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出かけた時から帰り道

旅行記。一人旅だったりそうじゃなかったりバイク(VTR-F)だったり。

房総半島暴走の旅【1】

房総半島暴走の旅 ツーリング




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【第一章】ユーカリ、フェリー、きょなん



2015年10月24日。

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8時に家を出ます。

買って二ヶ月の愛車VTR-Fも気付けば総走行距離2000kmを突破し、とうに慣らし運転の域を終えています。


今回は『房総半島暴走の旅』という名の通り、房総半島を走ることが目的です。
==== そして、東京都下こと多摩地区の我が家から千葉方面に行くためには、東京の都心部を抜けねばなりません。

ところが家から都心方面なんて何度も行っていますし道中取り上げるようなものもなく。

ということで、次の写真は出発から2時間が経過したこちら。


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京葉道路、幕張PAです。

都心部を東に抜けて国道14号に乗ったところで、そのまま京葉道路(高速道路)にイン。

納車翌日に走った東京湾一周では、この国道14号の下道の混み具合をまったく想定しておらず痛い目に遭いました。
(後々調べてみれば、国道14号船橋~幕張の渋滞はもはや日常茶飯事のようで)


そんな過去の経験をもとに、どうせ今回見るべきものはここではないのだからと高速でひとっ飛びすることに。
高速でさえ流れは順調だったものの交通量はなかなかでした。こりゃ下だったらまた確実にハマっていましたな。

なお、バイクにETCは未装備。料金所ではグローブ外してもたもたと現金支払いです。



房総半島を暴走するにあたって、見物はなんだろうと事前(前日)に調べたところ、ひとつとても気になるものを見つけました。


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それがここ、佐倉市ユーカリが丘にあります。

出発前日、ネットのマップで千葉を見ていた僕はこれを見て思いました。




……なんだこの電車は。


○山万ユーカリが丘線 公式サイト

○Wikipedia


これだけの狭いエリアを環状運転って……
それが千葉のニュータウンって……
しかもICカード使えないって……
というか駅名が雑でしょ……
なんだよ「公園」とか「中学校」って……
逆に「井野」が浮いてるじゃねえか……


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ということで、バイクを停めて乗りに行きました。
電車に乗るためにバイクでやってくるというよく分からない構図です。

上の写真が始点ユーカリが丘駅のメイン(というか一箇所しかない)改札なわけですが、ここに来るための通路がものすごく細くて不安になったよ。平日はいったいどれだけの人が利用しているのだろうか。


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券売機上部の路線図もいたってシンプル。
ラケット状の路線4.1kmを、反時計回りに環状運転しています。


車両の原理としてはお台場の「ゆりかもめ」等に見られる新交通システムと呼ばれる類のもの。
コンクリの平らな面の上をタイヤで走る電車です。


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運賃は一律200円で子供は半額。

乗り心地としては、ややゆっくりめなゆりかもめそのもの。何の変哲もないベッドタウンをちょぼちょぼと走り抜けます。


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車両は古そうなわりに使われ方がきれい。
窓にカーテンついてるってのが驚きましたが。


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そんなこんなでぐるっと一周乗って、始点のユーカリが丘のひとつ手前「地区センター前」で降りました。


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こんな風に高架になっているのはユーカリが丘周辺だけで、環状の部分はほとんど地上レベルを走行していた印象。速度もまあまあです。


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人気がないわけではないのだけれど、半端としか言いようがない利用人数と運行頻度。そして独特な駅舎。

近辺の開発を行った不動産会社が運営しているというその業態もさることながら、運行路線から車両から雰囲気までもが独特な、不思議な路線でした。

……だからってわざわざ乗る価値があるかと訊かれればうーんって感じですが。
少なくとも「乗ってみなよ!」と他人に薦められるほどの何かがあるわけでもありません。


本当なら途中の駅で降りて次の電車を待ちつつ、駅やその周辺をぷらっと見て回れたら良かったのですが、先を急ぐので早々とユーカリが丘を撤退。

僕はこれから房総半島をぐるっとせにゃならんのです。館山をぐるってしてこようってんです。
正午近いのにまだ半島の付け根ですよ。


ユーカリが丘を離脱後は、国道16号に乗り内房の沿岸部へと向かいます。
千葉市内で国道357号にぶつかったら、そこを南下。

ここからずっと道なりに内房を走ります。
もはやおなじみの東京湾一周ルートです。
……ので、写真もほとんど撮らずにひた走りました。


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トイレ&給油のためにピットインしたガソリンスタンドの洗面台に、ネットで見たことあるムキムキ犬の写真が飾られていたんだがどういうことだってばよ……。


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ということで、さくっと浜金谷です。東京湾フェリーの港です。
いつもはここからフェリーに乗って神奈川県は三浦半島久里浜へぴょんと行っていたわけですが、今回は房総半島制覇なので先の陸路へ向かいます。

これからがようやく未知の世界。
わくわくしつつも、既に14時30分なのでだいぶ時間が押していて焦る。


時間が押しているのは分かっていても、この金谷港にはいつも「やべえフェリーまで時間ねえぞ!?」的な状態でしか訪れたことがないので、とりあえず一通り見て回りたい。


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ここは恋人の聖地だったらしい。
独りで来ていますが鐘鳴らしておきましたよええ。


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いつもは速攻でチケット買って飛び出すだけの建物にある土産売り場。
何か面白いものは……面白い……ものは……。


ということで、先を急ぎます。
鋸山なんかは、ロープウェイに乗って登ってみたさはありましたが時間が時間なので断念です。


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とか言っているくせに、道の駅を見つけると寄ってしまうこの意思の弱さよ。

道の駅きょなんです。
鋸南ってひらがな表記だとどことなくエロさを感じるのは僕だけですか。


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このあたり(鋸南町)は浮世絵の祖である菱川師宣の出身地だそうで、「菱川師宣記念館」が道の駅に併設されています。
場所のわりにかなりしっかりした建物でした。

○菱川師宣記念館

入りたくはありましたがこれも時間が時間なので断念。
日没を迎えてしまっては房総の景色を楽しむこともできないので、とにかく目的地へ走るのです。


【第一章】幕張→鋸南編 ~終~