スペイン広場(Plaza de España)
(17:23)
地下鉄エスパーニャ駅(Espanya)を出たらそこはスペイン広場。
(17:21)
目の前には闘牛場がありました。現在は外観はそのままに、内部がショッピングモールになっているそうです。
(17:27)
広場からは国会議事堂的な建物が見えますが、これはカタルーニャ美術館です。名前とこの豪華さからも、俺らはいわゆるスペインとは違うんだぜ感をひしひしと感じます。
スペイン村(Poble Espanyol)
(17:50)
やって来たのはスペイン村という施設。あれっそのネーミング日本の三重県あたりでも見たことありますよ。
入口を探して敷地をまるっと一周歩いてしまいましたが、入口は北側にあります。カタルーニャ美術館のすぐ脇から行こうとしても入口が無いので、スペイン広場方面からお越しの際はマジカ噴水あたりで西に折れる必要があります。
(17:55)
このスペイン村は1929年の万国博覧会にあたり造られたテーマパーク。スペイン各地の名所や建物が再現されています。
あまりにリアルだからか、正直その地方ごとの差がパッとしません。ぶっちゃけ日本のスペイン村の方が日本人にとってはいわゆる「スペイン」感を味わえます。地球の歩き方には紹介されているけれど、まっぷるでは全く記載がない。そのくらいのスポットです。
パーク内には各手工芸品やレストランがありますが、入った時には結構な割合で閉まりつつあるような状況でした。
(18:22)
しかし、この中にはタブラオ(フラメンコを見ながら飲食等ができる店)がありました。
元から狙っていた訳ではなく、スペイン村に入ってからたまたま見つけました。一日に何度か公演しているようで、開演時間もジャストタイミングの回があったので入店。スペイン村の入場料とは別に料金が発生しますが、元々このフラメンコのチケットを予約していればスペイン村の入場が無料になるような情報も見かけました。
(19:20)
食事のついたプランなどもありましたが、一番安いワンドリンク付きのチケットを購入。バルセロナという大観光都市の場所柄か、コルドバのタブラオより団体客が多い印象です。
(19:25)
タブラオに入るのはコルドバに続き2軒目でしたが、明らかにコルドバとは踊りが違いました。これがタブラオごとの差なのか地方差なのかは分かりませんが、都市ごとにタブラオを見て回るのもいいでしょう。
(19:46)
女性ダンサーの髪飾りが激しい振り付けのたびにずるずる落ちていくのが凄い気になりました(中盤以降外していました)。
(19:49)
和訳すると「カルメンのタブラオ」。そんなものすごくどストレートなネーミングのタブラオです。
(19:52)
終演後はパーク内をうろうろしました。
(19:56)
無人の薄気味悪いBGMが流れ続ける教会を覗いたり、
(20:08)
(20:11)
(20:11)
9割がたの店が閉まった商店通りを歩き、かろうじて営業していた革小物屋に入ってブレスレットを買うなどしました。
(20:24)
出口そばにあるショップは最後まで営業しているようですが、ベッタベタの観光みやげ店なので目ぼしいものはありませんでした。
(21:02)
スペイン村を出た後は夕飯さがし。一刻も早くベッドに横たわりたいくらいにはヘトヘトでしたが、ホテル最寄駅からホテルの間には飲食店が皆無なので、地下鉄に乗る前に腹ごしらえの必要がありました。エスパーニャ広場から真西へ200mくらい行った場所にたまたま見つけたレストランに突入。
店内のテレビではスペイン代表とマドリードの試合をやっていて、店員のおじさんたち総出で試合に見入り、露骨にスペイン代表の応援をしていました。恐らくマドリードが嫌いだからと思われます。
(21:19)
明日には帰りの飛行機なので、これにてパエリア納め。本場スペインで食べるパエリアはどれも日本のパエリアほどパリパリしておらず、「こうでなきゃいけない」という思い込みを覆してくれました。そりゃ家庭料理ですものね、そんなに決まりきったものではないはずです。
(22:08)
帰りの地下鉄。ガラガラです。
(22:14)
終点にしてホテル最寄り駅。車通りは沢山ですが、歩行者はぽつりぽつりしかいません。ショートカットとなる公園はこの時間になると相変わらず閉まってしまっているので、だいぶ遠回りしてホテルへ戻りました。
そんな感じで、スペインすべての観光を終了です。
バルセロナ=エル・プラット空港(Aeroport de Barcelona-El Prat)
(7:21)
翌朝。朝食を済ませたら、ホテルまで迎えに来た車に乗り空港へ向かいます。
(9:09)
保安検査を抜けてからフライトまで時間があったので、人に渡す用の土産を買い足しました。最低限必要な土産は2日前に購入済みでしたが、その他を後回しにしていたのは買う気が無かったとかではなく土産に良さそうなお菓子が本当に見当たらなかったからです……ここで買ったお菓子もぶっちゃけそんなに美味しくありませんでした……。
食事も観光もおおむね満足なスペインでしたが、持ち帰って人に渡すような土産(お菓子)がほぼ皆無なことだけは間違いありません。日本が多すぎるというのもあるかも知れませんが。
(9:51)
スペインの国内線に乗って、イベリア航空のハブであり我々が最初に訪れた都市でもあるマドリードへ戻ります。
アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(Aeropuerto de Madrid-Barajas Adolfo Suárez)
(12:23)
ここまで来たらあとはもう帰るだけです。
(12:32)
フライト時間から計算するに、機内食の時間より前にお腹が空きそうだったので、搭乗口そばのベーカリーでサンドイッチを購入。小銭がもうほとんど無かったのでカードを使いました。水を買う自販機さえもカードで支払いできるのすごい。
(12:41)
(13:25)
さらばスペイン。
イベリア航空(Iberia)
(14:34)
機内食は謎のヌードル。
(0:45)
映画のラインナップは行きと同じだったので、暇を持て余してゲームを漁るなどしていました。音符を入力するとカエルが歌ってくれるゲームで大学の校歌を仕込みましたが、お子様向けのシステムで半音階が存在しないので完全再現は無理がありました。
(0:56)
着陸2時間を切ってから配られる軽食。回収が慌ただしそうでした。もっと前に出せばいいのに。
成田空港
(9:37)※日本時間
スペイン時間2:37に日本へ帰着。さっきの軽食は一応朝食扱いなのでしょうか。
(10:03)
午前中の成田発の電車はガラガラでした。いやあ日本の電車は落ち着きますね。
お土産紹介
(左)グエル公園のストリートミュージシャンから購入、(右)コルドバの土産屋で買ったフラメンコのCD
ムリリョ関連…絵はがきたくさんと本、トートバッグ、Tシャツ(ほぼ母向け)
プラド美術館…ガイドブック
アルハンブラ…コースター、タイルのデザイン本、絵はがき、ブックマーカー、写真集、ブレスレット、ペンダント
グエル公園…Tシャツ、マグネット、サラマンダーのぬいぐるみ
スペイン村…ブレスレット
お菓子…バラ撒き用チョコレート(ただしスイスの)、バルセロナの焼き菓子アソート
そんな感じで、スペイン新婚旅行でした。
全10日間の行程でしたが、着替えは3~4日分しか持たず小分けの洗剤や洗濯紐を持ってホテルで手洗いをしていました。おかげで日数のわりに荷物はかなり少ない方だったと思います。各地で良いなと思ったTシャツを買い足して翌日以降に着るという現地調達方式も採りました。
ちなみに服装ですが、9月後半のわりに日本と同じかそれ以上に暑くほぼTシャツだけで過ごせました。朝晩は冷えるかと思いきやTシャツのままでもどうにかなるレベルです。ただ悪天候時にどうなるかは分からないので念のため羽織るものは持っているといいでしょう。
バルセロナやマドリードは大都市ですし観光には事足りないのですが、個人的に良い意味で予想外だったのはコルドバ観光です。ホテルが旧市街の中でそこから歩きだけで観光できるのはとてもワクワクしました。スペインというとバルセロナ・マドリードで完結してしまうプランもあるようですが、是非アンダルシアにも足を運んでみて下さい。
以上、最後までありがとうございました。
旅行期間 2018.9.15~2018.9.24
旅行記完成 2019.5.12