(10:08)
椿荘を出て八丈島一周道路を東方向へ。いきなり現れるワインディングをぐいぐい登っていきます。原付なので全然速度が出ません。だがそれがいい。
(10:18)
登龍園地(のぼりょうえんち)の展望台。
眺めは良いですが見事なまでに雲が降りてきている……。この先天候面は全く恵まれませんので絵面は期待しないでください。
(10:19)
ちなみに今回のマシンはこちら、ホンダ・トゥデイです。あえてピンクを選んだのはひとえに僕のセンスです。
(10:42)
峠を越したその先、『末吉温泉みはらしの湯』に到着です。
我々はまだ昨晩から風呂に入っていないのです。風呂です、温泉です。露天風呂もあるのですが、名前の通り見晴らしが素晴らしいです。ぼーっと景色を眺めながらしばらく景色を眺めていました。生まれたままの姿で、仁王立ちで。
(11:32)
風呂上がりの休憩室から。位置的には男湯と女湯の間に位置するので、露天風呂からの景色もおおよそ似たような感じです。
(11:30)
いや絶対わかんねえ。
まず風呂に入りたかったので南下したのですが、このままとりあえず島の南半分を回って行きます。明日があるのか分からないのでとりあえず一周します。八丈島はひょうたん型の島で、くびれの部分に港はじめ市街が広がっています。宿やレンタカーもそこです。ということで、南北を行き来する時には一度市街を抜けることになります。
(11:46)
見はらしの湯からすぐ、名古の展望台。
本当はもうちょっと先に展望台があるらしいですが、パスします。
(11:47)
ご自由にと言われましたがドアが全部ロックされていました。
(11:53)
伊豆諸島はみんな火山の島で切り立った海岸です。そしてその海岸線ギリギリまでうっそうと茂っているので、地図上では海沿いの道でもこんな風に大して視界が開けないことがほとんどです。たまに開けます。
(12:03)
島の南西側、大坂トンネル展望台付近。八丈一周道路の中では恐らく一番の展望スポットです。
(12:08)
坂を下りきると市街地に到着。これで南半分は回ってきたことになります。
沿道には八丈島伝統の玉石垣が。
(12:10)
空港付近。この辺は交通量少なめで平坦で真っ直ぐなのでテンションが上がります。
空港の向こうからは島の北半分に突入。八丈富士を登る道を進みます。
一度減速すると二度と前の速度には戻れない、原付の馬力でギリギリの坂を登り続けると、段々と木々の背が低くなり展望が――
(12:27)
☆真っ白☆
八丈富士の5合目です。本来なら眼下に島を一望できる、はずです。
(12:31)
真っ白だけど記念撮影。都市対抗野球のチーム応援席でゲットしたホンダのスポーツタオルと一緒に。
(12:41)
八丈富士の登山口。五合目をぐるりとめぐる道路沿いの、南東あたりに位置します。
さて、これからこの登山口を……行きません。
当初はここを登ってお鉢巡りを歩く予定でした。ただ5合目でこの見晴らしということは、イコールこの先いくら登ったって晴れる保証はありません。雲海という可能性もないわけではありませんが、明日の観光が危うい以上これだけに掛けるのもリスキーなのでパスを決意しました。
(13:03)
そしてやって来たのはふれあい牧場。本来はこの道の先に八丈富士がドドンとそびえているはずです。今だってそこにいるはずなんです。
(12:56)
下を見たってこのザマさ。ぼくらはいま、雲の中にいる。
(12:57)
ぼくらはいまあああああああああああああああああ!!!!
(13:01)
くものなかにいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!
(12:54)
あ、ふれあい牧場には視界一面の雲だけでなく牛さんもいます。エサの台をひもじく舐め続けていました。ちなみに人の気配は僕ら以外に全くありませんでした。
(13:26)
再び五合目を周遊します。雲海と呼ぶには上にも雲がありすぎるんですよなあ……。
一本脇道に入ったところに展望台があったので寄ってみたのですが、いかんせん雲しか見えないので何にも変わり映えがしませんでした。写真にすら収めていませんでした。
(13:30)
牛さんばいばーい。
八丈富士の北西部分にある道で、海岸まで降ります。
(13:36)
ツーリングは上り坂は走っていて楽しく、下り坂は怖い(けど見晴らしがよい)というのが基本です。
(13:37)
何も言わずに友人Iを先に行かせて写真に収める。
(13:40)
貰った地図に書かれていたので通るつもりだった林道がゴリゴリのオフロードで断念するなど。誰が使ってるんだこんな道。
(14:03)
海岸沿いまで下りきったところに大越鼻灯台。
(14:06)
灯台の脇には明日葉畑と書かれた立て看板がありましたが……どう見ても放置された公園なんだよなあ……。
大越鼻灯台からは海岸沿いを時計回りで進みます。
(14:21)
沿道に真新しい碑があって、危うく見逃すところだったのですがよく見てみると……長友ロード?
八丈島にある長友ロード。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2016年1月7日
僕もこの坂道を繰り返し走りました。
今はJリーガーやいろんな競技の選手たちが体力づくりに走っています。
また八丈島行きたいな。 https://t.co/0y789yxnq2
マジだった。
(14:22)
どうやら八丈島は自主トレの拠点だったらしく、ここの上り坂で走りこんでいたようです。
(14:31)
(14:32)
(14:32)
民家の前のねこラッシュ。
(14:35)
底土港にほど近い場所まで戻って来ました。
(14:35)
振り返れば八丈富士……のはずが裾野しか見えません。こりゃ登ったところで何も見えないわけです。
(14:36)
そしてそこにどどんとたたずむ廃リゾートホテル。
(14:38)
バリケードで封鎖されていない範囲でどこまで近づけるかぐるぐるしてみましたが、これ以上は無理そうです。時間帯次第ではわりとガチで怖そう。
(14:40)
撮るか撮られるかの戦い(同士討ち)。
底土まで戻ってきたので、市街地へ再突入します。
(14:52)
あそこ寿司。
……なんて、なんて名前だ……いやほんとにどういう意味なんだいったい。
(15:14)
そしてせっかく八丈島に来たので、本物の黄八丈を見てみたいなってことでたまたま見かけた黄八丈のお店へ。実際の店舗は道挟んで向かいの新しい建物になります。
小物でいい感じのものがあったら買って帰ろうかなと思っていたのですが、まあそもそもの単価がなかなかに高いですしグッズもピンとくるものがなかったので何も買わずに撤退。あ、でもここでソフトクリーム食べました。写真はありませんが。
(14:55)
ちなみに八丈島は「ひょっこりひょうたん島」に形がそっくりだとかモデルなんじゃないかとか色々言われています。
この後、大坂トンネルの方に戻って動画自撮りして遊ぼうかという話になって向かったのですが、途中から本降りの雨に降られることに。動画を撮ったところでなんぼのもんにもならないどころかそもそも原付で走るのが危険と思えるレベルだったので、早々に引き返して宿に落ち着きました。