写真は途中で振り返ってロープウェーの方を向いています。

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(14:20)

ロープウェーから約10分で火口原展望台に到着です。名前の通り向こうには有珠山の火口。遠くには海(噴火湾)も見えます。

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(14:22)

 さらに先にも遊歩道が続いていて、より火口へ近づけるようですが、今からそんな時間はないのでここで引き返しました。

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(14:35)

ロープウェイ乗り場へ戻ってきました。ほぼ文字だけの顔出しパネルって。

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(14:44)

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(14:56)

ロープウェイで麓へ戻ると、乗り場の建物内にバブルの雰囲気が残る噴火体験室なるものを発見しました。古いムービーが流れ続けるだけの暗い部屋でした。

 

昭和新山熊牧場

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(15:05)

ロープウェイ乗り場のさらに奥側には、熊牧場の入り口があります。

最初に言っておきます。……ここ、超おすすめです。

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(15:07)

入口受付で熊用のおやつ(クッキー)とリンゴが売っています。熊牧場をより楽しみたければ惜しみなく両方を購入しましょう。価格もかなり良心的です。

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(15:07)

入場時に一袋ずつ購入しましたが、我々は楽しすぎてさらにリンゴを一袋買い足しました。

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(15:55)

通路から見下ろすと熊たちの檻があります。下に向かってエサを投げ込むのが主なスタイルです。

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(15:34)

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(15:38)

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エサを持っていると、野生を忘れた(そもそも知らない?)熊たちの一部があの手この手で猛烈にアピールしてきます。

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この時点でだいぶ楽しい。同じ檻に何頭も入っていれば当然ヒエラルキー低めの個体もいるわけで、そいつらに食べてほしさが湧いてきます。

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一角には「人のオリ」なる物騒なコーナーがあります。トンネルをくぐって階段を降りると、

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熊の檻の中に設けられた通路につながっています。

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(15:15)

壁に通された穴伝いにクッキーを投入することができます。もちろん立っているだけで熊たちが寄ってきます。クッキーの投入口からは熊の鼻息が聞こえます。

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フェイントも焦らしプレイも不意打ちも思いのまま。フェンス越しの至近距離で熊を目の当たりにできます。

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そして極めつけはこいつ。

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(15:25)

へいパスパース!

僕がチャレンジしてリンゴを遠投したところ、口で一度はキャッチしたものの取りこぼしやがりました。もっと高低差のある檻では比較的簡単に口の中へのダイレクトシュートが可能だったので、皆さんもどうぞお楽しみください。我々はまるまる1時間、熊を眺めたりリンゴを投げたりして遊び倒しました

翌日には某温泉街にある比較的メジャーな方の熊牧場へ行きますが、人の少なさや頭数、そしてエサの自由度的にもぶっちゃけこっちの方が圧倒的に楽しかったです。

昭和新山を後にしたら、(当社比で)気持ち早いですが宿へ向かいました。道道2号洞爺湖登別線を使って峠越えです。

 

登別石水亭

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 (17:24)

 海側からではなく山側から登別温泉にアプローチし、日没して少しのタイミングで宿に到着。夕飯は(記録してませんがたしか)チェックイン前にセコマで買い出しして部屋で食べました。

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(20:48)

風呂上がりのワニワニパニックで筐体のデイリー1位を記録し、

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(21:56)

夕方はみんなに構ってもらえていたペッパー君が夜には電源を落とされている様子を見るなどしました。