出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。

船と原付で行く三宅島【2】原付レンタル・メガネ岩・伊豆岬

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朝信レンタバイク

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(8:53)

朝食を済ませ身支度を整え必要な荷物だけを手にしたら、いよいよ宿の外へ出発です。写真は「民宿 遊」さんの入口付近です。

これから丸一日三宅島を回るわけですが、島内の移動手段は毎度のように原付レンタルです。

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(9:14)

朝信レンタルバイクさん。島で唯一原付やバイクの貸し出しを行っているお店です。余談ですが「ちょうしん」と読みます。当初「アサシンかな……?」と本気で思っていた自分。なにが暗殺者だよ。

朝信さんは、民宿遊さんから600m程度なので徒歩でも問題なし。というか宿の選定時にはその近さもある程度考慮に入れていました。

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お店に向かいながら連絡先の携帯番号に電話を入れると、丁度僕らが店先に到着したタイミングで朝信のご主人も軽バンに乗って登場。店に常駐している訳ではないので、余裕を持って連絡しましょう。電話をした者である旨を告げると、すぐ貸出手続きが始まりました。

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(9:14)

いざ出発。ちなみにヘルメットは無料で一緒にレンタルできます。僕は家から自分のを持ってきていますが。グローブはたとえ軍手だろうと保護のために持参して着用することをお勧めします。

明日の今くらいの時間まで……ということでレンタルをお願いしたのですが、本来夜をまたぐ24時間貸しは行っていないとの事。しかし、最近借りてくれる人もそうそういなくなってきたしせっかくならと、今回ご厚意で夜の間も借りっぱなしが実現しました。やったね。その代わり、日没後は町中以外の暗い中を走ってはいけないと強く念を押されました。なお、ガソリンはこちらで給油する必要はなく、そのまま返してくれていいとの事。レンタル料に燃料代も込みということです。

(レンタル時の規則についてはお店の指示に従ってください。貸出時間に関する今回のご対応については当時特別に許可いただいたものです。念のため)

借りる手続きには免許証の提示と住所名前電話番号、そして宿泊先を記入します。最近は2輪を借りてくれる人もあまりいないから、と喜んでいただき、なんだかこちらも嬉しくなりました。

まずは港の方へ向かってみましょう。三宅島だと東海汽船はその日の風向きや波のコンディションによって3つの港のいずれかから発着するのですが、今朝接岸・上陸した所ではない港が近いので、そこから攻めます。

 

阿古漁港船客待合所

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(9:15)

はい着きました。阿古地区錆ヶ浜港の待合所です。好天に友人Iも超ハイテンションです。何も言っていないのに唐突に映り込んでベストタイミング。この後彼をはけさせて撮り直しましたが、せっかくなのでこちらを採用します。

(※今回2台のカメラを頻繁に併用しており、それぞれの時刻設定が微妙にズレているため、上のように写真間の時間経過が極端に短くなる部分があります。といっても2~3分程度なので軽く流してもらえると幸いです)

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(9:16)

アニメ『つうかあの展示スペースが申し訳程度にありました。

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つうかあ』は2017年秋に放送されたアニメオリジナル作品。レーシングニーラー(側車付きオートバイ)に乗る女の子たちのお話なのですが、その舞台にして主人公の地元がここ三宅島なのです。

もちろん僕は三宅島行きが決定してすぐAmazonのプライムビデオで全話視聴しました。今回の旅でもうるさくない程度にちょいちょい聖地巡礼要素を交えていくのでよろしくお願いします。

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(9:16)

待合所には島の模型が。これからこの島を一周するのです。原付で。

 

メガネ岩

待合所から直線400mほど。

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(9:27)

メガネ岩というからには眼鏡橋みたく2つのアーチが……あれ?

ひとつしかありません。かつてはメガネ状だったものの、1962(昭和37)年の噴火と共に地震が起きて、片方が崩れてしまったんだとか。それがこの切れ目となっている右側です。

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(9:27)

離島ツーリングは本土より無造作に停めても邪魔になりにくいので楽です。だからといってどこにどんな停め方をしてもいい訳ではありませんが、停まりたい時に停まりたい場所で停まれる環境と乗り物は観光に持ってこいです。

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それにしてもすごく暑いのです。直射日光がじりじりと。

 

三宅村火山体験遊歩道

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1983(昭和58)年の噴火によって集落の一部を飲み込んだ溶岩流。噴火の脅威を忘れないようにと、その上に遊歩道が完成したのが2007年のことです。

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同時に植物のたくましさも感じますが、35年たってもこの程度と思うとやはり噴火の力はすさまじい。

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遊歩道の途中に現れるこの廃墟は、旧阿古小中学校跡。校舎の1階部分は溶岩に埋まり、2階部分の途中まで浸っています。

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体育館でしょうか。屋台骨の鉄骨がぐにゃぐにゃになっているのは経年だけではない気がします。

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撮られる友人I。

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撮られる僕。

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車道の方に回り込むと反対側から校舎が見られます。

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溶岩流で埋まった1階部分が真っ暗。この校舎でせき止められたおかげで、こちら側からは建物の下まで見えるのです。

 

鉄砲場

阿古地区を離れ、島を時計回りに一周します。次に差し掛かったのは鉄砲場と呼ばれる場所。ここにはかつて自動車整備工場があったのですが、溶岩流で丸ごと押しつぶされ、今では自動車の一部が断面に見え……

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思ったほどよく見えねえええええええええ!!!!!!

 

為朝の袂石(たもといし)

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(10:19)

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為朝が常に袂に入れて持ち歩いていたという石。こんなでかいのをそんなまさか。

座り心地が良いと説明板に書いてあったので座ってみました。ケツにしっくりくるポイントを探しているところです。

 

高根カーブ

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アニメ『つうかあの作中に、島随一の難所として登場するカーブです。それだけです。この付近は高根カーブだけでなくちょくちょくカーブに名前がついています。

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カーブのアウトコースで工事をしていました。ひょっとしてレーシングニーラーが突っ込んだからでは?

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カーブと高低差を兼ね備えた、確かに大変そうな場所です。

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なぜ脚をクロスした……?

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このあたりは島でも随一の峠道。海の向こうには神津島

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夏ですなあ。

 

物見処(もれんど)遺跡

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完全に名前に釣られて寄りました。

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観光マップや観光協会のサイトでも紹介されていないどマイナースポットです。土着信仰と仏教が融合した中世~近世の特殊な遺跡だそうですが、ぶっちゃけ見るものはありません。でもこの語感良くないですか、もれんど。

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炎天下、道のど真ん中でうつぶせになったまま動かないカエルを励ますべく水を垂らす僕。翌日ここを通っても潰れた姿などは見なかったので、無事道を渡り切ったと思われます。

 

伊豆岬

都道(三宅島一周道路)をちょっと離れて、海沿いの道を走った先にあるのが伊豆岬です。

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この光景を見た瞬間、北海道にでもワープしたんじゃないかと思いました。なんだこの開放感は。

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東屋つきの展望台があります。

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天気の良さと相まって、壮大なスケールの風景を目の当たりにしました。この中を走るのが楽しいのなんのって。また明日ここに来ることを固く決意しながら、次のスポットへ行きました。

 

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海岸に出ると、水泳のイベントをやっていました。宿を予約した時に「水泳の大会で来るんですか?」って言われたのはこれらしい。この日同じ宿に泊まる客は自分たちの他にもう一人いたのですが、今朝の朝食で居合わせて話を聞いたところ、その方はこれ目当てでの来島だったようです。

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(11:45)

レンタル原付での三宅島一周はまだまだ続きます。