大学2年生で、自動車免許を取った。
部活で器材を運搬するドライバーになった。
ある先輩はそこからさらに中型免許を取った。
僕は引退後、2輪を選んだ。
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……そんなこんなで第2段階スタートです。
教習プランの都合上、第1段階を全て終えないと以降の予約が取れないために2週間ぶりの教習となってしまいました。
一般公道での教習がないため、第2段階といっても4輪ほどの劇的な変化はありません、が。
教習時のゼッケンの色が赤から青へと変わります。なんか嬉しい。
第2段階になると技能教習可能時間がちょっと変わります。連続2時間までというところは一緒ですが、一日あたりの教習が最大2時間まで→3時間まで受けられるようになります。
本日はトータルで10~12コマ目、第2段階にして1~3コマ目を受けますよー。
1コマ目はシミュレータによる教習。自分含め3人の生徒で一台のシミュレータを使います。
以前慣らした(ことになっている)シミュレータで、今度はより公道に近い環境のもと走る練習です。
というのも、2輪教習では
第1段階→バイクの基本動作を身につける
第2段階→法規走行を身につける
ということになっているのです。
片側1車線の道で救急車が背後から迫ってきたり、
バス優先道路をトロトロ走っていると背後からバスが迫ってきたり、
停車中のバスに追いつくかなくらいのところで急にバスが発車したり、
ちょうど水たまりのすぐそばを歩行者が歩いていたり、
そんな感じに法規走行における引っ掛けポイント満載のコースをゲーム感覚で交替しながら走ります。
シミュレータだから転ぶ心配は一切ないのですが、振動とかスピード感とかトルク感を生で感じられないだけにかえって難しい。
交差点で何度もエンストこきながら走破しました。
……大丈夫、エンストこきまくっていようと原簿にハンコは捺してもらえますよ。
ウィンカーを出すタイミング、一時停止や徐行の対象となるケースなどをおさらいして1時間目はつつがなく(エンストこきまくって)終了しました。
信号のない横断歩道の手前に駐車している車両があるときは、その車両の頭と同じラインで一時停止っていうのすっかり忘れていて、徐行ながらもぶっちぎってしまった……。
2コマ目。
いよいよ第2段階の証である青ゼッケンを装着しての教習です。
第2段階からは法規走行が云々と言いましたが、今回は色々な環境を体験してみようという内容。
以下の3つを中心にやりましたー。
○等速カーブ
「減速してから差し掛かることが大前提のカーブだけど、減速せず突っ込んでみようよほーら危ないでしょ?」の巻。
20km/hなら何のことはない。しかし、30km/hでも同じくらいの心構えで差し掛かったら、危うく曲がりきれずに反対車線に突っ込むところでした。
○波状路
字面の通り、波状の道をうまいこと走破する練習。
ごついハシゴを地面の上に横たえたような感じのデコボコした障害を、がくがくと揺すられながら通過します。
膝でしっかりとタンクを挟んだままケツを浮かし、路面からの振動を膝で吸収するのです。
大型2輪になるとこれも試験科目(5秒以上かけて通過)だそうですが、普通2輪なので今回はお試し程度。
○回避行動
スマートに左右へ避ける練習。
教官に向かってバイクを走らせ、直前で教官が挙手。挙がった手とは反対の側に避けて通過します。
なんかこう書くとちょっと必殺技の練習っぽくないですかそんなことないですかそうですか。
二週間ぶりの教習だったのでまたクラッチの感覚とか色々忘れていないかと不安になりましたが、恐れていたほどでもなかったのでどうにかどうにか。
4輪のときに、第1段階と第2段階の間でブランク1ヶ月をかました時程ではなかった……。
というかね、膝に挟むタンクがすごく熱いの。暑いじゃなくて熱いの。
便座のMAXのあたたかさの5倍くらいの熱さを内腿に挟みながら炎天下のアスファルト上で中腰になっているところを想像してほしいの。低温じゃなくてリアル火傷しそうな勢いなの。
一度見本をかねて教官が僕の教習車に跨った時にも
「熱いねこれ」
あなたがそう言うなら尋常じゃない熱さなのも間違ってないですよねおかしいですよねこれ……。
3コマ目ー。
午前中の教習から時間を置き、陽が沈みかけた夕方の教習です。
蒸し暑さは相変わらずなものの、膝で挟むタンクの熱さも便座のMAX程度の温度に落ち着いていました。
今回の内容は急制動。
いわゆる急ブレーキみたいなもんですと言いたいところなのですが、教官に「急ブレーキと急制動は違いますからね」と教えられたばかりなので控えます。
制動ってーのはつまるところ、安全に止まること。急ブレーキってのはブレーキの強さのことを言うので安全かどうかは問題ではないのです。
ギア3速40km/hで突っ走ってからの減速ーってのは第1段階でもすでにやっていることですが、今回は完全停止まで。そこから制動距離(止まるまでの距離)も考慮に入れます。
だんだん試験向けの内容に近付いてきたという事ですな。
ちなみに試験での急制動の課題は、時速40km/hでの走行→指定地点から11m以内(路面乾燥時)での停止となります。
急制動の練習は速度30km/hからスタート。
できるようになると5ずつ足して、試験で要求される40km/hまで出します。
「ポンピングしなくていい」
「速度出てない」
「加速遅い」
「メーター見ろ」
「メーター見るとき顔落とすな目線だけ落とせ」
「速度出てない」
「ブレーキ強い」
「途中でスピード落ちた」
「途中でスピード上がった」
「速度出てない」
等々のダメ出しを経て40km/hでのOKを貰いました。ダブりがあるのは仕様です。
1回終えて外周を通って練習のスタート位置に戻る時に、ちょいちょいスラロームの練習なぞもこっそりやりました。
だって最近やってなくて怖いんだもの……本当は平均台もやりたい……坂道発進はもっとやっておきたい……。
今回は大きなミスもなく、そんな感じで3コマを終えました。
まあ今更コケたりなんだりしていてもそれはそれで問題なのですが。
というか、現時点で40km/hでもだいぶビクビクしながらスロットルを絞っているんだけど公道出るの怖すぎだろこれ……。
次の時間からはいよいよ試験コースの練習。
4輪と違って2輪って、試験コースを自分で覚えて走らなきゃいけないんです。しかも2パターンあって当日までどっちを走るか分からないんです。
次回までにこのコースを覚えるのが宿題なのでした。
<Twitter>
「来年の夏は、二輪車で来ようね」 ※タンデム解禁は免許取得から1年後からなので、ジャスト1年後はまだアウト pic.twitter.com/dM5zTlZzJz
— 呼飛は勉強ができない (@yobitobi) 2015, 7月 12
暑いいい夏だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
— 呼飛は勉強ができない (@yobitobi) 2015, 7月 12
午前の教習車のタンクはクソ熱かったなあ……便座のMAXの5倍くらいは熱かったぞあれ……
— 呼飛は勉強ができない (@yobitobi) 2015, 7月 12