(6:27)
おはようございます、高知の朝です。
暗くなってから高速と国道でさっと移動してきただけなので、まだ高知に来た感はありません。
(7:06)
ホテルの入り口のところにはりまや橋が。
本物はがっかりスポットだって言うので、これで見たことにしちゃだめですか? だめですか。
(7:07)
(7:07)
なんて言ってるか分からないシリーズ。
朝一でバイクに荷物を固定してから、ホテルの朝食へ。
ごくごく普通のビュッフェでした。
(7:21)
お前香川では「香川が一番」って言ってただろ覚えてるぞ。金毘羅宮で見たぞ。
本日もまたなかなかの移動距離となります。
しかも、時刻に多少の縛りがあるのでスケジュールからの遅れは避けたいところ。
早速高知の東側へと進みます。
まずは高知といえばの観光スポット桂浜。
(8:04)
桂浜公園の市営駐車場。
左手奥に見えるのは浦戸大橋です。
駐車場は8:30~18:00が営業時間のようですが、時間外には駐車できない訳ではなくなんと無料になります。
ということで無料でしたラッキー。
……まあ、どうやらバイクは50円らしいのでそこまで躍起にならなくてもいいかもですが。
(8:06)
駐車場からすぐのところにある「とさいぬパーク」
昔からここで闘犬が見られるそうですが、今回は先を急ぐのでパスします。
(8:09)
言わずと知れた龍馬像。
ちょっと高台にあるので登り階段がややしんどいのと、こいつが意外とでかいのはあまり知られていないと思います。
(8:36)
でかいしかなり高いところに立ってるんですよ龍馬さん。
(8:16)
さて砂浜だよ。
砂浜といっても、海水浴場あたりのそれよりも明らかに砂の粒が大きい。
砂利にほど近いです。
波打ち際からだいぶ引いたところに歩道が舗装されていて歩きやすいです。
どこかしらで誰かが常に舗装の上の砂利を掃いてどかしているのが、なんとも益体ないけど仕方ない。
(8:18)
とりあえず向こうまで。
(8:24)
振り返るとでかい客船が。
まさかこいつの影響を後々食らうことになるとは、この時は想像だにしなかった。
(8:28)
とりあえず浜の向こう側まで来たけれども、岩の上に小さな神社があるだけで他に何かあるわけでもなくすぐ引き返しました。
【バイク駐輪場情報 桂浜】
桂浜公園駐車場を利用可。日中は有料。詳細は先述の通り。
(9:05)
桂浜を離れますが、高知観光はまだまだ続きます。
お次は高知城。
突然ですが話は変わりまして。
バイクというのは見かけによらず駐車場所に困る乗り物でして、その辺に適当に停めてしまえば駐車禁止の違反を取られますし、かといって世の中にはバイクを受け付けない駐車場というのが少なからず存在します。
都市部の観光地というのは特に「じゃあどこに停めろって言うんですか!」的状況に陥りやすいので、旅の計画段階でも危なそうなところはバイクが停められそうな場所を事前調査します。
公式サイトのアクセス情報に車向けの情報はあっても、バイクも受け付けているかが分からないことはよくあります。
口コミやTwitterやストリートビューにまで手を広げて調べてみますが、不明なときは不明です。
観光スポットに限らず、ホテルなんかもわりとこういうケースが多い。
ので、最近だと旅行記を残す場合はバイクの駐輪情報も書き添えるようにしています。
さてさて、この高知城の駐車場もその例に漏れず、事前の調査では駐輪できる保証のある場所がありませんでした。
それでもとりあえず向かって見たところ、高知城のオフィシャルな駐車場はバイク不可。
どこなら大丈夫そうかそこの係員に訊いてみると、
「県庁の駐車場ならバイク停めさせてくれるはず」
あ、ならよかった。
「でも、今日はクルーズ船が来るから受け付けてるか分からない」
……あ、さっき桂浜で見たあの船ですか……。
とりあえず県庁の駐車場へ行ってみたところ、今日はクルーズ船の客を受け入れるために一般利用不可。
なんじゃそりゃあああああ
僕の他にも明らかに駐車場所で路頭に迷っているバイク1台と一緒に、高知城の周りをぐーるぐる。
しばらくして見つけたのが、これでした。
【(9:23)
「2輪を除く」
よろしいならば駐輪だ。
(9:30)
高知城は、初日の丸亀城や2日目の松山城同様に現存天守として数えられる城の一つです。
四国には現存天守があとひとつ、宇和島城があるのですが今回は時間とルートの都合上行けていません。いつか行くんだ。
(9:31)
(9:37)
石段をせっせと登り到着。入城します。
(9:44)
本丸内の建築がほぼ元のまま残っているのは、現存天守でも高知城だけらしい。
(9:47)
(9:51)
(9:52)
天守からの見晴らしはいいのだけれど、いかんせん人が多めでゆっくりぼんやり眺めている暇は無かったです。
(10:03)
以上、高知城でした。
まだ10時ですがこの時点で汗だっっっっらだら流しながら歩いています。
駐車場はあるがバイク不可。
すぐ近くの県庁駐車場は普段ならバイク可(らしい)。
高知市街を離れる前に、もう一ヶ所だけ立ち寄ります。
どうせ一瞬見て終わるだけなので、至近距離にバイクを停めて撮影。
(10:36)
はい、日本三大がっかり観光スポットの一つ、はりまや橋でしたー。
そもそもなんでここ観光として有名なんだっけ……?
平成に入ってから当初の場所からすこし離れた場所に造られたものらしいですが、実際これがあるだけでもマシな方で、かつては申し訳程度の欄干っぽいオブジェ的な何かがあっただけのようですね。
ちなみに近くの通りはなんだかお洒落な感じになっていましたが、特に高知性はなさそうです。
高知市街を離れたら、また少し寄り道。
JRのとある駅へ行きます。
(11:08)
小規模ながら新しくて小ぎれいな駅舎。
その名も、
(11:08)
ごめん駅と言います。
(11:10)
うん、それが撮りたかっただけなんです。
まだまだ高知県は続きます。
次の目的地は日本三大鍾乳洞のひとつ、龍河洞(りゅうがどう)。
(11:38)
駐車場は無料。
鍾乳洞入り口よりも少し手前に停めて、土産物屋の通りを歩くことになります。
(11:40)
こんな心折れる石段が出迎えてくれますが、このすぐ右手にエスカレーターがあるので登らずに済みます。
(11:43)
いざ行かん。
大人は1100円です。やや高い気もしますがそれなりのスケールを持つ鍾乳洞です。
龍河洞は入り口から出口までひたすら上り続けるスタイルです。
所要時間は、見て歩くのがそこそこ早い僕でも30分程度。
(11:45)
ただ、洞内は長くて狭く、前の人を追い越せる部分は限られてきます。
混雑具合と前の人のペース次第ではもっともっと時間が掛かることでしょう。
(11:54)
鍾乳洞って、写真を撮ってもなかなかスケールや雰囲気が伝わらない場所のトップクラスに入ると思うんだ。
(11:57)
じっとしていれば半袖Tシャツではそこそこ寒い気温ですが、登り階段という運動を断続的に行うのでそこそこ気持ちのいい感じになります。
あと、足元がめちゃくちゃ滑りやすい。
(12:01)
前の人を抜けないどころか、大人だと身をよじらなければ通れない部分が多々あります。
(12:04)
きっちょいてね。
(12:06)
(12:09)
龍河洞は弥生時代の人が住んでいた形跡があり、神の壺と呼ばれるこれは当時置かれた土器が長年かけて石灰華を帯びたものなんだそう。
(12:11)
それを故意に作ろうとしている図。
(12:17)
洞窟を出たら、洞内で登った分だけ山の斜面を降りていく。
(12:19)
変な表札を売っている店を見つけるも、店に人の気配はない。
(12:24)
なぜか鶏の展示もしている。
この建物、滅茶苦茶臭いうえに暑い。
いちおう扇風機を回していたけれど、生き物を飼育できる環境なのかあれは……。
(12:26)
テレビでしか見たことないオナガドリがいた。
これ……すごい生活環境だぞ……暑さもさることながら、この狭さ発狂しかねない……。
ところで、龍河洞に来てからまず最初にお目にかかった土産屋の並びですが、ここによく分からない闇を見ました。
まずはこれをご覧いただこう。
駐車場に最も近い店舗のひとつの、とある店先です。
(12:29)
(12:30)
「良い品が安い店」
「他の店を押し売りなどと言って中傷するような人間など信じないで下さい!!」
次に、これをご覧いただこう。
(12:29)
(11:40)
(11:40)
「良い品が安い店って本当?」
「正直な店って本当?」
「刃物の押し売りにご注意!」
これらの看板が商店街の中に点在していました。
……なんだかよく分からないけど、何かしらの応酬がされていることは明らかである。
かつて観光客に無理やり刃物を買わせようとするような行為があるような話がネットにもちらっとありましたが、現在は特にそんなことはありませんでした。
【バイク駐輪場情報 龍河洞】
無料駐車場あり。