出かけた時から帰り道

バイクや車やフェリーや列車や飛行機や自転車による旅行記群、分割日本一周の記録です。VTR-F乗り。

青ヶ島旅行記【1】八丈島・あおがしま丸・三宝港

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2018年2月16日。

羽田空港

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(6:38)

始発の電車で地元を出発し、羽田空港へ。

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(6:47)

普通の出発ロビーのあるところからエスカレーターを下って、地上レベルのロビーへ。

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(7:13)

Twitterしたりコンビニで買った朝ごはんを食べたりしながら時間を待ち、時間になったら搭乗開始。ゲートを抜けた先には、

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(7:14)

バス。地上レベルのロビーなのはこのためか。だいぶ長い距離をバスで連れていかれ、飛行機のもとへ。

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(7:23)

乗車時間なげえ。

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(7:28)

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(7:51)

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(7:57)

その後30分間は寝てました。

 

八丈空港

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(8:26)

窓の外には八丈島。海面を見てみると白波が全く立っていない2月の伊豆諸島は1年でも最も海が荒れる時期なはずで、東海汽船さえ欠航することが多くなります。

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(8:29)

八丈空港に着陸。以前八丈島に来た時には八丈富士の全貌が拝めないレベルで雲が掛かっていたのに、今日の空はピーカン。

飛行機を降りたら、青ヶ島村のサイトに掲載されているあおがしま丸運航状況の番号にTEL。

www.vill.aogashima.tokyo.jp

もしや人が出てくる……? と思いきや、その日録音したと思われる録音メッセージでした。いわく、あおがしま丸は予定通り運航するとのこと。

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(8:38)

すぐさま空港内の東京愛らんどシャトルのカウンターへ行き、予約していた往路のヘリをキャンセルしました。

青ヶ島へ行くには八丈島経由でヘリに乗らなければなりません。青ヶ島は地形や海流の関係から船の就航率が低いことで有名。就航率は年間で60%、特に海の荒れるこの時期は40%にまで落ち込みます。そんな船だのみで渡航するのはリスキー以外の何物でもないので、八丈島青ヶ島はあらかじめ往復ともヘリを予約済みでした。しかし、たとえヘリのキャンセル代を払ってでも船に乗り込むと、トータルの片道運賃は半額ぐらいにまで抑えることができます。

このあたりの選択含め、旅行全体の計画などについては青ヶ島上陸記【0】概要・アクセス・2泊3日旅行プラン』をご覧ください。

u-travel.hateblo.jp

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(8:39)

まだちょっと時間がありそうなので空港の売店を物色。青ヶ島でのお土産調達はほぼ見込めないため、帰りがけの買い物の予習をします。

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(8:40)

八丈島の酒に並んで青ヶ島の焼酎「青酎がありました。

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(8:46)

八丈島の特産黄八丈」のアイテムの取り揃えが一番いい場所は空港売店でした。前回来たときは行きも帰りも船だったので完全にアウトオブ眼中でした。

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(8:49)

船に乗るためぼちぼち港へ向かいます。3.5㎞くらいあるのでタクシーで向かいます。このタクシー代込みでも、船ならトータル半額くらいで済むのです。こんな時間に空港から直に港へ向かうもんだから、運転手の方に一発で青ヶ島行きとバレました。

 

底土港

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(8:55)

ものの5分で底土港の待合所へ到着。タクシー代はたしか1,500円くらいでした。

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(8:56)

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(8:59)

あおがしま丸の切符を2,620円で難なく入手。料金は燃料市況により上下します。切符を買う時、滞在する宿の名前を訊かれました。決まっていないと渡らせてもらえないんだろうか……?

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(9:06)

そのまま底土港で乗船開始まで待機。手前で接岸しているのは東海汽船橘丸。昨晩のうちに竹橋を出発している便が到着していました。青ヶ島行きの「あおがしま丸」はこの橘丸が離岸してから接岸すると券売所で説明があったので、遠目にぼんやり眺めて待ちます。

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(9:06)

左手奥にぷかぷかしているのがあおがしま丸。

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(9:32)

橘丸が離岸するやいなやじりじり近付き煽るあおがしま丸。そろそろ船のところへ向かいましょう。

 

あおがしま丸

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(9:36)

橘丸と並んでいた時は小さく見えましたが、こうして見上げるとそれなりの大きさ。と

いうか、乗客と思われる周囲の人が数人しかいないので十分すぎる大きさ。

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(9:38)

乗船。内心めっちゃワクワクしてます。

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(9:44)

客室。収容人数は50名程度で、この一室のみです。本日の乗客は自分を入れて5名。キャパ1/10。どう考えても儲けのある路線ではありませんが、この船は青ヶ島に物資を運び込むための重要な輸送手段。旅客の採算性の問題ではないのです。

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(9:43)

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(12:13)

船内は客室と最低限の廊下くらいで、ふらふらと出歩ける場所はほとんどありません。しかし船内は新しく綺麗です。

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(10:16)

各所のドアが重たいので最初気付かなかったり気付いても躊躇したりしましたが、デッキに出ることもできます。客室を出て右手のドアを開け階段を上った先です。

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(10:16)

さらば八丈島

ところで、宿の予約時には当初の予定通りヘリで向かうと連絡してあったのですが、船に乗るということは到着の場所も時間もすっかり変わってしまいます。(ヘリ9:20発⇒9:40着、船9:30発⇒12:30着)

ヘリをキャンセルした直後から、遅くなる旨を宿へ何度か電話を入れたのですが繋がらず、やむをえず乗船の直前に留守録を入れたところ、出港前の船内で折り返しの電話をいただけました。急な変更にも快く了承していただき、迎えの車を港まで手配してくれるとのこと。ありがたや。

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(10:19)

双眼鏡だと?

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(10:19)

開けたらちゃんと双眼鏡が入っていました。が、潮でかぴかぴになっていたので使えるのか疑問でしたし何より顔に近づける気にならずそっと閉じました。

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(10:22)

八丈島から青ヶ島までは3時間の航路。特にすることもないし結構揺れるので、中盤は客室で毛布をぜいたくに使って寝ました。白波は立っていないのでこの時期にしては奇跡的な海況だと思うのですが、それでもうねりが大きく内臓を揺さぶられます。序盤調子こいてスマホを見ていたらちょっと気持ち悪くなりました。

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(12:08)

昼寝を挟んでデッキに出ると、進行方向に見える島影。

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(12:18)

見た目人の住んでいる島とは思えないくらいに沿岸が断崖絶壁。

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(12:28)

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(12:32)

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(12:37)

枚数稼ぎしている訳ではありません。徐々に近づいてくるワクワク感を伝えたいのです。あと、海面が水平になってないのは船がそこそこがっつり揺れているからです許してください。

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(12:40)

ようやくクリアに見えてきました。

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(12:45)

我々は北から渡って来ていますが、港は島の南側にあるので沖をぐるりと回ります。

 

三宝

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(12:49)

そして見えてくる港。三宝港(さんぽうこう)は現状青ヶ島で機能している唯一の港です。港のこぢんまり具合に対し、コンクリートで固められた斜面の規模がアンバランスなまでに圧倒的。島の生命線ゆえ、絶対に死守しようという執念を感じます。

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(12:54)

つづら折りになっている道は旧道。現在は画面中央に開いているトンネルが村落への路です。

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(12:56)

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(12:58)

港へと入り、接岸作業が始まります。えっこれ接岸できるのというレベルの波のうねりの中、たぷんたぷんと上下しながらなんだかんだで接岸します。沖では白波が立たない程度なのにこれだけ揺れているとなると、就航率が低いのも頷けます。

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(13:01)

今まで乗った船で一番タラップが揺れていました。

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(13:03)

そして念願の青ヶ島上陸です。帰る予定の日は船の休航日なので、船に乗れる可能性があったのは往路だけ。なんとも運の良いスタートです。

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(13:04)

法面がすごいPS2くらいの時代のポリゴンっぽい。

桟橋を上がり船の到着を待つ人々や車のいるスペースに進むと、その中に予約していた宿名のパネルを持つ人が。名乗って挨拶をすると、「これから船の荷下ろしが始まるので10分くらい待っていてほしい」とのこと。クレーンで船から降ろされたコンテナをフォークリフトが運び、島民たちの車のもとへ。下ろされたコンテナが開かれると、満載の段ボールたちを次から次へと手分けして運び出しては車に積み込んでいました。
積み替え作業を遠巻きに眺めつつ、部外者の自分は港の付近を散歩しました。

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(13:11)

待合所と書かれた建物がありますが人の気配はゼロ。事前に他の旅行記を読んでいたのですが、どうやら過去の高波で廃墟となったそうです。

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(13:10)

中の様子。ちなみに現在の待合所はもう一段高台の場所にあります。

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(13:13)

車のもとへ戻ると、ちょうど積み替え作業の終わり頃。後部に段ボール満載の軽バンの助手席に収まり、青ヶ島の内部へと出発です。