前の晩の宿「グッドイン加治木」は、霧島と鹿児島の間に位置する姶良(あいら)市の加治木町にあります。鉄道の最寄り駅は加治木駅。なんとなく夜の散歩に出かけていました。
(21:07)
(21:08)
(21:09)
この、確かな生活感の感じられる程よい田舎感、好きです。
(8:31)
ということで本日もガンガン走っていきます。錦江湾を右手に見つつ、湾沿いを大隅半島方面へ向かって走ります。海際を走り桜島がぐいぐい近付いてくる感じがとても楽しいです。
道の駅たるみず
(8:50)
途中、眺めの良さそうな道の駅を発見したので停まってみました。
(8:55)
この道の駅には長~~い足湯があるのですが、朝一だし順当に暑いしで利用者は誰一人いませんでした。
(8:52)
予想通りの壮大な桜島ビューです。走っても停まってもついつい眺めてしまうこの感じ、富士山のそれと同じです。しかもこいつは煙吹いてやがる。
我が胸の燃ゆる想いに比ぶれば煙は薄し桜島山
— 奇行太朗 (@kiko_taro) August 16, 2018
(別に今の心境を詠んだ訳ではない) pic.twitter.com/TOoP7SMxuB
(9:09)
「ハイ!どうぞ!」なんて言うから何かと思ったら、文字通りの灰でした。桜島のらしいです。わざわざ缶になんて詰めて。ネタとしては面白いので買おうかかなり悩みましたが、本気で使いどころが分からないのでやめておきました。
フェリーなんきゅう(根占~山川)
(10:26)
桜島には上陸せずそのまま大隅半島を南下し、根占港へやって来ました。これからフェリーに乗って薩摩半島側へと渡りたいと思います。ここまでお読みになった方はなんとなく分かっていらっしゃるでしょうが、乗れるフェリーにはとりあえず乗っておくのがポリシーです。
(10:26)
見るからに手作り・手塗りの顔出しパネルがいい味出しています。
(10:27)
なぜかフェリーの受付前で里親募集中のクワガタ。どういう経緯でここまで至ったんでしょうか。そしてクワガタに引き取り手は見つかるのでしょうか。
(10:28)
(10:41)
どう見てもレシートな紙を乗船券と渡されて待機。11時の出港まで時間はありますし、乗るべき船がまだ接岸していなかったので、ここは悠々と
(10:31)
ごはんタイムといきましょう。この待ち時間を見越して、先程の道の駅たるみずで購入していたのでした。
(10:42)
ちなみに飲み物も道の駅で買った「財宝」。今回の旅をするまで、財宝の産地がこのあたり(正確には垂水市)だとは知りませんでした。
(10:48)
ちょうど食べ終わったくらいで船が港に現れました。
(10:56)
乗船です。珍しくバイクはほぼ最後の案内でした。
(10:59)
今回もまた停めたバイクが見えるポジションでした。
(11:02)
出港。
(11:05)
遠くに桜島。そこそこ船内が混んでいたのと外が気持ちよかったので、半分くらいは外にいて、もう半分は涼しい室内で爆睡していました。結果、船内の写真がまったくありません。客室の大きさからして、今まで乗ったフェリーで一番小さかったのではないかと思います。
(11:51)
ということであっという間の下船タイム。
指宿温泉(砂むし会館砂楽)
山川港から薩摩半島に上陸し、まず向かったのは指宿温泉です。前の九州ツーリングでも来てはいるのでどうしようかなと思ったのですが、つい行かずにはいられませんでした。砂に埋まる前から蒸されるような暑さなのでどうしようかなとも思ったのですが、つい来てしまいました。
(13:15)
正午過ぎには砂むし会館砂楽に到着。写真はあとで撮ったものです。
脱衣所ですっぽんぽんになり、受付で借りた浴衣だけを身にまとい、砂蒸し会場へ。
(12:29)
砂蒸しエリアは海辺の砂浜です。
(12:29)
このブースの中に何人も寝かされるのです。一度人が寝たところはお湯(?)を満たして消毒作業をしています。そりゃ確かにそのまま蒸しまくっていたら汗臭さハンパないことになっているでしょう。
(12:18)
お買い上げの手ぬぐいタオルを頭に巻かれて砂の上に寝ると、スコップで手際よく砂を被せられます。埋められるってこんな気分なんだろうなあ。
ちなみに、スマホなりカメラなりを持って砂蒸しのところへ行くと、こうして撮ってもらうことができる(こともある)ようです。
10分ちょっとで砂を出て、普通の浴場で身体を洗い温泉に浸かり風呂を出ました。
(13:03)
風呂上がりの指宿産さつまいもアイス。この時の充実感といったらもう最高でした。
長崎鼻
(13:32)
南国快走ロードを驀進して薩摩半島最南端を目指します。
駐車場にバイクを停め、突端部まで歩きます。
(13:38)
絵面が気に入って、道の駅たるみずで購入したブッセ。昼食を取っていませんがこのブッセを食べながら歩きました。
(13:38)
地方観光地に時々あるナニコレ珍百景にあやかった標示がここにも。
(13:39)
鹿児島弁さっぱり分からねえ。
(13:42)
龍宮神社。唐突に龍宮城っぽい建物が現れたのでびっくりしました。
(13:43)
駐車場からだと灯台までそこそこ歩きます。
(13:44)
皆の願い事を叶えるために貝殻に埋もれる浦島太郎。
(13:45)
弧を描いた海岸線の先に開聞岳があるの、たまらなく行ってみたくなります。行きます、この後。
(13:48)
灯台の向こうは岩場になっていました。下りられましたが下りませんでした。
(13:50)
この写真の右の方にうっすら虹が見えるのですが、これを撮った時には虹を見つけていた覚えが無いんですよね……。
【バイク駐車場情報 長崎鼻】
長崎鼻に向かう車道が無くなるちょっと前に、公営(?)の無料駐車場があります。
開聞岳
(13:50)
あんな綺麗な円錐形をしている開聞岳の周囲をぐるりと一周できる道があるって分かったらもう行くしかないでしょう!!!
(14:11)
あれっなんか思ってたのと違うぞ。もっとこう、開聞岳を臨みながらぐるーっと……
(14:11)
人と時間帯によってはちびりそうなトンネルに突入してしまいました。思っていた道と全然違いましたがこれはこれで楽しい。
(14:30)
瀬平自然公園から開聞岳を望む。本当に綺麗な円錐形ですなあ……。
(14:34)
ところでこの直後、総走行距離45,000kmになりました。
知覧武家屋敷
(15:12)
特攻平和会館から1~2km、知覧の市街のすぐ裏に、武家屋敷通りがあります。江戸時代、薩摩藩は鹿児島に武士を一極集中させず藩内にいくつもの武家集落をつくらせました。知覧もそのひとつで、多くの武家屋敷と庭園が姿を残し国の名勝にも指定されています。通りから既にいい感じです。
通りの入口に係員がいて、料金おとな1人500円を徴収されます。チケットがわりに渡されるパンフレットを片手に、通り沿いのお宅に次々と突入していくスタイル。ただ、通り沿いでも見学できる屋敷とできない屋敷があるのでそこは標示に従いましょう。
(15:13)
どの風景がどのお宅のものか、もう覚えていないし逐一紹介してもいられないので、とりあえず撮ったものをじゃんじゃか並べます。
(15:13)
(15:15)
(15:16)
(15:16)
(15:18)
全面つつじみたいなので、花の時期にはとんでもなく美しいと確信。
(15:23)
(15:23)
(15:26)
(15:28)
(15:31)
(15:33)
このカッパさん謎の色気がある(このお宅は中には入れません)。
(15:35)
(15:36)
(15:44)
そんな感じで知覧でした。特攻平和会館は前回の九州一周で来ているので今回は行かずに終了しました。
(16:04)
図書館の駐輪場で見かけた光景。おそらくみんな高校生で、ヘルメットが学校指定なのでしょう。
ちなみに今夜は昨日と同じ「グッドイン加治木」に連泊です。なので非常に車体の軽い一日でした。
(17:32)
ホテルへの帰りがけ、蒸気屋の姶良店で家族と職場向けにお土産を買い、
(18:10)
ホテルの(比較的)近くで探したスーパーに寄って、
(6:34)
鳥刺しを買いました。買ったはいいものの、ホテルの下のジョイフルで夕飯を食べて満腹になり寝てしまったので、翌朝あわてて食べましたとさ。
通常タイスケ最後の晩餐はド安定のジョイフル。パートの女性と隣の親子連れが知り合いらしく、「こんなに大きくなってー!」的な会話が唐突に挿入されて微笑ましいw pic.twitter.com/NjKtBtGRxD
— 奇行太朗 (@kiko_taro) August 17, 2018
7日目(8/17)走行距離…225km