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出かけた時から帰り道

旅行記。一人旅だったりそうじゃなかったりバイク(VTR-F)だったり。

二輪教習日記【1】

2輪教習日記



先日、母校に再入学してきました。

……というのも教習所です。普通自動車の免許を取った母校で今度は中型二輪を目指します。
学科(交通ルール等を勉強する座学)は免許持ちということで免除。技能教習17時間のみの通いとなります。

第1段階(所内)…9時間
第2段階(路上)…8時間
     ↑嘘つきました第2段階も所内です(6/20)
教習では長袖長ズボン必須、ヘルメット等プロテクター貸出有、グローブ(軍手でも可)持参。


20150613.jpg


そんなわけでグローブだけちゃっかりAmazonでポチりました。3000円。
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適性検査を先週末に済ませ、本日が教習初日。
4輪とは異なる教習受付の流れやプロテクターの着け方を教わり、早速バイクのもとへ。



教習車は、教習車としては王道中の王道であるCB400SF。
間近で見るとその質量感がすごい。大学同期の原付に何度か乗ったこと以外で二輪に触れる機会なんてもちろん初めて。
わくわくはしたけれど、果たしてこれを乗りこなせるんだろうかという疑問も。



最初の時間は、5人に対し教官が1人でスタート。
まずはスタンドの立て方と、倒れたバイクの起こし方からです。


バイクにスタンドは2種類ありまして、

・センタースタンド(車種によってはないものもある)
 →ママチャリのスタンドとだいたい同じ要領。車体を直立のまま支えるスタンド
・サイドスタンド
 →自転車のサイドスタンドとだいたい同じ要領。

要領は一緒でも車体が180kgもあると一苦労なんですけどね。天気はピーカンで汗もだらだら。
センタースタンドを掛ける時がだいぶ重たいですが、体重をしっかりかければ案外あっさりいけます。



お次は、倒れたバイクを起こす練習。
地面に横になったバイクを自力で起こします。左右どちらもやります。これができないバイクには跨るなと言われるくらい大事な動きです。

この練習で察したのが、降車時の人力による取り回しでは基本的に力の容赦は必要ないんだなということ。
前へ後ろへ押し歩くこともしましたが、それを悟ってからは当初よりもだいぶすんなりいけました。いや重いもんは重いのだが。


教習生全員がバイクを起こせたら、エンジン始動。
センタースタンドをかけて後輪を浮かせたバイクに跨り、

エンジンスタート→ローギア(1速)発進→停止

の動作を繰り返します。慣れてきたらセカンド(2速)にも入れます。


ちなみにMTバイクの運転操作系は、

右手 :スロットル(アクセル)と前輪ブレーキレバー
左手 :クラッチレバー(エンジンの動力をギアに伝えたり断ち切ったりする装置)
右足 :後輪ブレーキ
左足 :ギアペダル

これを身体で覚えて不安定な車体の上ですんなり再現するなんてとんでもねえ乗り物だよ……
スロットルの感度が予想以上に繊細で、僕含め教習生は最初必要以上にぶおんぶおんとエンジンを吹かしていました。


勝手な憶測ですが、4輪をAT限定で取った人はこの初日の教習はかなり苦労するんじゃないかと思いました。
というのも、マニュアル操作について基本的な原理の説明をすっ飛ばしていきなり実技でクラッチ操作させるので。


両手両足あべこべな操作系統に僕も混乱しましたが、唯一の救いは半クラッチのツボが4輪以上に寛大なこと。
4輪のクラッチはツボらしいツボを確実に突く操作が求められますが、バイクのそれはとりあえず半分くらいレバーを握っていればすんなり繋がります。
……と、3年前に半クラに悩まされた自分と照らし合わせての正直な印象です。


ところで、車の個体差のせいか分からないのですが、ギアをN(ニュートラル)に入れるのが苦手で苦手で。
というのも、2輪のギアはつま先でペダルを跳ね上げるごとに1→N→2→3→4→5という具合に変わっていきまして。1速からNに入れるにはやんわりとペダルを押し上げなければ、すぐ2速に入ってしまうのです(走行時スムーズに1→2を行うために、その軽さはある程度必要ではある)。
後々教えてもらうことですが、エンジンを一度切ると比較的簡単にNに入れられます。それでもこの日最後の最後まで苦手だった。



初日の教習は2時限連続教習(連続で受けることが条件)。
その半分の50分がこれで終わりです。



後半からはいよいよバイクを走らせます。
前半から一緒の教習生5人と、今度は教官が2人増えて3人体制です。

4輪の通らない路上で、センタースタンドを掛けた状態でやった発進と停止の練習。今度はスタンドを上げた状態なので当然ながら前へ進みます。

まずはスロットルを回さずにローギアのまま発進と停止(=クラッチの操作のみの練習)。
慣れてきたら、ローギアのままでスロットルをちょっとだけ回して発進と停止。

この練習に伴ってちょいちょいバイクを押して歩いたのですが、やはり「押すことに容赦はいらない」と分かれば180kgという重さの割にはすーっと動いてくれます。いやそれでも重いものは重いし汗が吹き出るのだけれど。


ローギアでの操作に慣れたらいよいよ2速。


エンジンスタート→ブレーキ開放→スロットル回す→クラッチ繋ぐ(走行)→クラッチ切る→シフト(ギア)アップ→クラッチ繋ぐ(走行)→クラッチ切る→シフトダウン→ブレーキ掛ける→停止


操作をすべて噛み砕くとこの手順になるわけですが、どうも停止前のシフトダウンが遅れがちor忘れ気味で、終盤にやたら焦る。
あげくその慌てっぷりによって一度、停止後に転倒をかましました。
華麗なる前回り受け身を披露しましたが、後続車に轢かれかねない動作です。気をつけましょう。

あともうひとつ自分が忘れがちだったのは右足の後輪ブレーキ。これも高速度からの減速で忘れるとスリップするので死にたくない人は忘れないようにしましょう。


ぎこちないながらも2速走行ができるようになったら、所内のコースへ。
外周(一番道幅の広い簡単な一周)をぐるぐるしたり路肩に停止したりを繰り返しました。

教官の先導で教習生がカルガモのように連なり外周をぐるぐる。残り2人の教官はアドバイスの声を掛けながら隊列の横を器用に行き来します。
横についた2人の教官はどちらも女性だったのですが、バイクを乗りこなす女の人がもう格好良すぎて格好良すぎて。2輪の教習生の中に時々ぽつんといる女性の教習生にもドキドキを禁じえない。


という話はさておき、この辺でようやく「バイクに乗ってる感」がふつふつと湧いてきました。



風になれる気がする! たのしい!

でもこれ御陀仏にも簡単になれる気がする! あぶない!

走ってないときは汗だらだらだよ! あつい!

けど走り出すと原付よりも安定感はんぱねえ! やっぱりたのしい!

……以上感想。


後日加筆修正をしたうえでまとめる可能性もあるので、長々と書いてみました。
でも教習内容からしても、ここまで長くなるのは最初で最後でしょうかね。


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