年末年始(2018-2019)の小笠原諸島観光について、旅行記本編では書けなかった準備まわりについてまとめました。どんな観光地や宿泊施設があるかといった観光情報は観光協会のサイトに十分詳しいので、年末年始の小笠原の予約が実際にどんな感じだったか、服装はどんなか、どういったスケジュールを組んだかといった体験を中心に書いてあります。
おがさわら丸の運航スケジュール
基本的に6日間に1往復しかしません。24時間掛けて東京(本土)を出て、翌日には父島に到着。その後父島に3泊停泊し、また24時間掛けて東京(本土)へ戻るという6日がかりのスケジュールです(これを通称「1航海」と呼びます)。ただしGWや夏休みの間は父島の停泊期間を挟まずにピストン運航を行います。ちなみに今回の年末年始では、父島停泊が4泊となる1航海が7日間のパターンでした。
おがさわら丸予約エピソード
おがさわら丸の予約は原則2ヶ月前の同日9:00開始です。しかし、GW・夏季・年末年始といった混雑期は別途に一斉発売日が設けられます。毎年状況は変わる恐れがあるので、都度チェックしておきましょう。
予約方法はネット予約、電話予約、小笠原海運への来店購入、旅行代理店での購入などがありますが、今回採用したのはネット予約でした。平日ど真ん中、予定の都合で嫁さんと別々の場所で開始時刻を待ち、アクセス集中でろくにページも表示されない中嫁さんが無事予約をゲットしました。とはいえその時は、等級さえ選ばなければ夕方を過ぎても空きはあったようです。
小笠原民宿予約エピソード
おがさわら丸の予約完了後、ペンションや民宿にに片っ端から電話して宿の確保に移りました(仕事時間の都合上主に嫁が)。参照したのは観光協会の宿泊施設一覧です。
しかし蓋を開けてみると、どこもかしこも予約でいっぱい。どうやら、
宿を仮予約⇒おがさわら丸の予約⇒船が確保できたら本予約
というシステムがあるようで、その仮予約で既に埋まっているようなのです。
ほとんどしらみつぶしに電話をしてどうにか空いていた宿を予約できましたが、船の予約開始前から宿の確保は動くべきのようです。
また当初、小笠原4泊のうち3泊は父島、途中の1泊を母島にしようと考えていました。ですが、父島の宿で空いていたところはどこも1航海(おがさわら丸が父島に着いてからまた東京へ戻るまで。今回の場合4泊)の間ずっと連泊し続けることが条件でした。ちなみに母島の方は1泊だけでも予約可能でした。
父島の宿の1航海分連泊条件が混雑期特有のものなのかは分かりませんが、いずれにしてもおがさわら丸を予約するずっと前から問い合わせるなどして計画と準備を進めておく必要がありそうです。
アクティビティ(ダイビング、ドルフィンスイム)の予約について
宿より後でもどうにかなります。ただ、宿を押さえた後くらいのなるべく早いうちに抑えたほうが良さそうです。
気温・服装
年末年始の最高気温は25℃程度。日が落ちてもさほど冷え込まないので、中には半袖半ズボンサンダルで集落を歩く人もいます(あまり真似はできないけれど日が高い時間帯なら十分あり得る)。寒がりな人でも何枚も着込む程ではありません。
ちなみに自分は長袖シャツに雨風を防ぐアウター(マウンテンパーカー)、ちょっと寒いときは中にパーカーを重ねました。なのに足元はサンダルだとかいう時もありましたが。念のために薄いダウンも持っていましたが使っていません。
ただし、海に入って全身が濡れるとそれなりに寒いです(特に海を上がってから)。海開きイベントを元旦に開催こそしていますが、全力の海水浴にはウェットスーツが必要と言われる温度です。なので海開きイベント本格的に海水浴を楽しむ人はごく少数です。
小笠原滞在スケジュール
12/29
11:00 おがさわら丸乗船・出航
12/30
11:00 父島到着
PM ドルフィンスイム・南島上陸ツアー
12/31
AM~昼過ぎ 体験ダイビング
夕方 観光しつつ原付で父島を軽く一周
深夜 カウントダウンイベント参加
1/1
早朝 中央山でご来光
AM~昼過ぎ 海開きイベント
夕方 原付で父島を走り観光
1/2
朝 ははじま丸乗船
昼 原付で母島を走り観光
夕 ははじま丸乗船、父島着
1/3
朝 遊歩道
昼 買い出し・土産選び
15:30 おがさわら丸乗船
1/4
15:30 竹芝客船ターミナル到着