出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による全国(時々海外)の旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。(子育てのため長期旅行お休み中)

スペイン10日間の旅【5】コルドバ編~タブラオ「カルデナル」、アルカサル、カラオーラの塔、花の小道

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マシア・アルファロス(Maciá Alfaros)

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(14:48)

コルドバでのお宿はこちらです。なんと、コルドバ観光の目玉であるメスキータから歩いて15分程度という好立地。マドリードやこの後のバルセロナのような大都市でないからこその距離感です。歩いてホテルへ戻れるしまたすぐに歩いて観光に出られるので、こんな昼間からホテルに戻ってチェックインしたのです。まあその代わり駅からはちょっと歩いたのですが。

観光地から近けりゃそれだけ良い宿かというとそういう訳でもなく、観光地のど真ん中に2つ星ホテルだとかはわりとよくあります。でもここは申し分なく四つ星でした。

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(11:09)※翌日撮影

ちなみにこんなオサレな中庭があります。

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(14:48)

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(14:48)

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(16:21)

長い廊下を歩いてエレベーターを下ってとフロントからだいぶ遠かったですが、設備に不満は無し。アメニティ類は元々期待していないので特に問題なし。やはり四つ星はクオリティが安定しています。イタリアでの話ですが、三つ星だと水回りのクオリティのばらつきが露骨に出ていました。

その後、これまで着たTシャツや下着を部屋で手洗いして(洗剤や洗濯ロープ等は持参)、ちょっとのつもりで昼寝をしたら3時間ほどガッツリ寝てしまいました。

次の目的にちょっとだけ遅刻しました。

 

タブラオ「カルデナル」(Tablao Flamenco El Cardenal)

タブラオというのは、板張り舞台のあるバルやレストランのことを指します。店によって食事を提供したり飲み物だけだったりと様々なスタイルがありますが、フラメンコを鑑賞しながら、というのが共通点です。

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(21:45)

ここ「カルデナル」はメスキータほか観光地から近くコルドバでも有名なお店なんだとか。ちなみに食事はなく、1ドリンク付きでひとり23ユーロ。要予約です。

コルドバを観光しながら「せっかくだから観たいね」という話になり、某ガイドブックの地図を見ながら探したのですが見当たらず。移転したのかそもそも間違っていたのか、ネットで調べたところ地図とは違う場所にありました。

昼間のうちに店頭へ行ってみると、チケットカウンターのようなものは見当たらずビラが置かれているだけ。ビラを取っていったものの電話番号しか書かれていないので困ってしまいました。このご時世その商売っ気の無さはなんなのか。

しかし、ネットであれこれ調べているとネット予約のページを見つけたのでカード払いで予約を済ませました。そして昼寝からの寝坊をかましました。

www.flamencotickets.com

(↑地図付き予約ページ。確認メールの履歴をたどる限り僕が予約したのはここですが、あくまで自己責任でお願いします)

20:15開演のところ、我々が長すぎる昼寝から目を覚ましたのは開演10分前くらい。慌ててホテルを飛び出し店へと向かいました。昼間は閉まっていた入口が開いており、その先の受付でスマホの予約確認メールの画面を提示したらすんなり入場できました。

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(20:31)

席を案内され、サービスの1ドリンクをオーダー。2杯目以降は追加料金でオーダーできます。開始には間に合わなかったものの、遅れはわずかでおおむね全編観ることができました。よかったよかった。

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(21:16)

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(21:19)

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(21:21)

歌うだけかと思っていたおb――お姉さんが前に出てきて気持ち踊りはじめた時はびっくりしました。

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(21:24)

ステージはおよそ90分間。見ごたえのあるフラメンコをガッツリ90分で23ユーロならこれは十分お得だと思います。

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(21:24)

予約はちょっと敷居が高いですが予約する価値は大アリです。

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(21:34)

ステージは終わったものの、ショーの途中から降ってきた大雨が止まず外に出ることを躊躇する人々。しかしこの後しばらくすると客席の照明が落とされ、半ば否応なしに店を追い出されます。

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(21:50)

念のため折り畳み傘を持ち歩いていた我々に死角はありませんでした。

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(22:06)

まっすぐホテルへと帰還。昼過ぎからガッツリ寝てしまったとはいえ時間も時間ですし夕食を取っていないので小腹が空きました。しかしコンビニがあるような国ではないここでこんな時間に食べ物を買える店もなく、

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(23:02)

日本から持ち込んでいたカップ麺(そば)を食べました。部屋にはお湯を沸かせる設備も無いので、携帯できる電気ケトルも日本から持参していました。箸も持ち込むことをお忘れなく。

 

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(8:02)

翌朝。おはようございます。今日の昼にはコルドバを発ちます。

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(8:12)

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(8:14)

朝食です。欧米でリンゴまるかじりってちょっと憧れませんか。憧れていたのでまるかじりしました。

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(9:02)

ごはんを食べて荷物をまとめたら街へくり出します。我々がコルドバを発たなければいけない時間よりもチェックアウト時間の方が遅かったので、大きな荷物は部屋に置いたままです。

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(9:15)

本当にこの街は歩いているだけで楽しい。

 

アルカサル(Alcázar)

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(9:08)

メスキータの向こうにあるアルカサルへ来ました。

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(9:16)

おひとり様4.5ユーロ。ちなみにここ、メスキータやユダヤ人街と同じく世界遺産らしい。14世紀に建てられ、イスラム勢力最後の都市グラナダ攻略の拠点にもなった城です。

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(9:22)

石造りの城を、探検という言葉がぴったりな感じであちこち歩き回ります。

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(9:23)

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(9:24)

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(9:25)

なんだろう、ディズニーシーにこういう感じでお城の中を練り歩くアトラクションあった気がする。

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(9:34)

次はお庭です。

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(9:34)

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(9:38)

この、池の向こうからのアングルが好きです。

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(9:39)

オレンジがなっていました。メスキータといいコルドバにはオレンジが多いです。なんか由縁があるんでしょうか。

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(9:52)

その後も庭とか建物の中とかを練り歩いたアルカサルでした。

 

ローマ橋

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(9:59)

アルカサルを出たら、メスキータの付近へ戻ってきました。

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(9:58)

その目の前の川を渡るのがローマ橋です。

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(10:04)

向こうに見えるちょい高めの建物がメスキータのカテドラル部分です。

 

カラオーラの塔(Torre de la Calahorra)

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(10:04)

そしてローマ橋を守るように造られているのがこの塔です。中は小さな博物館になっています。おひとり様4.5ユーロ。アルカサルと同じ価格というのは解せないけど入ります。

音声ガイド料金が込みなのですが、日本語はありませんイスラム統治時代の内容が大半のようで英語のガイドも難しそうだったので借りずに見て回りました。

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(10:10)

なので、展示は建物などのミニチュアが中心ですが正直何がどういうものなのかはさっぱり分かりません。

展示室の照明は人感センサー付きで、前に誰も入っていないと真っ暗でちょっと怖いです。

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(10:16)

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(10:19)

メスキータのミニチュアの出来がわりと良くて、わりとそれっぽい写真が撮れます。

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(10:21)

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(10:22)

展示室から塔の屋上部分に登ることもできて、橋とメスキータを同時に画面へ入れることができます。

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(10:26)

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(10:27)

メスキータから見て塔の向こう側に川沿いの広場があって、そこからの眺めもまた良し。

 

この後はローマ橋を渡ってメスキータ方面へと戻ります。

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(10:37)

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(10:37)

オレンジの庭にはタダで入れるのでついでに通過。

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(10:41)

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(10:43)

 

ユダヤ人街(La Judería)、花の小道(Calleja de las Flores)

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(10:44)

はい着きました(唐突)。あ、でもこれ見るべきアングルが逆です。花の小道を抜けて、来た道を振り返ると、

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(10:44)

メスキータの尖塔がちょうど通りの向こうに見えるんです。

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(10:46)

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(10:46)

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(10:51)

道の両脇は土産屋になっています。革のにおいがしてきたのが印象的でした。気に入ったものがあれば買おうかなとも思ったのですがありませんでした。

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(10:53)

名残惜しいですが、コルドバに居られる時間もそろそろおしまいです。徒歩でホテルへ戻り、荷物を回収してチェックアウト。

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(11:40)

フロントでタクシーを呼んでもらい、駅まで直行しました。

 

コルドバ駅(Córdoba)

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(11:50)

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(11:52)

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(11:52)

ということで昨日ぶりのコルドバです。13時発に対し大事を取って約1時間前に到着したので、この時間を使ってお昼にしましょう。

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(12:01)

改札の向かいにあるカフェ。BLTです。さすが駅ナカ、量のわりにえらく高かった記憶。

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(12:32)

出発15分前くらいにならないと、プラットフォームも決まっていなければ改札も通してもらえないので、改札前で数分待機してからの入場でした。

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(12:32)

乗車。チケットに指定された席へ向かうと、車両はガラガラなのに8人くらい固めて座らされている謎

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(13:01)

そして後ろ向きのまま走り出す謎

次の街、セビーリャまでは1時間弱の乗車です。